少し前になりますが、11日の日曜日に久々のコンサートへ行ってまいりました。
今回は、友人がチェロを弾いている芦屋交響楽団の第69回定期演奏会。
ありがたくもチケットを頂戴いたしまして、友人のMさん、Cさんと三人で楽しんできました♪
(ちなみにMさんは、コンサートは今回が初めて、対してCさんはかなりのクラシック通です)
コンサートに友人と出かけるのは、私にとってはかなり珍しい事態です(笑)
Mさんとは、少し早めにいつもの喫茶店(がどこなのか、このページをよく見ていただければ分かります(笑))で待ち合わせ、Cさんとは会場であるシンフォニーホール前で待ち合わせ。
アマオケの演奏会自体は何回か行かせてもらっているのですが、当然指定券などというものは無く、開演時間ギリギリに入ると、いい席はほぼ埋まっていますので、今回も開演一時間前には会場内に入りました。
プロのコンサートだと、逆に座席指定の方が普通なので、結構ギリギリまでお茶飲んでたりするんですけど。
さて、今回の演奏団体である芦屋交響楽団は、創立40年を誇る日本でもトップレベルのアマチュアオケです。
私も当然お名前だけは聞いていたのですが、演奏を聴くのは今回が初めてでした。
演目は
歌劇「タンホイザー」序曲 R.ワーグナー
交響曲「画家マティス」 P.ヒンデミット
交響詩「ドン・ファン」 R.シュトラウス
交響詩「死と変容」 R.シュトラウス
ホールに向かって左側の二階席前方に三人で席をとり(といっても、今回はチケットを外で指定券と引き換えるシステムでした)、舞台を眺めつつ雑談していると、友人が席に着くのが見えました。
「お、あそこに今座ったのがチケットくれた友達ですよ~(*´Д`*)」
と、連れの二人に報告。
チェロ弾きのS子ちゃんは、白のホルターネックのブラウスに黒のロングスカートという艶やかないでたちで、最後の確認をしていました。
四時ちょうどにオケの方々が勢ぞろいし、チューニングを行ったあと、指揮者の山下一史氏が入ってこられました。
山下氏のお名前だけは存じていたのですが、実際に指揮を見るのは初めてです。
カラヤンのアシスタントをされていたそうです。
一曲目が始まりました。
タンホイザーは誰もが耳にした事のある、有名な曲です。
ゆったりと荘厳な、そして序曲の名の通り、コンサートの開幕を告げるワクワク感に溢れた名曲。
でも、皆さんやはり緊張されていたのか、ちょっと不完全燃焼っぽかったような・・・?
もちろん美しい演奏だったのですが、ぎこちない感じもあったように思いました。
(連れのCさん曰く、『アマオケの最初の曲はこんなもん』だそうで・・・(゜▽゜;))
さて二曲目。
私はこの曲は全く初めて聴くものでした。
ヒンデミットに関しては、かなり「前衛的」らしい、という聞きかじりの知識しか持っておらず、かといって「前衛的」なのであればどちらかといえば私が好んで聴くタイプのはずなのですが、「何か名前からしてとっつきにくそうだ」という勝手な思い込みから、全くCDさえも聴いたことの無かった作曲家です。
しかしですね~、この曲、私の好みのまさにストライクでしたΣ(゜д゜|||)
影があって、かつ荘厳。
もともとハードロックやヘヴィメタルを好んで聴いていたせいか、こういう曲調に非常に弱い(笑)
故にパイプオルガンやらミサ曲やら、なんだか宗教チックでエラソーな曲に「ビビビッ」ときてしまうことも多いのですが(゜▽゜;)、この「画家マティス」も、プログラムの説明によると、宗教画を主題にしたものらしいですね。
・・・・・やっぱり(笑)
それにしたってこの曲、シロートの私が聴いていても「さぞかし合わせるのに苦労したんだろうなぁ・・・」と思わずにはいられない難曲。
しかし、オケの皆さんのエンジンがかかってきたのか、第一楽章の後半からは「本領発揮」とばかりの生き生きとした演奏!
Cさん曰く「アマオケの選曲じゃないよ」とのことで、私も「この曲、一番練習したんだろうな・・・」と思わず納得。
本当に、管・弦・打の息もつかせぬ掛け合いが見事にはまっていて、文字通り呼吸も忘れるくらい、舞台に見入っていました。
(いや、モチロン見てるだけじゃなくて、ちゃんと聴いてましたよ(;゜ロ゜))
休憩を挟んで三曲目は、私もモチロン知っている「ドン・ファン」。
オケの皆さんはもうすっかり乗ってきたのか、「さすがはトップアマ」と思わされる、とても美しい演奏でした♪
「大編成」「派手」は、シュトラウスの代名詞ともいえるキーワードですが、もちろんそれだけではなく、明快でキャッチーなメロディや、そうかと思えば胸をハッとつくような高尚な響き。
そんなシュトラウスのエッセンスを余すところ無く表現した、Mさん曰く「いつまでも聴いていたい」ような素晴しい演奏でした。
最後は同じくシュトラウスの「死と変容」。
なのですが、私はこの曲も聴いたことがありませんでした(゜▽゜;)
なんか「死」とか「変容」とか、見ただけでムズカシそうな感じがしたのですが(笑)
やはりシュトラウス(笑)
とても聴きやすい曲でした(゜▽゜)
前に出てきたメロディーが最後に現われ、いよいよフィナーレか?というシロート予想は覆されること無く(笑)、最大限の盛り上がりを見せ予定調和へと収束。
やっぱり、安心感がありますね、ウン。
(でも、銅鑼の方が立ち上がったときは、『きっとこの一発しか出番がないだろうから、すごく緊張してるんだろうな・・・』などと余計な事を心配し、一緒に緊張してました(笑)。そして、銅鑼の出番は実は一発どころか結構あったという・・・(笑))
演奏はといえば、やはり一度乗った波からは皆さん落ちることなく、それこそ一つになってフィナーレへと邁進していく、実に一体感のあるものでした♪
今回の演奏を聴いて感じたのは、とにかく選曲が凄いな~ということ。
本当に、やる気に満ち満ちている、そんなオケの皆さんの意気込みを象徴する選曲だったと思います!
そして演奏も、プログラムが進むにつれ、皆さんがだんだん乗ってきていることがハッキリ感じられて、私たち聴衆も一緒になって演奏を楽しめたという、ステキなものでした(*'-')
さて今回のコンサートを満喫した私は、S子ちゃんに「次回もチケットちょーだい」と催促(笑)
すると「次は90分の曲だけど、トイレ大丈夫?」との返事(;゜ロ゜)
次回の予定を見てみると、ファーガソン「Four Divirsion」と、ブルックナーの交響曲第9番。
9番は、どうやら未完成の最終楽章の完成版らしく。
すると、90分の犯人はお前かッ!!第9番よ(笑)
しかし、私は外出するととってもトイレの回数が少ない人間なので問題ないでしょう・・・・恐らく。
(行っちゃイカンと思ってるときほど行きたくなりますよねぇ・・・・ヽ(;´Д`)ノ)
ちなみにファーガソンの方に関しては、曲を知らないどころか、誰それ?ってなレベルです。
(なので、90分の犯人はこっちなのかもしれない(笑))
最後に。
S子ちゃん、アップが遅くなってしまいましたが、お招きくださって本当にありがと~(*´Д`*)
今回は、友人がチェロを弾いている芦屋交響楽団の第69回定期演奏会。
ありがたくもチケットを頂戴いたしまして、友人のMさん、Cさんと三人で楽しんできました♪
(ちなみにMさんは、コンサートは今回が初めて、対してCさんはかなりのクラシック通です)
コンサートに友人と出かけるのは、私にとってはかなり珍しい事態です(笑)
Mさんとは、少し早めにいつもの喫茶店(がどこなのか、このページをよく見ていただければ分かります(笑))で待ち合わせ、Cさんとは会場であるシンフォニーホール前で待ち合わせ。
アマオケの演奏会自体は何回か行かせてもらっているのですが、当然指定券などというものは無く、開演時間ギリギリに入ると、いい席はほぼ埋まっていますので、今回も開演一時間前には会場内に入りました。
プロのコンサートだと、逆に座席指定の方が普通なので、結構ギリギリまでお茶飲んでたりするんですけど。
さて、今回の演奏団体である芦屋交響楽団は、創立40年を誇る日本でもトップレベルのアマチュアオケです。
私も当然お名前だけは聞いていたのですが、演奏を聴くのは今回が初めてでした。
演目は
歌劇「タンホイザー」序曲 R.ワーグナー
交響曲「画家マティス」 P.ヒンデミット
交響詩「ドン・ファン」 R.シュトラウス
交響詩「死と変容」 R.シュトラウス
ホールに向かって左側の二階席前方に三人で席をとり(といっても、今回はチケットを外で指定券と引き換えるシステムでした)、舞台を眺めつつ雑談していると、友人が席に着くのが見えました。
「お、あそこに今座ったのがチケットくれた友達ですよ~(*´Д`*)」
と、連れの二人に報告。
チェロ弾きのS子ちゃんは、白のホルターネックのブラウスに黒のロングスカートという艶やかないでたちで、最後の確認をしていました。
四時ちょうどにオケの方々が勢ぞろいし、チューニングを行ったあと、指揮者の山下一史氏が入ってこられました。
山下氏のお名前だけは存じていたのですが、実際に指揮を見るのは初めてです。
カラヤンのアシスタントをされていたそうです。
一曲目が始まりました。
タンホイザーは誰もが耳にした事のある、有名な曲です。
ゆったりと荘厳な、そして序曲の名の通り、コンサートの開幕を告げるワクワク感に溢れた名曲。
でも、皆さんやはり緊張されていたのか、ちょっと不完全燃焼っぽかったような・・・?
もちろん美しい演奏だったのですが、ぎこちない感じもあったように思いました。
(連れのCさん曰く、『アマオケの最初の曲はこんなもん』だそうで・・・(゜▽゜;))
さて二曲目。
私はこの曲は全く初めて聴くものでした。
ヒンデミットに関しては、かなり「前衛的」らしい、という聞きかじりの知識しか持っておらず、かといって「前衛的」なのであればどちらかといえば私が好んで聴くタイプのはずなのですが、「何か名前からしてとっつきにくそうだ」という勝手な思い込みから、全くCDさえも聴いたことの無かった作曲家です。
しかしですね~、この曲、私の好みのまさにストライクでしたΣ(゜д゜|||)
影があって、かつ荘厳。
もともとハードロックやヘヴィメタルを好んで聴いていたせいか、こういう曲調に非常に弱い(笑)
故にパイプオルガンやらミサ曲やら、なんだか宗教チックでエラソーな曲に「ビビビッ」ときてしまうことも多いのですが(゜▽゜;)、この「画家マティス」も、プログラムの説明によると、宗教画を主題にしたものらしいですね。
・・・・・やっぱり(笑)
それにしたってこの曲、シロートの私が聴いていても「さぞかし合わせるのに苦労したんだろうなぁ・・・」と思わずにはいられない難曲。
しかし、オケの皆さんのエンジンがかかってきたのか、第一楽章の後半からは「本領発揮」とばかりの生き生きとした演奏!
Cさん曰く「アマオケの選曲じゃないよ」とのことで、私も「この曲、一番練習したんだろうな・・・」と思わず納得。
本当に、管・弦・打の息もつかせぬ掛け合いが見事にはまっていて、文字通り呼吸も忘れるくらい、舞台に見入っていました。
(いや、モチロン見てるだけじゃなくて、ちゃんと聴いてましたよ(;゜ロ゜))
休憩を挟んで三曲目は、私もモチロン知っている「ドン・ファン」。
オケの皆さんはもうすっかり乗ってきたのか、「さすがはトップアマ」と思わされる、とても美しい演奏でした♪
「大編成」「派手」は、シュトラウスの代名詞ともいえるキーワードですが、もちろんそれだけではなく、明快でキャッチーなメロディや、そうかと思えば胸をハッとつくような高尚な響き。
そんなシュトラウスのエッセンスを余すところ無く表現した、Mさん曰く「いつまでも聴いていたい」ような素晴しい演奏でした。
最後は同じくシュトラウスの「死と変容」。
なのですが、私はこの曲も聴いたことがありませんでした(゜▽゜;)
なんか「死」とか「変容」とか、見ただけでムズカシそうな感じがしたのですが(笑)
やはりシュトラウス(笑)
とても聴きやすい曲でした(゜▽゜)
前に出てきたメロディーが最後に現われ、いよいよフィナーレか?というシロート予想は覆されること無く(笑)、最大限の盛り上がりを見せ予定調和へと収束。
やっぱり、安心感がありますね、ウン。
(でも、銅鑼の方が立ち上がったときは、『きっとこの一発しか出番がないだろうから、すごく緊張してるんだろうな・・・』などと余計な事を心配し、一緒に緊張してました(笑)。そして、銅鑼の出番は実は一発どころか結構あったという・・・(笑))
演奏はといえば、やはり一度乗った波からは皆さん落ちることなく、それこそ一つになってフィナーレへと邁進していく、実に一体感のあるものでした♪
今回の演奏を聴いて感じたのは、とにかく選曲が凄いな~ということ。
本当に、やる気に満ち満ちている、そんなオケの皆さんの意気込みを象徴する選曲だったと思います!
そして演奏も、プログラムが進むにつれ、皆さんがだんだん乗ってきていることがハッキリ感じられて、私たち聴衆も一緒になって演奏を楽しめたという、ステキなものでした(*'-')
さて今回のコンサートを満喫した私は、S子ちゃんに「次回もチケットちょーだい」と催促(笑)
すると「次は90分の曲だけど、トイレ大丈夫?」との返事(;゜ロ゜)
次回の予定を見てみると、ファーガソン「Four Divirsion」と、ブルックナーの交響曲第9番。
9番は、どうやら未完成の最終楽章の完成版らしく。
すると、90分の犯人はお前かッ!!第9番よ(笑)
しかし、私は外出するととってもトイレの回数が少ない人間なので問題ないでしょう・・・・恐らく。
(行っちゃイカンと思ってるときほど行きたくなりますよねぇ・・・・ヽ(;´Д`)ノ)
ちなみにファーガソンの方に関しては、曲を知らないどころか、誰それ?ってなレベルです。
(なので、90分の犯人はこっちなのかもしれない(笑))
最後に。
S子ちゃん、アップが遅くなってしまいましたが、お招きくださって本当にありがと~(*´Д`*)
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お連れ様にもよろしくお伝えくださいね。
さて、90分の犯人はお察しのとおりブルックナーです。
噂によると3楽章までで60分、4楽章が30分らしいです。
で、得体の知れないファーガソンは10分という噂です。
こちらもどんな曲なのか、、、楽譜もまだ手元にないし、な~んにも分かりません。笑
やはり犯人はブルックナーでしたか(笑)
第4楽章が30分って・・・・。
しかしファーガソンが10分程度らしいってのに驚きました(笑)
一体どんな曲なのか・・・・私も楽しみにしてます~!!
さて、ということは、次回のコンサート、トイレ休憩がないってことなんですかね~???(笑)