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2024/04/26 21:31 |
スペースファンタジー!?
色々なジャンルの本を読む私ですが、あまり好んで手を出さないジャンルも当然あります。

その1.タレント本
最近は、カンニングの竹山さんの振り込め詐欺本を読みましたが、まあ、ここでいうタレント本とは、ちょっと異質ですよね。
いわゆるタレントのエッセイというか、なんというか、ファンじゃなきゃ読まないよっていう類の本です。
ファンというほどの芸能人はいないので(笑)
(以前、川村カオリさんの『ヘルタースケルター』だけは、ご紹介しましたが。)

ただ唯一の例外が、昔東海テレビでやっていた、「地名しりとり」本。(一時期東海人でした)
著者は、最近知名度の上がってきたペナルティーのワッキーです。
というか、このコーナーで知名度上がったんじゃないかと思いますが。

私は「地名しりとり」が大好きで、毎週欠かさず見てました。
コンセプトは、道行く人に声をかけ、しりとりをしてもらう。但し、そのしりとりには、その人が行ったことのある地名しか答えられず、ワッキーは言われた所に行かなければならない!というものでした。
(しかも、北海道から九州へ移動する事になったとしても、新幹線や飛行機は禁止)
愛知・岐阜・三重の東海三県を制覇すれば終了(=その三県の地名を答えてもらえればよいということです)、というコーナーだったのですが、なぜか三重だけが出ず、足掛け三年十ヶ月・・・・ワッキーは日本全国を放浪したのです(一部東南アジアあり)
北海道から沖縄まで、移動距離は延べ24万7千キロ!!!

しかし、松阪牛も伊勢神宮も真珠も鈴鹿サーキットもあるというのに、四年近く誰も口にしなかった「三重」って、本当に存在感のない県なんですね・・・。北川知事という素晴しい知事もいたっていうのに・・・・。
(北川さんは、シャープを三重の亀山に誘致した実績も持つ人です!)
私も、住んでました。いや、また戻る可能性大・・・・・_| ̄|○

で、この「ワッキーの地名しりとり」、二冊あるんですが、両方もちろん持ってます。
しかも、一冊目はサイン会にまで行きました(笑)

その2.ハウツー本などの実用書
仕事柄、参考書とか文法書は読みますが、「風水で幸せを掴む」とか「モテる女になる方法」とか、そういうのはキライなので読みません(笑)
最近、そうとは知らずにそれっぽいのを一冊購入してしまって、ちょっとココでも愚痴を書いてしまいましたが(笑)

その3.SF
このジャンルは、あんまり読まないってだけで、別にキライではないのですが。
初めて読んだSFが、田中芳樹さんの『銀河英雄伝説』だったもんで、私はSFのことを(ありがちですが)「スペースファンタジー」の略だと、大学入るくらいまで思い込んでました(笑)

SFとはもちろん「サイエンス・フィクション」のことで、邦訳では「空想科学小説」ということになってますね。
だけど、『銀河英雄伝説』って、宇宙を舞台にした歴史叙事詩って感じの、まさに「スペースファンタジー」なわけですよ。
あんまり「科学」って面を意識しなかったというか。
実際、この作品は「スペース・オペラ」と表現されることのほうが多いようです。
私も、SFよりは、「スペース・オペラ」の方が、よっぽどこの小説のイメージを的確に伝えてくれると思います。(アメリカでは、「スペース・オペラ」という形容は、多分に二流小説という含みを持っているそうですが、日本ではこの『銀河英雄伝説』があまりにも偉大なので、あまりそういう否定的な用いられ方はされていないと思います)

最近、この『銀河英雄伝説』が、文庫版で再販されたので、実家にノベルズがあるにも拘らず、第一巻を購入してしまいました・・・。二ヶ月に一冊刊行ということで、完結までに約二年・・・・。途中で我慢できなくなって、実家に取りに行っちゃいそうな気もします(⊃д⊂)

他にSFでオススメは
『永遠の森ー博物館惑星ー』 菅浩江著 (早川文庫JA) です!

これは、「ベストSF2000」国内篇第一位第32回星雲賞日本長篇部門、そして第54回日本推理作家協会賞という輝かしい受賞歴を持つ作品なのですが、それも当然の面白さです。
日本推理作家協会賞を受賞している事からも想像できますように、SFでありながら、同時に謎解きもしてしまうという「一粒で二度美味しい」作品集でもあります。

心が洗われるような繊細な物語と、意表をつく謎解き、魅力的で多彩な脇役陣、一度読んだら虜になること間違い無しです!

古典的なところでは、ホーガンの『星を継ぐもの』(創元SF文庫)もよかったですねー。これは、私のイメージするSFそのものでした!これ一作だけでも楽しめるのですが、『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』、そして『内なる宇宙』と、シリーズ化してます。
最初は私も、「巨人モノなの~!?」と、やや抵抗感があったのですが、そんな抵抗感など即座に払拭されてしまいます。よく練られている、良質のSFだと思います。
私もSFは初心者なので、偉そうな事は申せませんが、それでもこのシリーズは、SF初心者にオススメです!


さて、明日は来客があるので、さっきまでちょこっと部屋の片づけをしてました。
ダンナの会社の後輩が二人遊びに来るのです。

いそいそとガンダムを片付け始めるダンナ
私:「今更、なにやってんの?」
ダンナ:「いや、ガンダムを寝室にね・・・ゴニョゴニョ」
私:「明日来る人って、ガンダム好きって知らないの?」
ダンナ:「いや、ガンダム好きな事も、プラモ好きなことも知ってる」
私:「じゃあ、隠さなくていいじゃん」
ダンナ:「・・・・・・・・・・・・・・・・いや、ありすぎるから」

ほぉぉぉぉ、「ありすぎる」って自覚があったとは知りませんでした!!
ガンダム40体もあるっちゅーねんッ!!
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2007/03/23 03:27 | Comments(0) | TrackBack() |

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