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2018/08/17 16:34 |
教科書が教えてくれない歴史
今日はまずご報告。
一部の方が「アレの中身はどうなっているんだ!?」と興味津々だった(かもしれない)「缶詰ラーメン」
とうとう食べましたッ!!

F1000021.JPG
まず、開けた感じはこんなんです。
ま、予想通りというか。
食欲を全くそそられないルックスですね~

既にこの時点で、丼の底に残った食べ残しってな雰囲気を醸し出しています。






F1000020.JPG
で、麺の感じ。
右下に垂れてるのは、具のメンマ。








この写真を撮った後、口に入れてみました。

「まっずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーッ((((゜Д゜;))))」


ある程度予想はしていたことですが、こんなにまずいものを食べたのは久しぶりでしたよ・・・・
麺が延びないように、コンニャクを使用しているらしいのですが、コンニャクのプリプリ感すら感じられませんでした
単なる延びてコシのない麺。
いや、延びてすらいないハズです。
だって延びないようにコンニャクなんだもん。

スープに至っては、「腐ってる!?」と思わずにはいられないビミョーな酸味。
そりゃ、冷やし中華にはアクセントとして酢を入れたりすることもありますけど、まさかソレを狙ったって訳じゃないですよね?アータ、ってなもんで。
このスープを飲み干すのは、罰ゲーム級の苦行でしょう。

F1000019.JPG
ハイ、でしばらく食べてると出て来た「具その2」。
何か分かります?

ダンゴ虫じゃありませんよー
エビです、エビ。

スープが染込んで、マッ茶ッ茶。
エビの味はかけらもしませんでした。



そして、驚くべき事に、この直径1センチにも満たない干しエビは、一匹しか入っていなかったのでした・・・・Σ(゜д゜|||)
具はメンマ数本と極小サイズの干しエビ一匹。

結論から申しますに、私のようにブログのネタにでもしない限り、決して食べる価値のないラーメンなのでした。
いやー、この味で商品化を決めたことがすごいわ。
話題性で売れるうちに売りまくって、下火になる前に引き上げるってな算段なのでしょうか・・・。
この商品が日本橋から消えてなくなるのも時間の問題だと思いますので、気になる方は今のうちにゲットしてください(笑)


さて、今日も読書の話題です。
先日、久間防衛相が「長崎の原爆は戦争終結のためにはしょうがなかったんですよね」なんて問題発言をしておりましたが・・・。
その時に読んでいた本が、まさにタイムリーだったのでご紹介。

『日本の古都はなぜ空襲を免れたか』 吉田守男著 (朝日文庫)

これ、親本は95年に角川書店から出版された『京都に原爆を投下せよ』という、なかなか過激なタイトルでして、2002年に文庫化されるに当たり、上記のような穏やかなものに変更されました。
(ただ、文庫化に当たり、内容の変更は誤字脱字の修正を除き、一切行われていないということです。)

さて、この本はあらゆる意味で興味深かったのですが、皆さんは「ウォーナー伝説」なる逸話をご存知ですか?
「ウォーナー伝説」を知らなくとも、京都に爆撃がなかったのは、アメリカが日本の文化財を保護しようと考えていたからだ、なんて話を聞いたことのある方は多いのでは?

私も、この本を読むまでは、それが真実なのだと思っていました。
が、もちろん歴史の真実とは、そんな甘っちょろい話ではありません。

「ウォーナー」というのは人名でして、日本では「ウォーナー博士」と一般に呼ばれています。
アメリカの名門の出で、自身もハーヴァード大で教鞭をとり、夫人はセオドア・ルーズベルトの姪に当たる方だったとか。
専門は東洋美術で、若い頃に日本に留学し、岡倉天心の下で学んだそうです。

このウォーナー博士が、アメリカ軍部・政府に働きかけ、京都・奈良を戦火から救ったというのが、ウォーナー伝説の概要です。
その伝説を事実とする根拠として、「ウォーナーリスト」の存在が挙げられます。
その名の通り、日本の主要・重要文化財をリストアップした書類です。
これを元に、京都・奈良への爆撃がアメリカの国策として回避されたのだ、だからこのリストを作成した博士こそ、日本の文化財を救った恩人だ、というのがウォーナー伝説を真実だとする立場の人々の言い分なのです。

ですが、筆者は真っ向からこれに異を唱えます。
「ウォーナーリスト」の存在は事実だが、そもそもその作成目的からして、認識を間違っている。
リストの作成目的は、日本の文化財の保護にあったのではなく、戦争終結後の文化財の「返還」にあったのだ、ということなのだそうです。

ここでいう「返還」とは、日本が占領した地域から強奪した文化財を、強奪した時点の状態で返還できない時に(要は破損・紛失している時に)、その賠償用の代替品として「返還」するためのリストだったということですΣ(゜д゜|||)

これらの経緯については、アメリカに残る大小さまざまな資料を分析した上での客観的な結論なので、資料の捏造などということでもない限り、真実だと思われます。
(資料の捏造があるかも、と言っている訳ではありません。まず間違いなくそんなことはないと思います。)

また実際、リストに上がっている文化財が爆撃を受けている例も少なくありませんので、その点からも、「ウォーナーリスト」が保護を訴えかけるためのものでなかったことは明らかです。

ではなぜ京都は爆撃から逃れられたのか?

答え:京都は常に原爆投下の第一候補だったから

・・・・・・・・・・・・・Σ(゜д゜|||)!!

ええええええ!?と思わずにはいられませんね。
が、どうも事実だったようなのです。
京都に爆撃が行われなかったのは、原爆の威力を正確に測定するため、「出来る限り元のままの状態で市街地を残しておく」ことが最優先事項とされていたから。
破壊された市街地に原爆を落としても、それが原爆によるものだったのか、通常の空襲によるものだったのかの区別がつかないから、ということだったらしいです。

京都は、地形的にも山地に囲まれているため、爆風の威力が最大限に発揮されると予想されたこと、市街地に直径3マイルの円を描くだけの規模を有すること、人口が百万人以上いること、また宗教的意義の大きい土地だけに、原爆投下によって日本人に与える精神的ダメージが甚大になること、といった、まさに「理想的」な条件を備えた投下候補地だったそうです。

ところが、現実には原爆の一発目は広島に、そして二発目は長崎に落とされました。
(実際に候補地に上がっていたのは、京都・広島で、それぞれの予備地に小倉・新潟が予定されていたそうです。)

広島に一発目が落とされたのは、アメリカ軍部内に京都投下に反対する意見があったためです。
しかし、これも「京都が文化のある町だから」という甘い理由では、もちろんありませんでした。
戦後の国際情勢をかんがみて、京都への投下がアメリカに対する憎悪を引き起こし、日本がソ連側につくのはまずい、という政治的判断の故だったということです。

そして、京都が候補地から外されたかわりに、突如長崎が候補地としてリストアップされてしまいました。
長崎は京都の身代わりに原爆を落とされたのです。

しかし、アメリカは三発目以降の原爆投下も具体的に計画しており、三発目以降のターゲットとして、京都は引き続き候補に挙げられていたとのことです。
(結局京都は、一度は候補地から外されたものの、すぐに復活してしまいました。)

久間防衛相は「長崎の原爆は戦争終結の為にはしょうがなかった」なんてほざいていましたが、アメリカには二発の原爆で日本が降伏しようがしまいが、ハッキリ言って全く関係なかったわけです。
降伏しないなら、ここぞとばかりに原爆を落としまくっていたはず、とのことなのですから。
(二発の原爆投下の後、8月13日までは、アメリカは日本の様子を伺っていたようなのですが、翌日14日には、三発目の投下のためのリハーサルを行っていたらしいということです。奇しくもその翌15日に、日本は降伏したわけですが。)

「ウォーナー伝説」が、まさしく「伝説」に過ぎなかったことを、この本は鮮やかに証明しています。
京都が破壊されなかった理由とは、まさに戦時中ならではの「ドライ」な事情によるものであったということを。

ちなみに、奈良や鎌倉が空襲を受けなかったのは、単に爆撃の優先順位が低く、爆撃される前に戦争が終結した、という時期的なものに過ぎなかったようです。

他にもこの本には、興味深い内容が書かれていますので、是非一度、堅い本ではありますがお手にとってみてください。
ただ、書店の棚に並んでいないことが多いようで、取り寄せないと手に入らないかもしれません。
(私も取り寄せて読みました。)

私が今回、この本にちょっと熱くなったのは、「私達日本人っていい人過ぎるよな、やっぱり」という感想を抱いてしまったからなのです。
「いい人」であることが決して悪いことだとは思いません。
そしてもちろん「ウォーナー伝説」が、本当に真実なら、それに越したことはありません。

でも、戦時下にあって、そんな甘いこと考えられるはずもないわけで。
圧倒的な国力を誇っていたとはいえ、アメリカだって勝とうと必死だった訳ですし。
現実はもっとドライにシビアに動いているんだっていうことを認識するべきだな、ということを、この本から学んだわけです。

ちなみに「ウォーナー伝説」がここまで広く流布したのは、戦後GHQが、日本でまことしやかに囁かれていたこの話を、日本統治をしやすくするためにあたかも事実であるかのように利用し(「その通り」と太鼓判を押したわけです。日本人からの反感を和らげるために)、それを朝日新聞が報道して一気に広まった、というのが、筆者によれば真相だったようです。

この本に書かれていること全てを鵜呑みにするわけにはいきませんが(それはどの本の場合でも同じですね)、ただ第二次大戦のことを、このような視点から論じている本も他にはないと思います。
この本が、取り寄せなければ手に入らないという現状は、そういった意味でも望ましいことではないと思われます。
ので、きっかけは久間大臣の発言だったわけですが、ちょっと政治的な記事を書かせていただきました。
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2007/07/03 00:06 | Comments(0) | TrackBack(0) |

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