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2018/12/11 11:21 |
リュートとトゥバ音楽のコラボ
今日は、七夕コンサートと銘打たれた、リュート奏者高本一郎さんと、トゥバ民族音楽演奏家の等々力(とどりき)政彦さんのコラボコンサートに行ってまいりました!!

まずは主役の高本さんの演奏から。
「ガルテンマザーの子守唄」という、ケルト民族の伝承曲が一曲目。
「子守唄」のタイトルどおり、非常にゆったりとした心地よい音楽。
いきなり寝ちゃう人がいても仕方ないんじゃ!?と思わず心配になりましたが、演奏後の高本さん曰く、

「お能の領袖の方と、どちらが観客を先に眠らせるのか議論になったことがあります」
(ほら、お能って素人にはツライですよね・・・)

とのことで、この選曲は確信犯だったようです(笑)

高本さんは、いつも一曲目を弾いた後に、トークをされるのですが、今日は
「七夕ライブと言ってますが、七夕にちなんだ曲はやりません。ただ伝説のある日なんで何かしようかと・・・」
という、ゆる~い一言で始まりました(笑)

続けて、古いヨーロッパの舞踏曲を三曲。
「かわいいヴリアン」、「シチリアーナ」、「白い花」と、高本さんのファンにはおなじみの可憐な小品です。
どれもルネサンス当時の大流行曲。
当時はすごく大衆的な曲だったのだと思いますが、今の感覚からするとやはり「う~ん、クラシックよね~(*´Д`*)」という、心落ち着く曲調です。

ビートルズの曲を今聴くと、当時は不良の音楽だとされていたことに違和感を覚えますが、その違和感を何倍にもしたような感じ、といえば分かりやすいでしょうか??

ホント、この3曲は高本さんのCDに収録されているのでいつでも聴けるんですが、聴くたびに幸せな気持ちになります♪

次の曲は、高本さんのオリジナル「アイラ島の午後」
アイラ島はスコットランドの南にある荒涼とした島で、スコッチウイスキーの産地として有名だそうです。
この曲は、高本さんがその島でシングルモルトを傾けていたときに出来上がったものだとのこと。

出来上がった過程もなんだかハードボイルドな感じですが、曲も今までの4曲とは全く異なり、非常に男性的な力強い曲調でした。
早く力強い運指を見ているだけでも目が回りそう(笑)
(実は、一番前の特等席で見ていた私。後から高本さんに『あんな前に座っててびっくりしましたよ~』と苦笑を頂きました。へへ。)

何か、「天使の歌声」といわれるリュートでも、こんなにハードボイルドな音が出るんだぁと、その表現の広さに感動したのでした


ここで、本日のゲスト、トゥバ民族音楽演奏家の等々力さんにバトンタッチ。

トゥバというのは、ロシア連邦内の国の一つで、トゥバ共和国と言うそうです。
位置は南シベリア、ちょうどモンゴルとの国境に接しています。
民族的にはトルコ系の人々が住む地域とのこと。

一曲目は「トシュプルール」と言われる、三本弦の楽器による弾き語り。
曲名は・・・・・・スミマセン、日本語じゃなかったんで忘れました(汗)

楽器の面白さもさることながら、注目すべきはその歌唱法。
「喉笛」とも言われるそうなのですが、喉を絞って独特の音を出しながら歌うんです。
「声」というよりむしろ「音」と言ったほうがいい感じ。
色んな音を駆使して歌っておられるのですが、一番印象的だった音は、オーストラリアのアボリジニが使う長~い管楽器(ディジュリドゥっていう角笛みたいなやつ)に近い音でした。

「肉声であんな音が出るんだ!!シンセサイザーみたい」と言っていたら、高本さんと、会場で仲良くなったIさんに「シンセサイザーの方が似せてるんでは???」と、ごもっともなツッコミを頂きました(゜▽゜;)

で、楽器の方ですが、等々力さんに撮影の許可を頂いたのでアップします。
F1000125.JPG
これがトシュプルールです。
もともとは四角い胴体に二本の弦だったそうですが、現在主流として用いられているこの型は1980年台モデルだそうです。

民族楽器というと、昔から同じ形で残っていそうなイメージがありますが、実際は時代の流れをうまく汲み取って、時々刻々と変化している面もあるそうです。


音も素朴で懐かしい田舎の香りがしますし、演奏を見ていても「バンジョーみたい」と思っていたのですが、案の定等々力さん曰く「恐らくバンジョーなどの影響を受けて、このような形になったのだと思います」とのことでした。
まぐれとはいえ、ドンピシャの印象だったので、ちょっと内心鼻高々だった私(笑)

次に演奏されたのは、「ホムス」という口琴
写真はコレ↓
F1000124.JPG
ちょうどタバコくらいの長さです。

口に横にくわえて、歯にしっかり当てて演奏するそうです。

音は音階の付いた音叉のようだと思っていただければ近いです。
ビオーーーーーンと金属の振動音を利用してメロディーを作ります。

何というか、異世界に連れ込まれそうというか、催眠術に使えるんじゃ!?というような不思議で、でもどこかで聴いたような懐かしい音がします。

しかし、懐かしいのも当然といいますか、実はこの楽器、効果音としてよく用いられているそうで、有名なところでは「ど根性ガエル」のオープニングの「♪プワププ~」という音も、このホムスだそうです(笑)
ちなみに私は「ど根性ガエル」ではなく、「笑点」のオープニングを連想しました(゜▽゜;)


で、この楽器で一つ気になった点が。
音叉と同じということは、結構な音波が発生しているわけですよね。

「歯が痛くならないのか!?虫歯では演奏できないのではないのか!?」
という、なんともくだらない疑問に取り付かれた私。
すると先述のIさんも同じ疑問を持たれたみたいで(笑)、高本さんにも「質問してみたら?」とのお言葉を頂き、でもやっぱり余りにくだらない質問なので躊躇していると、Iさんが聞いてくださいました(笑)

等々力さんのお答え。
「虫歯の方はやめたほうがいいです」(キッパリ)

やややや、やっぱりなーーーーーーーーーーーーーッ(笑)

くだらない質問をすみませんでした_(._.)_

等々力さん最後のソロは、五ヶ月も家を空けていたキャラバンの男性が、嫁の浮気を気にしてご飯も食べられなくなってしまうという気持ちを歌った歌(笑)
この曲、一説では670番まであるらしく、実際に673番まで歌えるという方に会われたことがあるそうです・・・。

その後お二人によるコラボレーションタイム。
トゥバの言葉で「長くて柔らかい」というタイトルの曲を演奏してくださいました。
この曲、演奏者によってメロディが異なるということで、等々力さんは「私の先生の先生が演奏するバージョンです」てなことを仰っていましたが、正直、素人の耳には旋律ってものが全く聞き取れず(笑)

「こんな文字通り『長くて柔らかい』メロディを、よくも覚えられるものだッΣ(゜д゜|||)」
と、全くお門違いな感動を覚えてしまったのでした・・・

次の共演は、「鶴に手を出すのをやめて」というような感じの凄いタイトルの(笑)トゥバの曲と、高本さんオリジナルの「風の頃」という、全く別の曲を同時に演奏という趣向。
何とこの2曲、始めからそのように作られたんじゃないかというくらいにピッタリなんです!!


この「風の頃」、私が大好きな曲でして、なんとも言えないエキゾティックな響きなんです。
(この曲のCD化をお願いしているのですが、早く実現して欲しいです)
海外で演奏された時には、「TENPYO-天平」というタイトルでご紹介されたという話を以前お聞きした記憶があるのですが、まさにそんなイメージ。
ラクダに乗ったキャラバン隊が、月の砂漠をゆったりと進んでいく、そんな美しい情景が眼に浮かびます。

トゥバが、東洋のシルクロードに近い国であるということを考えると、全く別の曲なのにまるで最初から一つの曲であったように聴こえるのも、「むべなるかな」ってひたすら納得。

コンサートでないと絶対に聴けない組み合わせに、いつもの如く大満足で帰ってきた私なのでした♪

高本さんのHPはリンクさせていただいてますので、リュートってどんな楽器??と興味を持たれた方は、是非訪問してみてください!

等々力さんのHPは以下にご紹介させていただきます。
http://www.tarbagan.net/riki/
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2008/07/08 02:07 | Comments(0) | TrackBack(0) | 音楽
笑いました
久々にクラシックのネタ!?

面白い動画を見つけました。

巨人の星のテーマが、ピアノソナタ風にアレンジされてます(笑)
(ショパンの三番と巨人の星を合わせて編曲されたみたいです。でも、動画中のコメントにもありますが、たしかにラフマニノフっぽい気もします)

この忍者ブログでは、直接動画を貼り付けられませんので(涙)、下記のリンクを辿ってみてください・・・。

"http://www.nicovideo.jp/watch/sm3679532       【ニコニコ動画】ショパン×巨人の星


何で、この曲をクラシック風にアレンジしようと思ったのかが気になります(゜▽゜;)


付けたし。
今度は声楽やってる方の「千の風になって」の替え歌バージョン・・・
普通にウマイ方が歌ってます(笑)

元歌を考えると、こういう替え歌は不謹慎だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・・・・。

替え歌のネタは、PS3が売れず、大量在庫を抱えてしまった某量販店の事件です。
未だにキラータイトルが無くて不振にあえいでいるPS3。
FF13がPS3で出るという話もネタになってますので、声楽好きの方よりむしろ、ゲーマーの方のほうが笑えるかも・・・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/nm3684598  【ニコニコ動画】千の数になって

2008/06/19 17:05 | Comments(0) | TrackBack(0) | 音楽
久々のコンサート
少し前になりますが、11日の日曜日に久々のコンサートへ行ってまいりました。
今回は、友人がチェロを弾いている芦屋交響楽団の第69回定期演奏会

ありがたくもチケットを頂戴いたしまして、友人のMさん、Cさんと三人で楽しんできました♪
(ちなみにMさんは、コンサートは今回が初めて、対してCさんはかなりのクラシック通です)

コンサートに友人と出かけるのは、私にとってはかなり珍しい事態です(笑)

Mさんとは、少し早めにいつもの喫茶店(がどこなのか、このページをよく見ていただければ分かります(笑))で待ち合わせ、Cさんとは会場であるシンフォニーホール前で待ち合わせ。

アマオケの演奏会自体は何回か行かせてもらっているのですが、当然指定券などというものは無く、開演時間ギリギリに入ると、いい席はほぼ埋まっていますので、今回も開演一時間前には会場内に入りました。

プロのコンサートだと、逆に座席指定の方が普通なので、結構ギリギリまでお茶飲んでたりするんですけど。

さて、今回の演奏団体である芦屋交響楽団は、創立40年を誇る日本でもトップレベルのアマチュアオケです。
私も当然お名前だけは聞いていたのですが、演奏を聴くのは今回が初めてでした。


演目は
歌劇「タンホイザー」序曲  R.ワーグナー
交響曲「画家マティス」 P.ヒンデミット
交響詩「ドン・ファン」 R.シュトラウス
交響詩「死と変容」 R.シュトラウス


ホールに向かって左側の二階席前方に三人で席をとり(といっても、今回はチケットを外で指定券と引き換えるシステムでした)、舞台を眺めつつ雑談していると、友人が席に着くのが見えました。

「お、あそこに今座ったのがチケットくれた友達ですよ~(*´Д`*)」
と、連れの二人に報告。
チェロ弾きのS子ちゃんは、白のホルターネックのブラウスに黒のロングスカートという艶やかないでたちで、最後の確認をしていました。

四時ちょうどにオケの方々が勢ぞろいし、チューニングを行ったあと、指揮者の山下一史氏が入ってこられました。
山下氏のお名前だけは存じていたのですが、実際に指揮を見るのは初めてです。
カラヤンのアシスタントをされていたそうです。

一曲目が始まりました。
タンホイザーは誰もが耳にした事のある、有名な曲です。
ゆったりと荘厳な、そして序曲の名の通り、コンサートの開幕を告げるワクワク感に溢れた名曲。

でも、皆さんやはり緊張されていたのか、ちょっと不完全燃焼っぽかったような・・・?
もちろん美しい演奏だったのですが、ぎこちない感じもあったように思いました。

(連れのCさん曰く、『アマオケの最初の曲はこんなもん』だそうで・・・(゜▽゜;))


さて二曲目。
私はこの曲は全く初めて聴くものでした。
ヒンデミットに関しては、かなり「前衛的」らしい、という聞きかじりの知識しか持っておらず、かといって「前衛的」なのであればどちらかといえば私が好んで聴くタイプのはずなのですが、「何か名前からしてとっつきにくそうだ」という勝手な思い込みから、全くCDさえも聴いたことの無かった作曲家です。

しかしですね~、この曲、私の好みのまさにストライクでしたΣ(゜д゜|||)

影があって、かつ荘厳。

もともとハードロックやヘヴィメタルを好んで聴いていたせいか、こういう曲調に非常に弱い(笑)
故にパイプオルガンやらミサ曲やら、なんだか宗教チックでエラソーな曲に「ビビビッ」ときてしまうことも多いのですが(゜▽゜;)、この「画家マティス」も、プログラムの説明によると、宗教画を主題にしたものらしいですね。

・・・・・やっぱり(笑)

それにしたってこの曲、シロートの私が聴いていても「さぞかし合わせるのに苦労したんだろうなぁ・・・」と思わずにはいられない難曲。
しかし、オケの皆さんのエンジンがかかってきたのか、第一楽章の後半からは「本領発揮」とばかりの生き生きとした演奏!

Cさん曰く「アマオケの選曲じゃないよ」とのことで、私も「この曲、一番練習したんだろうな・・・」と思わず納得。

本当に、管・弦・打の息もつかせぬ掛け合いが見事にはまっていて、文字通り呼吸も忘れるくらい、舞台に見入っていました。
(いや、モチロン見てるだけじゃなくて、ちゃんと聴いてましたよ(;゜ロ゜))


休憩を挟んで三曲目は、私もモチロン知っている「ドン・ファン」。

オケの皆さんはもうすっかり乗ってきたのか、「さすがはトップアマ」と思わされる、とても美しい演奏でした♪

「大編成」「派手」は、シュトラウスの代名詞ともいえるキーワードですが、もちろんそれだけではなく、明快でキャッチーなメロディや、そうかと思えば胸をハッとつくような高尚な響き。
そんなシュトラウスのエッセンスを余すところ無く表現した、Mさん曰く「いつまでも聴いていたい」ような素晴しい演奏でした。


最後は同じくシュトラウスの「死と変容」。
なのですが、私はこの曲も聴いたことがありませんでした(゜▽゜;)

なんか「死」とか「変容」とか、見ただけでムズカシそうな感じがしたのですが(笑)

やはりシュトラウス(笑)
とても聴きやすい曲でした(゜▽゜)

前に出てきたメロディーが最後に現われ、いよいよフィナーレか?というシロート予想は覆されること無く(笑)、最大限の盛り上がりを見せ予定調和へと収束。
やっぱり、安心感がありますね、ウン。

(でも、銅鑼の方が立ち上がったときは、『きっとこの一発しか出番がないだろうから、すごく緊張してるんだろうな・・・』などと余計な事を心配し、一緒に緊張してました(笑)。そして、銅鑼の出番は実は一発どころか結構あったという・・・(笑))

演奏はといえば、やはり一度乗った波からは皆さん落ちることなく、それこそ一つになってフィナーレへと邁進していく、実に一体感のあるものでした♪


今回の演奏を聴いて感じたのは、とにかく選曲が凄いな~ということ。
本当に、やる気に満ち満ちている、そんなオケの皆さんの意気込みを象徴する選曲だったと思います!

そして演奏も、プログラムが進むにつれ、皆さんがだんだん乗ってきていることがハッキリ感じられて、私たち聴衆も一緒になって演奏を楽しめたという、ステキなものでした(*'-')


さて今回のコンサートを満喫した私は、S子ちゃんに「次回もチケットちょーだい」と催促(笑)
すると「次は90分の曲だけど、トイレ大丈夫?」との返事(;゜ロ゜)

次回の予定を見てみると、ファーガソン「Four Divirsion」と、ブルックナーの交響曲第9番。

9番は、どうやら未完成の最終楽章の完成版らしく。
すると、90分の犯人はお前かッ!!第9番よ(笑)

しかし、私は外出するととってもトイレの回数が少ない人間なので問題ないでしょう・・・・恐らく。
(行っちゃイカンと思ってるときほど行きたくなりますよねぇ・・・・ヽ(;´Д`)ノ)

ちなみにファーガソンの方に関しては、曲を知らないどころか、誰それ?ってなレベルです。
(なので、90分の犯人はこっちなのかもしれない(笑))

最後に。
S子ちゃん、アップが遅くなってしまいましたが、お招きくださって本当にありがと~(*´Д`*)

2008/05/16 02:13 | Comments(1) | TrackBack(0) | 音楽
バレンタインでした
今日は久々に音楽の話題です。

巷はバレンタイン一色の今日、私も職場でご挨拶方々、義理チョコを配ってまいりました。
この時期にしか買えないチョコがたくさんあるので、選ぶのもなかなか楽しいのです。

ちなみにダンナにあげるチョコを選ぶ際の最優先事項は、
「自分が食べたいチョコかどうか」
コレに尽きます。

世の女性の大半は、ダンナや彼にあげるチョコを、この基準で選んでいると思います。
私も半分は自分が食べる計算で買っているので、結構お高いのを選んじゃったりします、オホホ(*´Д`*)

さて、そんなこんなでバレンタインだったわけですが、ワタクシは例によって一人寂しくコンサートに行ってまいりました。
・・・というか、もともと一人で行く方が好きなのですが。


今日は大阪フィルハーモニー交響楽団の今年度最後の定期演奏会でした。

ラヴェル 「道化師の朝の歌」
ガーシュウイン 「ラプソディーインブルー」
ベルリオーズ 「幻想交響曲」

指揮:大植英次
ピアノ:小曽根真(おぞねまこと)

最近もコンサートにはちらほら出かけていたのですが、まあ「フツーによかった」という感じで、特にブログにもアップしていなかったのですが、今日のコンサートは久々に「大当たり」でした♪

まず一曲目。
この曲はもともとはピアノ曲「鏡」の中の一曲で、それをラヴェルが自身でオーケストレーションしたものだそうですが、楽器の響き合いが本当に豊かで、また使われている種類もかなり多いので、見ているだけでも楽しい曲でした。

色彩豊かな音色、強弱のハッキリした音調は、まさに大植さんの得意とするところ。
相変わらず指揮台の立ち姿も楽しげで、一曲目からかなりヤラレてしまいました。


そして2曲目。
ソリストとして舞台に立ったのは小曽根真さん

この曲は、ドラマ「のだめカンタービレ」のエンディングでも使われた曲です。
最近は、中間部の叙情的なところが、マンションかなんかのCMにも使われていますね。

もちろんドラマで使用される前から知っていた曲ですし、かなり好きな曲でもあったのですが、映像とは恐ろしいものです、最近はこの曲を耳にするたびに「マングースの着ぐるみ」が頭の中に現われるようになりました・・・_| ̄|〇

さて、私はこの小曽根真さんを、申し訳ないことに存じ上げませんでした。
というか、「何となく名前は見たことある人だけど・・・」というのが正直なところ。

ピアノの前に座った小曽根さんの構えを見て、ド素人の分際で恐れ多くも私は、
「なんか、手の置き方がヘン・・・・?」
なんて思ってしまいました・・・・・。

手首を下げたような、指先だけが鍵盤に引っかかっているように見える構えだったんですね~。
(私は昔、ピアノを習っていた時、そんな手の置き方をして先生に怒られました・・・(´Д`;)ヾ)

クラリネットのトリルが鳴り響き、いよいよ曲の開始です。
一気に高調していくグリッサンドに乗り、華やかにメロディーが展開していきます。

私はこの曲が好きなもので、色んな演奏家のものを聴いているのですが、今日の演奏は私の知っている演奏のどれとも全く違うものでした。
一番違っていたのは、音と音との間の間の取り方。
一瞬「アレ?」と思わされてしまう、実に緊張感のある絶妙な間でした。

そして次に違ったのはカデンツァ(ソリストが技巧などを存分に披露するために自由に演奏する部分。この曲でもカデンツァっていうのかな・・・?)。
カデンツァは、建前上はソリストが自由に弾くこととなっていますが、実際は今までに演奏されたものの中で素晴しかったものを借用するというパターンが多いそうです(まあ、作るのも大変でしょうし・・・)。

が、今日は恐らく小曽根さんのオリジナルだったんじゃないかと思います。
私の記憶なのでまったく保証は出来ませんが(゜▽゜;)、初めて聴くバージョンでした。

それが緩急を見事に使い分けた、いかにも「ジャズ」という即興的な演奏
アクロバティックな運指といい、タテ乗りできてしまうスウィングといい、聴衆の心を鷲掴みにするとても独創的なカデンツァでした!!!

そして只でさえオケと合わせるのもムズカシそうなこの曲、大植さんと大フィルの皆さんとの息もピッタリで、「もっと聴きたい」と思っていたにも拘わらず、あっという間に終わってしまいました。

演奏後は場内騒然で、拍手は鳴り止まず、カーテンコールも七回くらいありました。
ちなみにワタクシ、「ブラボー」してきました(゜▽゜)
(最近多いな・・・(笑))

さて小曽根さんとは何者?と思い、パンフレットを紐解いてみると、そこには案の定「ジャズピアニスト」!

いや~、何から何まで違うと思ってたんですが、やはりジャズ畑の方だったんですねぇ・・・・。
(というか、最初にパンフを見ておけ、私。)

ちなみにウチのダンナは、私と音楽の趣味が全く違い、生意気にもジャズやらワールドやらカフェミュージックやらのお洒落な音楽を聴きやがるのですが、そのダンナは小曽根さんを知っておりました・・・・・
何か悔しかったです。
(小曽根さんの名前を聞いたことがあるような気がしたのは、ダンナのせいかもしれません。)

アンコールは「今日はバレンタインなので『愛の・・・』」とおっしゃっていたのですが、タイトルの後半部分で、隣のオヤジが何か喋ってくれたお陰で、聞き取れませんでした・・・・_| ̄|〇
そこで帰りにロビーに張り出してあった曲名を見てみたのですが、シャルル・アズナブールの曲だということしか分かりませんでした(涙)
(ちなみにガンダムのシャア・アズナブルの名前は、シャルル・アズナブールから取ったそうです。ダンナ談)


三曲目は、これまた私の大好きな曲。
生演奏を聴くのも三度目です。

この曲を聴きに行くと、私の目はほぼティンパニと打楽器に釘付けです(笑)
なんせ打楽器が大活躍のデーハーな曲なんですねぇ・・・・。

曲の解説は以前にしているので、もう割愛しちゃいますが(さりげなく?他の記事も読んでくださいと宣伝してますΣ(゜д゜|||))、大フィル大植版は、全体的にテンポが速めでノリノリの大植節炸裂でした。

大植さんは、今日本人クラシック音楽家の中でもチケットの取り難さでは一、二位を争う方だそうですが、やはりあの指揮を生で見ると納得です。
とにかく毎回楽しいです。
音楽が楽しくて仕方ないんだよね~、という空気を体中から発されてます。


さて、今日のコンサートで、取りだめしていたチケットもなくなってしまいました(笑)
また次を色々と探してみたいと思います。
(アレもコレも行きたくなっちゃうので、ある程度チケットを持っているときは、チラシや宣伝をなるべく見ないようにしているのです(笑)

今行ってみたいな~、と思うのは、絶大な人気を誇る女性指揮者・西本智実さんの演奏。
私はロシアの音楽がとても好きで、西本さんが得意とするのもロシア音楽なので、演目的にもドンピシャなのです。
が、この方のチケットは大植さん以上に取り難いとのウワサ。
ルックスもタカラジェンヌのように凛々しいですしね~。
・・・・この前新聞に公演のお知らせが載っていたような気もするんですが、もう完売かな_| ̄|〇
(まだチケットがあったから、あんまり見ないようにしていたんですよ・・・・トホホ)


ちなみに。
全く関係の無いことですが。
前回ネタにさせていただいた生徒のAさん。

何と合格したそうです・・・・・・・・・・・・・・・えぇッ!?Σ(゜д゜|||)

おめでとう!!

と言うべきところですが。
というか立場上言わなくてはなりませんが。

ここではホンネを言わせていただきます。


そんな大学あっていいのか・・・・・!?

2008/02/15 02:08 | Comments(0) | TrackBack(1) | 音楽
二回目ブラボー出ました!
今日は締め切り直前の忙しい時期だというのに、行って参りました、フェスティバルホールへ(*´Д`*)

仕事終了の30分前から、ひとりでウキウキしていまして、正直仕事になってませんでした_(._.)_
他の方々は仕事に没頭していらしたのにスミマセン・・・(汗)
明日頑張ります・・・・へへへ。

さて、今日のコンサートはといいますと。

ワレリー・ゲルギエフ指揮
マリインスキー歌劇場管弦楽団

という待ちに待っていたプログラムだったのです!!!

私はこのコンビによるCD『春の祭典』を愛聴していまして。
しかもジャケットのゲルギエフ氏が超シブいッ!!!(*´Д`*)
(写真だけなら、ラフマニノフの交響曲2番のジャケットの方が、もっとカッコイイですが)


21SG566GASL._AA115_.jpgこれがラフマ2番のジャケットです。

カッコイイと思いませんか???






大阪の演目は、今回の来日公演で用意されていた7つのプログラムのうち、唯一ソリストのいる3番めのものでした。

チャイコフスキー:交響曲2番「小ロシア」
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲3番
ショスタコーヴィチ:交響曲15番

という、凄いボリューム!!

私は、クラシックの中では特にロシア(旧ソ連も含む)の作曲家の曲が好きなので、曲もロシアで演者もロシアという今日の演奏を、本当に楽しみにしていました。


一曲目のチャイコフスキー。
ロシアの作曲家の中では、実はチャイコフスキーはそんなに好きな方ではないのですが(笑)、この2番は全体的に明るい曲調で、ロシアならではの泥臭さも感じられ、結構私好みでした。
(ハイ、実はチャイコの2番、今日初めて聴きました・・・・ハハハ)

そう言えば、音楽には全く関係ないのですが、ゲルギエフ氏が登場しオケの方を向いた時、分かっちゃいましたが、後頭部が光っていたことに少し涙が出そうになりました・・・・・。
実は以前、このコンサートの告知CMを見た時に、現在のゲルギエフ氏が禿げているということを知って愕然としてしまったということがあったのですが、「実物を見るまでは分からないのだッ!!」と、根拠の無い期待を抱いていたようでして・・・・。

結局一回余計に「・・・・禿げてる(涙)」というショックを受けただけでした・・・・_| ̄|○


まぁでも肝心なのは演奏ですので(笑)
(でもそうはいってもやっぱり、この変わりようは悲しすぎる・・・・_| ̄|○)

「ロシアのオケがロシアの曲を演奏してます」というズバリ王道
先ほども書きましたが、ヨーロッパの洗練された音楽とは一線を画した、美しくて泥臭くて野暮ったい、まさにロシア~♪という感じ。
土着的な感じがするところがいいのですねぇ。
(同じ理由で、ロシアじゃないですがドヴォルザークとかスメタナとかも好きです)

ゲルギエフ氏の指揮スタイルは、ワイルドな外見からは想像もつかない、まるでバレエを踊っているような柔らかさ。
タクトをつまむように持ち、小指を立てて(笑)手首をクルクル回すという、ちょっとカマっぽいような印象でした・・・Σ(゜д゜|||)

でもそんなスタイルが魔法使いのようにも見え、チャイコの2番の幻想的な曲調は、まるで魔法の杖から溢れ出たかのようでした。

(でも実は、この曲で一番印象に残っているのはティンパニ奏者の方だったりして。目にも留まらぬ速さで右に左に腰をひねって叩いていらっしゃったクライマックスのあの姿・・・。さぞ腰がくびれていらっしゃるのだろうと、思わず目は釘付け・・・・(笑)。ちなみに男性の方ですが(゜▽゜))

いきなり初っ端から大作で幕を開けたわけですが、続いても大作。
ソリストは、やはり旧ソ連出身のピアニスト、イェフィム・ブロンフマン氏

ベルリンフィル、ウィーンフィル、ロイヤルコンセルトヘボウ管などを初めとする、世界各国の素晴しいオケと数々の共演を行っている方で、CDも数多く出されています。

で、ですね~。
このプロコフィエフのピアコンが、本ッ当に素晴しかった!!!!!

作曲者自身がピアノの名手だったこともあり、プロコフィエフのピアノ曲はどれも難曲で知られていますが、それはもうウットリするほどの滑らかな演奏でした。

ウォッカを飲んで「マトリョーシカッ!!!」と赤ら顔で叫んでいそうな外見(失礼・・・_(._.)_)からは想像もつかない美しい演奏でした・・・・(*´Д`*)
(スミマセン、ロシア語って『マトリョーシカ』しか思い浮かびませんでした(笑))

曲自体も大変ステキで、木漏れ日の差す森を髣髴とさせるような、透明感溢れる冒頭部に始まり、不協和音を効果的に用いていびつさを感じさせるフレーズや、革命を思い起こさせるような勇ましくドラマティックなフレーズなど、メリハリの利いた展開で、ドキドキしながら聴いてました。

ブロンフマン氏の力に引っ張られてオケ全体がパワーアップしているような、ブロンフマン氏には、そんな求心力が溢れていました。
今日は席も鍵盤がバッチリ見える位置でしたので、流れるような手の動きにも、ずっと見惚れていました。

会場のボルテージも最高潮に達した感がありました。
演奏後、割れんばかりの拍手にブラボーの声。
私も、生涯二度目のブラボーを叫んでまいりました(*´Д`*)
(一度目は、以前も書きましたが、チョン・ミュンフン氏指揮のハルサイ)

ブロンフマン氏のアンコールは、ショパンの革命
実は今日の演目の中で、唯一ロシアじゃない曲だったのですが(笑)、まあアンコール向けのピアノ独奏曲でロシア人の手によるものって、あんまり思い浮かびませんからね・・・・。

でも、プロコフィエフがドラマティックな曲だったので、観客がその興奮から冷めないようにと考えられた上での選曲だったのかもしれません
ますます会場は感動の渦でした。

さて休憩を挟んで三曲目。
ショスタコーヴィチ最後の交響曲である15番です。

私は5番(以前は『革命』という呼称が使われていました)の生演奏は何度か聴いたことがあるのですが、15番は初めて。
ショスタコーヴィチも大好きな作曲家なので、ピアコンの興奮も手伝って開始前からウキウキしてました。

第一楽章は、ウィリアムテル序曲の「♪タラタンタラタンタラタンタンタン」というフレーズが何度も引用され、変拍子満載の勇ましさ。

第二楽章からは、各楽器ごとに少なくとも一度は見せ場のあるような構成になっていまして、楽器ごとの音色の違いなんかがよく分かるので、私のような素人には大変嬉しい内容です。
特にチェロの首席奏者による独奏部は、哀愁漂う切ないメロディーで、チェロの美しさを堪能できます。

ゆったり、時々ドラマティックに、そんな緩急入り乱れる中、最後は現代音楽らしく、パーカッションの凝った演奏で締めくくられ、弱音で唐突に曲は終わります。

私はパーカッションが好きなので、パーカッションの目立つ曲は大好きです♪
まだ新しい(といっても30年以上前の音楽ですが)だけあって、面白い打楽器が使われていたりするので、見ているだけでも楽しめます。

この15番も迫力があって響きも美しく、「本当に今日来てよかった・・・・(*´Д`*)」という大満足の演奏。
もちろん、この曲でもブラボーコールが会場にこだましていました。
そして私もモチロン叫んできました(笑)

アンコールは何と二曲ありまして、
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」よりアダージョ
プロコフィエフ:「三つのオレンジへの恋」より行進曲
でした。

延べ演奏時間二時間半という、ものすごいボリュームのコンサートでした。
しかも演奏は鳥肌モノ。
チケットは16000円だったのですが、正直、安く感じました(゜ー゜;)

締め切り前だけど、行ってよかったです~(*´Д`*)
お陰で明日の仕事、頑張れそうです(笑)

2007/11/17 01:16 | Comments(1) | TrackBack(0) | 音楽

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