忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/05/18 19:32 |
そろそろミステリ
皆さんは普段、どんな妄想してますか?(笑)

私の定番は「ジャンボで一等前後賞当選!!」です(゜▽゜)

今の金額は3億円ですから、
「2億は定額貯金にして、ダンナには一億だけ当たった事にしよう」とか、
「あ、でも一億って当選金額はないから、前後賞どっちかだけにして5000万かなあ」とか、
下手に知らせて仕事辞められても困るなあ・・・」とか、

ジャンボの季節になるたびに、同じ事考えて通勤時間を過ごしてます(⊃д⊂)

そしてもう一つの定番妄想は、「あなたの好きな本は何ですか?って取材されたら何を答えよう??」です(笑)
取材されるわけないんですが・・・(;´д⊂)
まあ、妄想ですから(*'-')

ですが、この妄想はブログ始めたおかげで実現できますッ!!!
お付き合い頂いてすみません・・・・へへ。

とりあえず、プロフィールにあるように、私はミステリ好きなので、今回はジャンルをミステリに絞って発表させていただきたいと思います~!!
(10位までいいですか???)←いや、誰にも止める手立てはないのでやります(゜▽゜)
お勧め本の紹介だと思って、今しばらくお付き合い下さい_(._.)_

第10位 『人狼城の恐怖』 二階堂黎人 (講談社文庫)
世界最長の推理小説と言われている本です。文庫本4冊、しかも一冊が結構分厚いです。
でも、細部まで丁寧に作りこんであって、トリックもダイナミックです。

第9位 『怪人 対 名探偵』 芦辺拓 (講談社文庫)
ちょっとレトロな雰囲気もある、乱歩を髣髴とさせる作品です。ここまで独創性に富んだ殺人もなかなか無いかと。とにかく快(怪!?)作です。 

第8位 『双頭の悪魔』 有栖川有栖 (創元推理文庫)
この方のはどれにしようか迷ったんですが。本格の形式を(ご本人の言葉をお借りすると)「エレガント」な形で継承されている方です。スタンダードな本格推理を求める方にお勧め。ちなみに挙げたのはシリーズ物の3作目です。またエッセイの名手でもいらっしゃいます。サイン本もってます(笑)

第7位 『邪馬台国はどこですか?』 鯨統一郎 (創元推理文庫)
鯨さんは個人的には当たり外れが多いのですが・・・。(ちょっと斬新過ぎると感じることがあります)。この本は歴史の謎を驚天動地の推理で解き明かすという、殺人のないミステリです。バカらしいと思いつつ、はまってしまう快感を味わえます。

第6位 『3000年の密室』 柄刀一 (光文社文庫)
密室と化した洞窟で発見されたミイラは、何と3000年前の殺人事件の被害者!という今までに無かった魅力的な謎が素晴しい。読了後「ほぉ~っ」とため息つくこと請け合いです。

第5位 『煙か土か食い物 Smoke, Soil or Sacrifices』 舞城王太郎 (講談社文庫)
本格ではありませんが、スピーディーな文体と、特異でありながら親しみの持てるキャラクター造形に惚れました。物語性も高いです。作品によってはかなり前衛的なので、このデビュー作がお勧めかと。「ミステリと純文学の融合」というコピーによって、鳴り物入りで文壇に登場した作家です。

第4位 『エジプト十字架の秘密』 エラリー・クイーン (創元推理文庫・ハヤカワ文庫)
外国作品も一つくらいは(笑)古典的名作です。私にとって思い出深い一冊でもあります。小学生の頃読んだジュヴナイル版(子供向けにリライトされたもの)の衝撃的な挿絵がトラウマとなって、、挿絵付きのミステリは、まず先に挿絵を確認してショックを受けないように心の準備するという姑息な読者になってしまいました・・・_| ̄|○
どんな挿絵か気になる方は、したの→の部分をドラッグして読んでください(ややネタばれ)
タイトルの「エジプト十字架」とは、T字形の十字架の事。その十字架にかけられた血まみれ首無し死体の挿絵だったのです((((゜Д゜;))))

第3位 『99%の誘拐』 岡島二人 (講談社文庫)
緻密な構成に脱帽です。この本に従えば、難しい犯罪とされる誘拐も「完全犯罪」にできるのでは!?と思うほど。その為か(?)そうならないように、意図的に実現不可能な部分が盛り込まれているそうです。私にはどこがそうなのか分かりませんでしたが(笑) 他に『クラインの壺』も名作です。

第2位 『占星術殺人事件』 島田荘二 (講談社文庫)
この本を読んだのは今から16年ほど前ですが、未だにあの鮮やかなトリックは覚えています。衝撃的でした。それまで西村京太郎(←母がファンで家に山ほどあったので)ばかり読んでいた私が、本格物に目覚めた記念すべき作品です。

第1位 『大誘拐』 天藤真 (創元推理文庫)
このランキングは、一ヶ月後には変わっているかもしれないっていうくらい、今の気分で選んでいるんですが、よっぽどの事がない限り、1位だけは常にコレです!ミステリは何百冊も読んでると思うんですが、とにかくコレです!とにかく話もキャラもスピード感も、すべてが最高。本格ではありませんが、その分推理小説を読まない方にも受け入れやすいと思います。「とにかく読んでみて!!」としか言えませんッ!!

他にも黒川博行さん(お勧めは『国境』(講談社文庫))辺りを入れたかったんですが、今回はインパクトの大きかったものを中心に選んでみたので、見送りました。
ランクインして当然の綾辻行人さんも、京極夏彦さんも、笠井潔さんも入ってませんが、偶々ですΣ(゜д゜|||)

あと補足。西村京太郎さんを否定してるわけじゃないですよ~!!どれも面白いし、『名探偵に乾杯』などの、華麗な本格物も数多くモノしていらっしゃいます。そうです、西村京太郎さんは列車ミステリだけではなく、本格物の名手でもあるのです~!

あぁ。そして。また長くなっちゃった・・・・_| ̄|○
PR

2007/03/10 02:44 | Comments(1) | TrackBack() |

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

こんばんはちいすけ様。
流石、本はよく読まれてますね~
自分は数学、漫画、攻略本くらいしか読みません(断言)
でも、昔読んだ本で心に残っているものを紹介しますと、もう絶版でしょうが、
「漂着神都市」
というノベルです。自分が小学生から中学生の時に読んだのですが、非常に
面白かったことを思い出します。
あるとき地球に機械でできた都市が漂着し、そこから色んなメカが出てきます。
余り悪さはしなかった?んですが、中に入った人は帰ってこない。主人公の愛しい人も帰ってこなくなり、中に突入すると・・・
というような内容だったと思います。SFですが情景描写が非常に上手いものだったと記憶してますので、
もし機会あれば読んでみてくださいな。
あと、もう還付金の申告しましたか?今日は計算して作ってましたが、面倒ですねぇ。むしろ必要以上に源泉徴収するな!って思いますよねヽ(´▽`)/
posted by tomokichiURLat 2007/03/10 18:45 [ コメントを修正する ]
Re:ミステリー
こんにちは~!
漫画と攻略本は私もよく読みます(笑)
でもtomokichiさん、アヤシイ本もよく読まれるのでは???(笑)

『漂着神都市』は初耳ですねえ・・・。SFはあんまり読まないもので。誰の本なのでしょう?

私はとっくに還付申告終わってますよーん(゜▽゜)
今年は北新地のいつものところで提出できたから楽でした。
今まではし管轄が違うから受け取れませんっていわれて、配達記録付きの郵便で送ってたもんな・・・
2007/03/11 13:18

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<阪神ガンバレ・・・ | HOME | ちょっと不満>>
忍者ブログ[PR]