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2024/04/20 09:40 |
新刊出ました!
昨日(もう一昨日ですな・・・)、四ヶ月ぶりに『のだめカンタービレ』の新刊が出ました。
ドラマ化もされ、現在深夜にアニメも放送中なので、ご存知の方も多いと思いますが、最近のクラシックブームの火付け役ともなった、コメディマンガです。

もうかれこれ四年ほど連載されているようなのですが、ここ数年はマンガからも縁遠くなり、しかも連載されているのが、「Kiss」といういわゆるトレンディー系のオシャレなマンガばかり掲載されている雑誌だったもので、私も二年ほど前まで、その存在も知りませんでした(´Д`;)ヾ

オタクであることは、それなりに自認しているのですが、まぁそれゆえ(!?)トレンディー系のマンガにも疎かったわけで・・・(笑)

しかし、クラシックを題材にしているっていうし、何となく読んでみようかなと思って手に取ったところ、見事ハマッてしまったのです。
その時点で出ていた巻まで、あっという間に揃ってしまいました(笑)←今だからできる大人買い(*'-')

あらすじを追ってみますと・・・。
(ドラマ化された日本編のみ。但しドラマと原作は結構異なります。)

音大でピアノを専攻している「のだめ」こと野田恵と、同じくピアノ専攻の一年先輩である千秋真一が主人公です。
のだめは、ピアノには天才的な才能があるものの、生活能力はゼロ(サバイバル能力はありそうですが)、部屋はゴミタメ状態、洗髪は四日おき、しかも変態です。一方千秋は料理に掃除はモチロンの事、学業に専門の音楽まで何でも完璧な、大学のプリンス。

実はこの二人、同じマンションの隣人同士。ひょんなことからのだめは千秋に恋してしまい、始めは迷惑気味だった千秋も、いつしかのだめのペースに押され、気が付けば一緒にいるのが当たり前のような間柄になってしまいます(が、恋人同士というわけではありません)。

千秋は、ピアノを専攻していますが、実は指揮者になりたいという夢を抱いています。
しかし幼い頃に、乗り合わせた飛行機が胴体着陸するという不幸に見舞われ、飛行機に乗れない身体になってしまい(ちなみに溺れた経験から船にも乗れません)、クラシックの本場であるヨーロッパに行く事の出来ない自分の将来に希望が持てないまま、鬱屈した日々を過ごしていました。

一方のだめは、天才的なピアノの才能を持っているにも拘らず、楽譜に忠実にという「音楽と向き合った」演奏ができず、思うまま「楽しく」ピアノを弾いて毎日を過ごしていました。
のだめは幼い頃からピアノが上手かったため、有名な先生に付いたのですが、そこでピアノを弾く事を強制されたために、それがトラウマとなってしまっていたのです。

しかし二人の運命は、現代の巨匠の一人に数えられる指揮者、シュトレーゼマンと出会うことで徐々に変化していきます(シュトレーゼマンは、中身は変態エロ親父ですが、私が一番好きなキャラクターです。音楽以外のダメッぷりが愛らしいのです(笑))。

千秋は才能ある若手演奏家達とオーケストラを結成し、そこで大成功を収めます。
そんな千秋を見て、のだめは千秋を海外へ送り出すことを決心します。
「神様が呼んでるから行かなきゃ」
(こののだめのモノローグは、多分今のところ一番『ジーン』とくるところじゃないかと思います。『こんなに素晴しい音楽を持っているんだから、センパイは世界に羽ばたかなきゃだめだよ』、というのだめなりの表現です。)

誰にも心の深層を覗かせなかった為に催眠術の効かなかった千秋が、のだめの催眠術にはアッサリかかってしまい、何と飛行機で北海道入りする事に成功(笑)
(しかし、のだめのおかげで飛行機に乗れるようになったということを、千秋は全く知りません)。
飛行機に乗れたことで、千秋はヨーロッパへ渡ることに

一方のだめは、そんな千秋に遅れまいと、初めて「音楽と正面から向き合い」、コンクールに出場する事を決意します。(優勝者には留学援助があったことも参加の大きな動機の一つでした。)
それまでののだめは、幼稚園の先生になることが夢で、演奏家としてピアノに携わっていく事など考えてもいませんでした。
「楽しくピアノを弾いているだけなのが、どうしていけないの!?」というのが、のだめの偽らざる思いだったのです。
コンクールでは、結局ミスを犯してしまい入賞する事はできなかったのですが、しかしのだめはそこで初めて、人前で演奏する事の楽しさを知る事になります。

ですがその一方で、初めて音楽と向き合ったにも拘らず、上手くいかなかったという現実は、のだめに重くのしかかり、コンクール終了後実家の佐賀に引きこもってしまいます。

千秋はそんなのだめを結局放っておけず、「どうしてオレがここまでしなきゃいけないんだ!」と思いつつも、佐賀にまで迎えに行ってしまいます。
しかしのだめは、一足先に自力で立ち直っていました(笑)
(『好きな人のおかげで立ち直りました!』という、ありがちで手の痒くなるようなエピソードの無いところが、また新鮮。)
コンクールで審査員をしていた、フランス人の有名なピアニスト兼教授から、フランスの国立音楽院(コンセルヴァトワール)への留学を薦められたのです。

「何のためにこんなところまで・・・・」と、腰砕けの千秋でしたが、演奏家としての将来を思い描いて口にするようになったのだめを見て一安心。
二人はヨーロッパ行きを決め、パリ編が始まるのでした。
(ということで、今現在はパリ編が進行中です。)


うーん・・・端折りまくったのですが、それでも長いですね(⊃д⊂)
ま、教材作成の際に問題文の要約が必要なのですが、それを書くのも苦手ですしね~・・・あはは。(笑い事ではありません。自戒((((゜Д゜;)))))

「のだめ」のすごいところは、曲にしても楽器にしても、テキトーに書き流されているわけではなく、本当に説得力を持って、細部まで綿密に描かれているところです。
今までのクラシックを扱ったマンガって、ちょっとした話のアクセントのためとか、ヒロインが「お嬢様」であることを印象付けるための小道具として、とかといった程度にしか、クラシックが取り上げられていなかったのですが、「のだめ」ではクラシックを他のものに置き換えるなんてことは不可能です。
それくらい、濃密に(でも堅苦しくなく)クラシックの世界が展開されているマンガです。
だから多分、クラシックの入門書としても、十分に通用するんじゃ無いでしょうか。

私は普通の大学出なので、音大というのがどんな世界なのかは分かりませんが、結構音大生の生態もリアルに描かれているらしいですし、それゆえキャラクターも個性的で、単純にコメディマンガとしても一級品です。
(クラシックを聴かない人でも楽しめるというのは、ウチのダンナが証人です(笑)

ハッキリ言って、超有名マンガなので、今更私が取り上げたところで、何の面白みも無いんですが(汗)、せっかく新刊の発売だったので、「のだめ」で訪問してくれる方もいるかと思い、尻馬に乗ってみました~(えッ!?

ちなみに、あと私が現在も継続して読んでいるマンガは、『名探偵コナン』ですΣ(゜д゜|||)
58巻まで出てるんだっけな・・・・?
全部持ってます・・・・_| ̄|○
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2007/06/15 02:58 | Comments(0) | TrackBack() | コミック・漫画・アニメ
フィギュアを尋ねて三千里
先日、とあるジャンクショップで、とあるアイテムに一目惚れしてしまいました。
それがコイツですッ!
P1000039.JPG










DQシリーズでおなじみの、スライム

モンスターズギャラリーというシリーズの最新作の一つなのです。
今までもスライムのフィギュアはたくさん発売されていますが、こんなにカワイイのは初めて・・・・・

ところが、見かけた店では、シリーズのフィギュアがコンプリートされた状態でしか販売しておらず、このスライムだけが欲しい私には買うことができませんでした・・・_| ̄|○

私:「日本橋に行くしかない~ッ!!!」

こういうモノを買うために日本橋に行くという選択肢が即座に出てしまう点、かなりのオタクです・・・

で、日本橋のフィギュアショップのはしごを開始しました。
やはり店によって値段が違うので、できることならお安く手に入れたいわけです。

スライム500円

これが最安値でした。
このフィギュアシリーズはもともと一箱が500円
ここで買えば、定価どおりの値段ということで、特に損得無し。

しかし、同じ店の外で、未開封の同じシリーズが368円で販売されています。
さらに3個以上買えば、一箱331円ッ!!

外からはナニが入っているのか分からないので、バクチ要素タップリです!
上手く引けば、スライムが169円安く手に入ります!!
しかも、ものによっては超レアなので、転売で儲かる可能性も((((゜Д゜;))))

私:「買うしかないッ!」
ダンナ:「・・・・・ちいすけ向きだな」

ギャンブルそのものには興味が無いくせに、ギャンブル要素には弱い私・・・・。

中身によって重さが違うので、一つずつ重さを確かめながら、3つ選びました。

一つ目。
イキナリ青い物体が目に飛び込んできました!!
私:「おぉ~!!最初からスライムがぁぁぁぁ♪」
幸先のよいスタートです。

二つ目。
今度は紫っぽい色。
キースドラゴンという、比較的マイナーなドラゴンですが、コイツの店頭価格は2000円!!
(可愛くないので、既に転売するつもり)

三つ目。
一番重い箱だったので期待大(*´Д`*)
が、
私:「・・・・・・・・・・・・・・・・・ナニコレ?」
まず出てきたのは、「重量調整用です」と書かれた、重り・・・・・・・・・・・・・・・
そして注目のブツは、「ブラッドソード」という、このフィギュアのシリーズ中、最も人気薄のモンスター。

ダンナ:「重りが入ってるとは・・・騙されたねぇ(笑)
私:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○」

その足で、スライム以外の二点を売りに行きましたが。
キースドラゴン=500円
ブラッドソード=買取不可Σ(゜д゜|||)

ブラッドソードは、袋から出される事無く、我が家の押入れに眠っています・・・・。

そのほかの戦利品。

まずガチャガチャでゲット。
P1000040.JPG

「世界不思議発見!」のスーパーひとし君♪

かなり人気があるみたいで、もうほとんど残っていませんでした。
次の携帯につけようと思ってます(笑)






それともう一つ。
実は日本橋には、このコも探しに行ったのです。
P1000038.JPG

モリアオガエル(笑)








コレもガチャガチャなのですが、そのガチャガチャ自体が見つからず、仕方ないのでショーケース販売で買いました。
600円也

このカエルのシリーズ、本当によくできてるんです~。
一回200円なのですが、モリアオガエルとニホンアマガエルは本当に可愛い♪
ニホンアマガエルも欲しかった(というか、ニホンアマガエルが一番欲しかった)のですが、私のように探している人間がいると見破られているのでしょう・・・。
足元見られて1500円・・・・・_| ̄|○

さすがに購入は見送りました。

ちなみに以前、私が自分でガチャガチャで引き当てたのはこの子です。
P1000037.JPG

・・・・・・・・・アズマヒキガエル(涙)
店頭価格200円也。

やっぱり人気無いのね(⊃д⊂)

リアル過ぎて、腹側の黒い紋とか、本当に気持悪いです(笑)
でも最近は見慣れて、とても可愛いです♪


おまけ。
前に住んでいたマンション内のツツジの植え込みで撮ったカエルちゃん。
ダンナには「奇跡の一枚」と言われたナイスショットです。
P1000013.JPG

この凛々しい背中。
何度見ても惚れ惚れします~(*´Д`*)

まるで森の中で撮影したかのような素晴しさッ!!






ちなみにこのカエル、胴体部分は2センチくらい。
本当にちっこいのです。
来月くらいから、また名張ではチビガエルたちが飛び跳ね始めることでしょう。
都会暮らしを満喫している私ですが、このカエルだけは名張が恋しい

毎朝、自転車に遊びに来ているのを探したり。
エレベーターに迷い込んできたのを、干からびないように救出したり。

が、カップルの前で救出作戦を実行したところ、カエルを捕まえた私を見るなり。
彼女:「きゃーーーーーーー!!カ、カエル・・・触った・・・・」
と、彼に可愛らしくすがり付いて、信じられないものでも見たかのように私を指差しました・・・・Σ(゜д゜|||)

両手でカエルを包むように持って立っていた私は・・・・立つ瀬ナシ。
彼の方は、スミマセンというような感じで、私に気の毒そうな視線を向けていました。

この時の救いは、エレベーターにダンナも同乗していたこと。
が、
ダンナ:「普通の女の子の反応だろうね、アレが」
と冷たいお言葉を頂戴しました・・・・。

アレから3年。
カエルの恩返しを待っている私です。

2007/05/21 20:49 | Comments(0) | TrackBack() | コミック・漫画・アニメ
GW突入!
早いもので、GWも前半が終了してしまいました。
私は、相変わらずのぐうたらで、コナンの映画を観に行っただけでした・・・・_| ̄|○

今回で映画はもう11作目ですね~。
私はビデオで観たものもありますが、全て観ています(笑)

今回のサブタイトルは「紺碧の棺(ジョリーロジャー)」ということで、海賊がらみの話なのですが、謎解きがイマイチ??
どうも最近の映画は、推理モノというよりは、アドベンチャー路線に比重がかかっているようで、私としてはちょっと不満が募ります・・・。

ターゲットは子供だから、あんまり込み入った謎は仕掛けられないのかもしれませんが、それでもやっぱり推理大作を期待したいところです。
ちなみに私が今までで一番面白かったのは「時計仕掛けの摩天楼」です。
何作目かなあ・・・・・。2作目か3作目だと思います・・・(古)
↑第一作目でした・・・・もっと古(⊃д⊂)

映画といえばもう一つ、深夜に放送していたのを録画しておいたのですが、「北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」も観ました。
28日からは、これの続編の「ラオウ伝 激闘の章」が公開されていますね。
ケンシロウの声が阿部寛、ラオウが宇梶剛士、映画のオリジナルキャラクターであるレイナが柴咲コウ、というラインナップです。

声に関しては・・・・阿部寛は、多少低すぎるかなあって気もしますが、まあそれなり。
宇梶剛士は、うまいとは思うけど、ラオウの声としてはちょっと迫力不足な感じがしました。
問題は・・・柴咲コウ。下手です。棒読みすぎ・・・・・。

映画の内容ですが、ラオウ視点のオリジナルなのかと思ったら、ストーリーの大枠は、対サウザー戦がメインで、ほぼ原作を踏襲していました。
私は原作を読んだときに、シュウの最期に涙したのですが、今回もホロリと泣いてしまいました(笑)
贔屓のトキは、あまり出番が無く残念。
今公開中の新作には、多分出番が多いんだと思いますが。

画がとてもキレイだったので、原作ファンの方は楽しめるかも。
ただ、原作も読んでいなくて、昔のアニメも見ていないという人には、話の流れを追うのが大変かもしれません。
全く北斗の拳を知らない、という人に向けては作られていないと思います。


そういえば、以前このブログでも話題にした、石原慎太郎、また問題になっていますねぇ。
阪神大震災に関して、当時の兵庫県知事を揶揄してみたり、東国原宮崎県知事に対して、「田舎者」発言をしてみたり・・・・。
(私、別に東国原知事も特に好きじゃないですけど・・・・)
何というか、政治家としての手腕以前の問題です!!
人としての品性が足りない。
所詮、国政で上手くいかなかった人間の戯言でしょ?、とも思いますが。
まあ、選挙で当選しちゃったんだから仕方ない、とは思いつつも、今期で石原都政は終わって欲しいと思います・・・・・。
(以前も書きましたが、石原慎太郎を支持している方には申し訳ありません。)


さて、前回のアンケートにご参加頂いた方、ありがとうございました_(._.)_
やはり、「サザエさん」が一位でしたね!(総数が少ないですが・・・(⊃д⊂))
私としては、「北斗の拳」に二票入っていたのが驚きですが・・・・Σ(゜д゜|||)
コアなファンがいるということなのでしょう!

今回は、趣向を変えて、「究極の選択」という、ますますもって「こんなこと聞いてどうすんねんッ!?」というアンケートにしたいと思っています(笑)
管理人のお遊びに、ポチっとお付き合い頂ければ、ヒジョーーーーーーに嬉しいです(笑)

2007/04/30 22:48 | Comments(0) | TrackBack() | コミック・漫画・アニメ
次は『蒼天の拳』だッ!
またまたスパニョラのマスターからお借りしてしまいました!
北斗の拳の続編である『蒼天の拳』をッ!(笑)

続編は本編を超えられないっていうのが世間の常識ですが。
映画なんか、特にそんな感じしますよね。
(主人公死んだのにどうすんだ?とか思ってたら、突然弟がいたことになってたりするとか・・・ありがちなパターンですね)

小説でも『風と共に去りぬ』の続編の『スカーレット』っていうのが十年ほど前に出ましたが、あれ最悪でした・・・。
心理としては分かります。やっぱスカーレット・オハラとレット・バトラーは結ばれて欲しいですもん。
でも、そうならずにスカーレットがレットを失った後で、その存在の大きさに気付かされて、「あの人を今度こそ本当に手に入れるわッ!」って決意して終わるところに価値があったわけで。だからこそ「明日は明日の風が吹く」の名訳が心に染みるわけで。
本当に引っ付けてどないすんねん(怒)

まあ『スカーレット』は、そもそも本家と作者が違うっていう点で仕方のないところはありますけど。

でもでもね、『風と共に去りぬ』の、あの迫力があって、スケールがでかくて、魅力的な人物がいて、惹きつけられて、格調高くて、まさに「本格小説」!ってイメージを期待して読み始めたのに、
「ただのハーレクインじゃんッ!!!(怒)」
としか言いようのない内容ってあんまりじゃないですか・・・・・・・・・_| ̄|○(←文句言いつつ結局読んでた私)

せめて帯に「作者はハーレクインで活躍しています」とか書いておいて欲しかった・・・・
本当にハーレクイン作家だったのかは覚えてませんが。

(実はハーレクイン系の作家の本って、新潮文庫からでさえ出てたりするんで、読んだ事あります、それなりに。別にキライじゃないですし(笑)←実はコレ、今までで一番勇気のいった告白かもしれません((((゜Д゜;))))
まあ本家ハーレクインはさすがに買ったことないけど;
確かに「ハーレクインなんだ」って分かった上で読んでれば、それなりに面白いと思うんですけどね・・・(汗))

ハイ、ちなみにハーレクインがわからないというアナタ。
色々と作品の系統によって細かく分類があるそうですが(さすがに私も、細かい分類までは把握しておりません(汗))、一応定義すると、
ヒロインの美女(美女じゃないという設定もありますが、そういう場合には『美人じゃないけど魅力的』な女性ということになっております・・・オイ(--メ))と、金持ちで野性味があって(←ココ重要)、女にもてるくせに見向きもしないというヒーローの男が出会い、今まで本気で女を愛した事のないヒーローが、ヒロインに本気で惚れちゃって(←コレも重要)、幾多の障害をものともせず、ハッピーエンドで結ばれる(←コレを破ると、恐らくハーレクインじゃないです(笑))
という、こう書いてしまうと身もフタもない、おとぎ話です(笑)
ま、それが面白いんですけどねー。あんまりにも浮世離れしてるんでツッコミどころ満載だし。ベタ過ぎてある意味トレンディードラマの対極いってますので、2時間サスペンスとか昼メロとかが好きな人は面白いと思います。


で、本題の『蒼天の拳』です。
コレ、設定としては『北斗の拳』よりも、ちょっと昔の話です。
今8巻まで読み終えたところなんですが、マスターも
「やっぱり本編は超えられないですねぇ・・・」
とおっしゃっていまして、私もそのつもりで読み始めたのですが。

私このマンガ(今のところは)すごく好きですッ!(笑)

確かに『北斗の拳』のような疾走感とか、パワフルさとか、ハチャメチャさとか、型にはまらない破天荒な部分はなくなっちゃってますし、全体的にキャラ達の個性なんかも薄くはなってるんで,総合点では(最初に受けたインパクトも含め)僅差ですけど『北斗の拳』に軍配が上がるとは思うのです。

ですが、主人公の「霞拳志郎」は、かなり魅力があります(私には)。
話も、ジャンプのときと違って(笑)、もっと長期的な展開を見据えて作られてますし。
(まあ、ジャンプは容赦なく連載打ち切られますから、毎回毎回怒涛のような展開にならざるを得ませんもんね・・・)

『蒼天の拳』は、まだ上海が「魔都」と言われていた頃が舞台になっています。
(一応実在した場所を舞台にしているという点も、『北斗の拳』と大きく異なっている部分です)
その頃の上海って、夢野久作とか澁澤龍彦とかを髣髴とさせる、胡散臭くてアヤしいイメージでいっぱいですが、まさにそんな胡散臭さ全開の中で、上海租界の利権争いが繰り広げられます。

拳志郎はその争いの中、一人の拳法家として「義」のために突き進んでいきます。
この拳志郎、クールなんですが、かなりお茶目な部分があって、とても感情移入しやすいです。
お前はクラーク・ケントか、って突っ込みたくなるような冴えない眼鏡とかかけてるし・・・(笑))
ケンシロウが、クールを絵に描いたような、ひたすらカッコイイキャラだったのとは対照的です。

他の脇キャラのスケールが、「北斗の拳」とは比べ物にならないくらい小さいのは否定できませんが・・・。
(でも悪役の小物連中は、結構味があります・・・。変人揃いで)

「北斗の拳」では、私は主人公のケンシロウではなく、大人なトキが好きだったのですが、今回は主人公の拳志郎に惚れました!
イメージとしては、『シティーハンター』の冴羽リョウ(←漢字出ません・・・)に近いかな。モチロンあそこまでギャグではありませんが。

ただ、ここまで引っ張っておいてなんですが、これから読んでみようかな、とお考えの方がいらっしゃいましたら、『北斗の拳』の続編というより、その世界観を継いだベツモノと思って読み始めた方が良さそうです(笑)

死兆星とか、ヒロインは死んでる!?とか、「お前はもう死んでいる」のセリフとか、ファンをくすぐるお約束は盛りだくさんなので、そういう意味では十分に続編なんですが。

あ、そういえばアンケート、「北斗の拳」にもう一票入ってましたね!ありがとうございます。なんてグッドタイミング(笑)
まだ投票されてない方、課金されるとか、ヘンなとこに飛ばされちゃうとか、そういった害は一切ありませんので(ま、益もありませんが・・・・(゜▽゜))、ポチっと投票してみてください_(._.)_

さ、続き読まなきゃ(笑)

2007/04/12 02:50 | Comments(0) | TrackBack() | コミック・漫画・アニメ
三連休
三連休。心待ちにしている方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
私は申し訳ないことに、毎週三連休です・・・・(⊃д⊂)
今日は三連休の最終日。だからって何もありませんが(笑)

昨日は、職場の同僚(?)の送別会でした。
小ぢんまりと行ったのですが、なかなか話も弾み、楽しかったと思います。
行く前に、プレゼントに日本酒を買っていこうと思って、試飲していたのですが、その高々4ナメくらいで(4口というほど飲んでない)酔っ払ってました(笑)

もう一つ、初代ガンダム好きということで、今マニアの間で大流行の、GFFというフィギアもおまけでつけてみました(笑)
本当はシャアズゴックが欲しかったのですが、今は入手困難となっていまして・・・。というか、もし発見しても、ダンナが欲しがっていたので、去り行く同僚の手に渡ることは無かったかもしれませんが・・・((((゜Д゜;))))

プレゼントしたのは、カイ・シデンが搭乗していたガンキャノンです。
テレビではボテっとしたスタイルでしたが、このGFFではスマートでかっこよく生まれ変わっています。

ちなみに、このGFF。現在50ちょいほど種類があるらしいのですが、うちのだんなは40体くらい持ってます・・・Σ(゜д゜|||)
どういうもので、どれだけあるのかに興味がある方はコチラをどうぞ。
これが個人の趣味のペ-ジであることが驚きです((((゜Д゜;))))
http://f52.aaa.livedoor.jp/~gffm/

しかし、今はガンダム花盛りですねぇ・・・。ガンダム芸人とかいうカテゴリーまで出来てるし(笑)
20年前の子供が今はもう立派な、小金を持ったオトナ。当時は買えなかったガンダムを買い漁っているわけですな(笑)
バンダイも20年前に蒔いた種が開花して、いま刈り入れ時なんでしょう・・・・・。長期的なビジョンって必要ですねぇ(笑) 


そうそう、実は昨日の夜、ブログを更新しようと思ったのですが、サーバーメンテのために出来ませんでした。
で、せっかくたちあげたパソコンをそのまま閉じるのももったいなかったので、ヤフーのトップページでめぼしいニュースを見ていました。

が、私の目が釘付けになったのはヤフーの「北斗の拳特集」!!!
テレビシリーズの全予告の動画を無料で見られるらしいです(笑)
まあ、そこまでは流石に見ませんでしたが。

主要キャラの得意技とその効果が詳しく説明されていたりして、結構読んじゃいました。

そして、そこからリンクの貼ってあったのが「エンジェルハート」
北条司さん原作の「シティーハンター」の続編(?)です。

私は生まれて初めて読んで泣いた漫画が、同じく北条司さんの「キャッツアイ」の最終回でした。
生意気にも「瞳と、瞳ともう一度恋が出来る」という俊夫(瞳の恋人で、かつその正体を知らずキャッツを追っていた刑事ですね)のセリフに、小学生のくせに(年がばれる・・・_| ̄|○)号泣しました(笑)

(ネタばれ:このセリフのどこが泣かせどころなのかの説明デス。いつもどおり、反転させて読んでください)
瞳は、姉の泪、妹の愛と三人で、美術窃盗団のキャッツアイとして、父親である画家のハインツの作品を
取り返すべく、各地の美術館などから盗み出していました。(この際、必ず予告状をだしていましたね~)。このキャッツを追っていたのが、警視庁の刑事・俊夫。彼は自分の恋人がキャッツであるとは知らず、毎度のように取り逃がし、煮え湯を飲まされていました。
しかし次第に、瞳=キャッツという疑惑は大きくなっていきます。否定しつつも、認めざるを得ない状況に俊夫は苦悩します。そして、瞳たち三姉妹が、日本を離れる日。キャッツを逮捕する最後のチャンスに、俊夫は手錠ではなく、婚約指輪を瞳に渡すのです。
警察をやめ、瞳たちを追いかけてきた俊夫は、衝撃の事実に直面します。瞳はなんとウィルス性の熱病に冒され、一命は取り留めたものの、記憶のすべてを失ってしまっていたのです。
誰の呼びかけにも反応しない瞳。しかし、俊夫は二人の思い出のオルゴールをそっと鳴らします。その音色に記憶は戻らないまでも、確実に瞳は反応しました。
そのときに俊夫が、上記のセリフを口にするわけです。
もう、刑事と泥棒ではなく、純粋に恋人同士として二人の関係を始められる、という切ない思いの詰まったセリフなんですね。
(以上、私の記憶のみに拠った記述ですので、間違いがあるかもしれません・・・・)

ということもあり、昔から好きな漫画家さんなんですが。
「エンジェルハート」、聞いてはいましたが、シティーハンターのファンとしては、結構、いやかなりショッキングな開幕でしたねぇ・・・・。
いや、ホント、「続編」ではなく「パラレルワールド」とせざるを得ない、かなり思い切った設定です。
物議を醸したのも道理です。

衝撃の第一話を初め、何話かは無料で見られますので、気になる方はコチラをどうぞ。
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00220/v00971/

ただ、4話以降がすごく気になるのに、そこからは有料なんですよね・・・_| ̄|○
こんどDVD借りてこようと思ってます(笑)

2007/03/19 17:35 | Comments(0) | TrackBack() | コミック・漫画・アニメ

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