少し、更新をサボっていました、ちいすけです_(._.)_
先週末、ダンナと揃って何もしなかったせいで(゜ー゜;)、引越しの荷造り(をまだ何もしていないということ)が重くのしかかり、「今日は休ませてもらって何とかしよう!」と意気込んでは見たものの、飽きたので(オイッΣ(゜д゜|||))ちょっと息抜きに更新です。
先週末、こんな本を読みました。
『「粉もん」庶民の食文化』 熊谷真菜著 (朝日新書)
著者は『たこやき』(講談社文庫)という、もともとは立命館大の卒論として書いた論文が出版されて有名になった方です。
「粉もん」というと、真っ先に思い起こされるのが、たこやき・お好み焼きですが、この本では、粉(主に小麦粉)を原料としているものは、全て「粉もん」として捉えられています。
ですから、うどんなどの麺類はもちろんのこと、地元でしか知られていないような郷土料理や、たこ焼きが世界に広まっている現状の紹介、さらには原始人類の小麦の食し方に至るまで、かなり盛りだくさんの内容でした。
「粉もん」を歴史的に捉えよう、という試みも面白いですし、また色んなところに取材をされた上での記述も多く、なかなかの力作だと思います。
最近は、テーマも中身もライトな新書が流行りですが、この本はかなり時間をかけているというか、筆者の現時点での集大成のような内容で、ライトに感じられるテーマに対して、中身はかなり充実していると思います。
「粉もん」が好きな方は一読されると面白いと思います。
で、この本を読むと、やはり「粉もん」が気になるわけでして・・・・。
私のお気に入りの「粉もん」は、阪神百貨店地下の「ちょぼ焼き」と、大阪府下に何店舗かある、たこ焼きの「会津屋」です。
前者は、何年前とは申しませんが(゜▽゜;)浪人時代からお世話になっているところ。
一枚105円で食べられるリーズナブルさといい、トロンとした独特の食感といい、おやつには欠かせません。
「ちょぼ焼き」というのは、たこ焼きの原形とも言われているそうで、ポコポコと9つのくぼみがある鉄板で焼かれているので、形状は正方形なのですが、片面にポコンとした突起があります。
中にはネギやコンニャク紅しょうがなどの具材が入り、ソースやポン酢などで食します。
(最近は、変わりちょぼ焼きも出てるので、具は色々です。上に挙げたのは一番基本のレギュラーに入ってるもの。)
私は、ポン酢派なのですが、何年か前からマヨネーズもつけられるようになったので、今ではポン酢+マヨネーズ派です。
大阪でも、阪神の地下でしかほとんど見かけないのですが、本当に美味しいと思うので、機会があればせひお試し下さい。
「会津屋」は、先ほどの本にも紹介されているのですが、「ラヂオ焼き」という牛筋を甘辛く煮たものを中に入れた、たこ焼きの元祖のようなメニューで有名な、たこ焼きの老舗です。
ここの特徴は、何と言っても「ソースも何もつけずに食べる」というスタイルです。
生地自体にキチンと味が付いているので、そのまま美味しく食べられます。
また、一個がかなり小粒なので、一口で「ポイッ」といけてしまうのも魅力。
やっぱ、たこ焼きって一口で「ハフハフ」しながら食べるのが美味しいので、割って食べないといけないくらいデカイのは、私個人としてはちょっとマイナスポイントです。
(同じことを、熊谷真菜さんも書かれていたので、心強かったです(笑))
メニューとしては、「ラヂオ焼き」「たこ焼き」のほか、それぞれ「玉子入り」もありまして、それぞれに特徴のある味が楽しめます。
どれもオススメですが、一個が小さいのでアレもコレもと何種類も食べるのが、一番いいと思います。
さて、影響されやすい私なので、ウチでも「お好み焼き」を焼きました(笑)
まぁ、関西人なので、結構お好み焼きは作るんですが。
ウチのレシピは、私が実家で食べていたものをベースにちょこっとアレンジを加えたもの。
「お好み焼きなんておやつだッ!!」と、誠に失礼なことを言っていたダンナも、今では私のお好み焼きの虜です(笑)
【作り方】 (約4枚分)
1、生地を作ります。
長いも(長さ15センチ・直径6~7センチくらいの大きさ)をすりおろし、ボウルに移します。
そこに、小麦粉1カップと「ほんだし」4~5グラムを入れ、お玉で混ぜ混ぜします。
我が家では、生地に水は一切入れませんッ!
出来上がりの固さとしては、お玉ですくって落とすと、「ボッタン」と落ちるくらいのかなり固めです。
こんなにモッタリしてていいの?と思われるくらいに固めです(笑)
決して液状にはなりません、むしろ固体に近いです。
ゆるかったら、小麦粉を足してください。
多分、上記の分量どおりにすれば、団子状になってしまうことはないと思うのですが、万が一、そんな状態になってしまったら、水で固さを加減してください。
2、野菜を切ります。
キャベツは粗みじん、ネギは必ず「青ネギ」を使い、小口切りにします。
キャベツは1/2個、青ネギは一束全てを使います。
ネギが好きなら、気持ちキャベツを減らして、二束入れても大丈夫です。
切った野菜は、大き目のボウルに入れて、混ぜ合わせておきます。
3、混ぜます。
小さめのボウルや器に、野菜をお玉で山盛り2すくい分、生地は1すくい分を入れ、そこに玉子を一つ割り入れて、スプーンでしっかりと混ぜます。
(最初から、野菜と生地をそれぞれ四等分しておいても同じことですが・・(笑))
野菜の水気と玉子が入るので、生地は最初は固いですが、最後は全体がしっかりと混ざる固さになります。
4、焼きます。
鉄板に豚のばら肉を広げ、ジューッと油が出てきたら、その上に3の生地を広げて円形にします。
肉は上に載せても良いですが、ウチは基本的に肉が下です。
生地を広げたら、その上にカツオの粉・天カス・桜海老・紅しょうが(みじん切り)を載せます。
5~6分ほど待ちます。
焼き色を見て、いい色が付いていたらひっくり返します。
ひっくり返して4~5分。
この時に、待ちきれないからといって押さえつけたりしてはいけません!
こんがりと美味しそうな焦げ目が付いていたら完成です。
5、食べます。
ソースとマヨネーズ、そして青海苔をかけていただきます。
ソースはやはり、お好み焼き用のソースがいいですね~♪
ウチではイカリソースが出してる「おこのみ家」っていうソースが、最近のお気に入りです。
野菜が一枚に結構入るので、甘くてジューシーですし、長いももかなり入るので、フンワリしてます。
たまには違うお好み焼きでも・・・という方、是非お試し下さい♪
と、まあ、我が家ではお好み焼きはご飯のメニューとして、ダンナにも無事認知されたわけですが。
相変わらず、たこ焼きは「あんなのはおかずじゃないッ!」と拒まれ続け、我が家にはまだ「たこ焼き器」がありません・・・・(涙)
「買ったらたこ焼きばっかりするに違いない」
という、根拠のない決め付けをされてしまってるのです・・・・・_| ̄|○
毎回たこ焼きなんかするかーーーーーーーッヽ(`Д´)ノ
先週末、ダンナと揃って何もしなかったせいで(゜ー゜;)、引越しの荷造り(をまだ何もしていないということ)が重くのしかかり、「今日は休ませてもらって何とかしよう!」と意気込んでは見たものの、飽きたので(オイッΣ(゜д゜|||))ちょっと息抜きに更新です。
先週末、こんな本を読みました。
『「粉もん」庶民の食文化』 熊谷真菜著 (朝日新書)
著者は『たこやき』(講談社文庫)という、もともとは立命館大の卒論として書いた論文が出版されて有名になった方です。
「粉もん」というと、真っ先に思い起こされるのが、たこやき・お好み焼きですが、この本では、粉(主に小麦粉)を原料としているものは、全て「粉もん」として捉えられています。
ですから、うどんなどの麺類はもちろんのこと、地元でしか知られていないような郷土料理や、たこ焼きが世界に広まっている現状の紹介、さらには原始人類の小麦の食し方に至るまで、かなり盛りだくさんの内容でした。
「粉もん」を歴史的に捉えよう、という試みも面白いですし、また色んなところに取材をされた上での記述も多く、なかなかの力作だと思います。
最近は、テーマも中身もライトな新書が流行りですが、この本はかなり時間をかけているというか、筆者の現時点での集大成のような内容で、ライトに感じられるテーマに対して、中身はかなり充実していると思います。
「粉もん」が好きな方は一読されると面白いと思います。
で、この本を読むと、やはり「粉もん」が気になるわけでして・・・・。
私のお気に入りの「粉もん」は、阪神百貨店地下の「ちょぼ焼き」と、大阪府下に何店舗かある、たこ焼きの「会津屋」です。
前者は、何年前とは申しませんが(゜▽゜;)浪人時代からお世話になっているところ。
一枚105円で食べられるリーズナブルさといい、トロンとした独特の食感といい、おやつには欠かせません。
「ちょぼ焼き」というのは、たこ焼きの原形とも言われているそうで、ポコポコと9つのくぼみがある鉄板で焼かれているので、形状は正方形なのですが、片面にポコンとした突起があります。
中にはネギやコンニャク紅しょうがなどの具材が入り、ソースやポン酢などで食します。
(最近は、変わりちょぼ焼きも出てるので、具は色々です。上に挙げたのは一番基本のレギュラーに入ってるもの。)
私は、ポン酢派なのですが、何年か前からマヨネーズもつけられるようになったので、今ではポン酢+マヨネーズ派です。
大阪でも、阪神の地下でしかほとんど見かけないのですが、本当に美味しいと思うので、機会があればせひお試し下さい。
「会津屋」は、先ほどの本にも紹介されているのですが、「ラヂオ焼き」という牛筋を甘辛く煮たものを中に入れた、たこ焼きの元祖のようなメニューで有名な、たこ焼きの老舗です。
ここの特徴は、何と言っても「ソースも何もつけずに食べる」というスタイルです。
生地自体にキチンと味が付いているので、そのまま美味しく食べられます。
また、一個がかなり小粒なので、一口で「ポイッ」といけてしまうのも魅力。
やっぱ、たこ焼きって一口で「ハフハフ」しながら食べるのが美味しいので、割って食べないといけないくらいデカイのは、私個人としてはちょっとマイナスポイントです。
(同じことを、熊谷真菜さんも書かれていたので、心強かったです(笑))
メニューとしては、「ラヂオ焼き」「たこ焼き」のほか、それぞれ「玉子入り」もありまして、それぞれに特徴のある味が楽しめます。
どれもオススメですが、一個が小さいのでアレもコレもと何種類も食べるのが、一番いいと思います。
さて、影響されやすい私なので、ウチでも「お好み焼き」を焼きました(笑)
まぁ、関西人なので、結構お好み焼きは作るんですが。
ウチのレシピは、私が実家で食べていたものをベースにちょこっとアレンジを加えたもの。
「お好み焼きなんておやつだッ!!」と、誠に失礼なことを言っていたダンナも、今では私のお好み焼きの虜です(笑)
【作り方】 (約4枚分)
1、生地を作ります。
長いも(長さ15センチ・直径6~7センチくらいの大きさ)をすりおろし、ボウルに移します。
そこに、小麦粉1カップと「ほんだし」4~5グラムを入れ、お玉で混ぜ混ぜします。
我が家では、生地に水は一切入れませんッ!
出来上がりの固さとしては、お玉ですくって落とすと、「ボッタン」と落ちるくらいのかなり固めです。
こんなにモッタリしてていいの?と思われるくらいに固めです(笑)
決して液状にはなりません、むしろ固体に近いです。
ゆるかったら、小麦粉を足してください。
多分、上記の分量どおりにすれば、団子状になってしまうことはないと思うのですが、万が一、そんな状態になってしまったら、水で固さを加減してください。
2、野菜を切ります。
キャベツは粗みじん、ネギは必ず「青ネギ」を使い、小口切りにします。
キャベツは1/2個、青ネギは一束全てを使います。
ネギが好きなら、気持ちキャベツを減らして、二束入れても大丈夫です。
切った野菜は、大き目のボウルに入れて、混ぜ合わせておきます。
3、混ぜます。
小さめのボウルや器に、野菜をお玉で山盛り2すくい分、生地は1すくい分を入れ、そこに玉子を一つ割り入れて、スプーンでしっかりと混ぜます。
(最初から、野菜と生地をそれぞれ四等分しておいても同じことですが・・(笑))
野菜の水気と玉子が入るので、生地は最初は固いですが、最後は全体がしっかりと混ざる固さになります。
4、焼きます。
鉄板に豚のばら肉を広げ、ジューッと油が出てきたら、その上に3の生地を広げて円形にします。
肉は上に載せても良いですが、ウチは基本的に肉が下です。
生地を広げたら、その上にカツオの粉・天カス・桜海老・紅しょうが(みじん切り)を載せます。
5~6分ほど待ちます。
焼き色を見て、いい色が付いていたらひっくり返します。
ひっくり返して4~5分。
この時に、待ちきれないからといって押さえつけたりしてはいけません!
こんがりと美味しそうな焦げ目が付いていたら完成です。
5、食べます。
ソースとマヨネーズ、そして青海苔をかけていただきます。
ソースはやはり、お好み焼き用のソースがいいですね~♪
ウチではイカリソースが出してる「おこのみ家」っていうソースが、最近のお気に入りです。
野菜が一枚に結構入るので、甘くてジューシーですし、長いももかなり入るので、フンワリしてます。
たまには違うお好み焼きでも・・・という方、是非お試し下さい♪
と、まあ、我が家ではお好み焼きはご飯のメニューとして、ダンナにも無事認知されたわけですが。
相変わらず、たこ焼きは「あんなのはおかずじゃないッ!」と拒まれ続け、我が家にはまだ「たこ焼き器」がありません・・・・(涙)
「買ったらたこ焼きばっかりするに違いない」
という、根拠のない決め付けをされてしまってるのです・・・・・_| ̄|○
毎回たこ焼きなんかするかーーーーーーーッヽ(`Д´)ノ
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