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2025/07/13 07:45 |
やってしまった・・・・
今日は久々に顔の産毛でも剃ろうと、電動カミソリを取り出しました。
使いやすいと評判の、松下(あ、パナソニックか)のフェリエってヤツです。

私ももう何年も使い続けていまして、初代のがイカレてしまったので、現在のものは二代目。
眉毛も揃えやすいしお気に入りなのですが。

ウィーーーーンと快調にデコの毛を剃っていたところ。
十年近く使っているにも拘らず、この期に及んで手元が狂い、やってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・眉毛そり落とし((((゜Д゜;))))

全部落ちたわけでは当然ないのですが、左の眉毛の上側に不自然な斜めストレートを作り出してしまいました・・・_| ̄|〇

まあ、眉毛なんて描けばいいんですけどね、描けば・・・・・(涙)

つい一週間前も、パーマが落ちてきたので、ヘアアイロンで髪を巻き始めたのですが、やはり手元が狂い、160度の高温プレートを左腕にジュッと・・・・・((((゜Д゜;))))

コンマ何秒のことだったのですが、長さ3センチくらいの焦げができましたヽ(;´Д`)ノ

まあ160度なんて、考えてみれば揚げ物が出来てしまう温度ですからね・・・・。
揚げ物としては低温だけど。

そういやつい何日か前も、入浴中にツボ押しローラーでマッサージしてたら、ローラーの柄がポッキリ折れました。
(ダンナにはどれだけ力を入れてるんだと呆れられましたが。ふくらはぎがコリまくっててつい・・・(゜ー゜;))

最近美容器具には痛い目に遭わされています。
(全て私の使い方の問題ではありますが(´Д`;)ヾ)

ウチのマイナスイオンドライヤーは時おり不穏な音を立てるのですが、イオンを発生させるには電荷だか何だかが凄いらしいので、毎日ビクビクしながら使ってます。
ちなみに今日は機嫌が良かったようで、何の問題もありませんでした。
(毎日おかしけりゃ、いっそ買い換えられるのに・・・・・・)


あああ、それにしても眉毛が悲しい・・・・_| ̄|〇


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2008/02/19 03:13 | Comments(0) | TrackBack() | コスメ・美容
雪辱戦
今週末は行ってきました。
以前入り口まで辿り着いたにも拘らず、あまりの混雑振りに入場を諦め帰ってきたあの場所・・・・

そう、「ディズニーシー」へッ!!!!!

・・・・・・って違います(´Д`;)ヾ

そういや以前にココで書いてますが、ディズニーシーも同じような経緯で諦めたんだったと思い出しました(笑)
そしてその足でアキバへ向かったという・・・・(;゜ロ゜)

いやいや今回雪辱を果たしたのは、「三田プレミアムアウトレット」ですッ!!

前回尋ねた際は、まだまだオープンして間の無い時期だったので、嘘みたいな大混雑。
並ぶ根性を持ち合わせないダンナと私は、早々に尻尾を巻いて逃げ出してきたのでした。


今回は、寒さも手伝ってか、(いや単に到着時間が遅かっただけかも・・・)前回からは想像も付かないほどに閑散としていました。
・・・・商業施設としてはどうなんだ?と思わなくもなかったですが、人ごみが苦手なワタクシとしてはありがたい状況でした。

りんくうプレミアムとどちらに行くか悩んだのですが、結局中に足を踏み入れてないし、ル・クルーゼのアウトレットも見たいし・・・ということで、三田に行くことにしました。

ただ例のごとく、ノンビリしていたので(単に昼まで寝ているだけですが・・・)出発時間も遅くなり、到着したのは六時
違う表現を用いると、18:00ですΣ(゜д゜|||)
(いや、分かりきってますよね、スミマセン)

まあそれでも二時間あるので、私としては十分です。
基本的に、私は買い物の際に迷うことがありません。
ただ、ダンナがものすごーーーーく悩むタイプなのですが・・・・・ヽ(;´Д`)ノ

到着時間が遅かったことが幸いし、何と今までの経験からはありえないくらいに、入り口から激近の位置に駐車できました

一般にこういうアミューズメントスポットやショッピングモールの駐車場って、入り口から大分歩かされるようなところに止めさせられて(大体第三駐車場とかに行かされる)、帰りに買い物袋とかぶら下げながら、「どのへんだっけ~???」と言いつつ、車を探すハメに陥ったりするんですよね。
しかも、やっと見つけたと思ったら、違う人の車で、「ウチと同じ車に乗るなよなッ!!」とか、相手にしてみれば「お前もなヽ(`Д´)ノ」というような、誠に自分勝手なことを口走ってしまったりして・・・・。

しかし、今回はそんなこともなく。

車から降り、テキトーに進んでいくと、早速お目当てのル・クルーゼの店を発見。
中に入ると、かなり豊富な品揃え。
私は未だに、アウトレットは売れ残ったものばかり置かれているところだと思っているので、結構意外でした(笑)

私が欲しかったのは、ガッツリと煮物が作れる大きい両手鍋。
しかもせっかくル・クルーゼなので、色がキレイで楕円形のものを買おうと思ってました。

フラフラ見ていると、店員さんが寄ってきました。
当然「どのようなタイプをお探しですか?」と聞かれたので、
鳥の骨付きもも肉とかを何本か煮込めるような大き目のを探してるんです」と返答。

すると、どこをどう間違えたのか、店員さんが勧めてきたのは35センチの楕円形の深鍋・・・・・Σ(゜д゜|||)
この大きさは、日本では一般的ではないんで、デパートでの取り扱いもないんですよ。アウトレットならではです」
と、何だか自信満々なトーク。

そして極めつけ。
「これなら、鳥一羽、詰め物をしても煮込めますよ(*'-')」

いやいやいやいやいや・・・・・
その鍋なら確かに、鶏どころか七面鳥の丸ごとでもいけそうですけどね・・・・・・。

唖然としていると、ダンナが横から一言。
「そんな鍋で何作るの!?」

ハイ、仰るとおりですとも。
ワタクシは、「鳥の骨付きもも肉」といったわけで、決して「鳥丸ごと」とは申しておりません。

と言いつつ、私が買ったのは、27センチの楕円形の深鍋・・・・・
実は、このサイズも大きいらしく、アウトレットならではの商品らしいです(゜▽゜;)

この大きさも日本では手に入りにくいので、コチラにお越しいただいてよかったですよ~」
と店員さんは満面の笑み。

ウチは家族二人だけなんですけどね~。
ただカレーとかシチューとか、その他煮込みものは何でも、軽く10皿分くらい作るので大きい鍋が必要なんですね~(゜ー゜;)

ちなみにル・クルーゼの鍋は鋳鉄にホーロー引きなので、とても重いのですが、買い物している間は預かってくれるそうで。
最初「重いので、他のところを見てからまた来ます」と言ったところ、即座に
「いえ~、お預かりしますよ」と返答されました。

私は今回最初から買うつもりだったのでよかったですが、買う気がなかったら、結構言葉に詰まりそうです(´Д`;)ヾ

その後、ダンナがジーパンが欲しいと言い出したので、ビームスのショップへ。
後ろをくっ付いて一緒にウロウロしていたのですが、いつまで経っても決まりそうもなく。
いい加減痺れを切らした私は、別行動をとることにしました。

向かった先は「PLAZA」と書かれた看板の店。
多分ソニープラザだと思うのですが、アウトレットのショップには「ソニー」の文字はありませんでした。
どうでもいいことですが、どうしてなのか疑問です。

そこではお菓子のみ購入。
プリングルスと、幽霊型のスナックと、激辛ポテトと、ザクロが入ったチョコという、冷静に考えると「なぜこんなラインナップ?」と思ってしまうようなビミョーな面々・・・・。
多分、お菓子が山ほど並んでいたので、ちょっとテンションが高くなっていたんだと思います。

ちなみにプリングルスは、日本では一般には売られていないピクルス味
珍しくて思わず買ってしまったのですが、なんともいえないお味・・・・・・。
というか、マトモな味じゃないことくらい、最初から分かってはいたのですが、やはり買ってしまうんですね・・・・。
一枚しか食べてませんヽ(;´Д`)ノ


その後、いい加減もういいだろうとダンナに電話をしてみたのですが、呼び出し音を20回鳴らしても全く出る気配なし。
何度電話をしても同じです。

「こりゃ試着してるな・・・・・」

ということは、恐らく店も移動していないはず。
そう思ってビームスに向かうと、案の定ダンナは試着室におりました。

二本のジーパンのどちらにするかを悩んでいる様子。
そこで私からナイス提案

「じゃあさあ、ジャンケンして私が勝ったらコッチで、負けたらソッチにしよう!」

・・・・・・・・怒られました(涙)
いい提案だと思ったのに(;´д⊂)

結局私には分からない理由で、一本に絞ったらしく、無事(?)お買い上げ。

その時点で閉店まで10分だったのですが、ビームスに入る前に見ていたアクタスの椅子とフランフランの机が作業用に(ちなみに「作業」と書いて「プラモ」と読みます)欲しいというので、慌てて移動。

アクタスで椅子を頼んだ時、私は鍋を預けたままなのを思い出し、ル・クルーゼへダッシュ。

ダンナはその間にフランフランで机もゲット。

そんなこんなで慌しい最後の十分間でしたが、二人とも満足の行く買い物が出来ました♪


「三田はル・クルーゼがあってよかったね~」
と帰りにホクホクで話をしていたのですが、帰ってから調べたところ、今はりんくうのアウトレットにもル・クルーゼのショップは入っているんですね・・・・・。


おまけ。
行きに西宮名塩のSAに寄り、スティックカールの「柚子胡椒味」というのを買ったんですが。
「柚子胡椒」というより、「柚子と胡椒」って感じのビミョーな味でした。

2008/02/17 23:41 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・雑記
バレンタインでした
今日は久々に音楽の話題です。

巷はバレンタイン一色の今日、私も職場でご挨拶方々、義理チョコを配ってまいりました。
この時期にしか買えないチョコがたくさんあるので、選ぶのもなかなか楽しいのです。

ちなみにダンナにあげるチョコを選ぶ際の最優先事項は、
「自分が食べたいチョコかどうか」
コレに尽きます。

世の女性の大半は、ダンナや彼にあげるチョコを、この基準で選んでいると思います。
私も半分は自分が食べる計算で買っているので、結構お高いのを選んじゃったりします、オホホ(*´Д`*)

さて、そんなこんなでバレンタインだったわけですが、ワタクシは例によって一人寂しくコンサートに行ってまいりました。
・・・というか、もともと一人で行く方が好きなのですが。


今日は大阪フィルハーモニー交響楽団の今年度最後の定期演奏会でした。

ラヴェル 「道化師の朝の歌」
ガーシュウイン 「ラプソディーインブルー」
ベルリオーズ 「幻想交響曲」

指揮:大植英次
ピアノ:小曽根真(おぞねまこと)

最近もコンサートにはちらほら出かけていたのですが、まあ「フツーによかった」という感じで、特にブログにもアップしていなかったのですが、今日のコンサートは久々に「大当たり」でした♪

まず一曲目。
この曲はもともとはピアノ曲「鏡」の中の一曲で、それをラヴェルが自身でオーケストレーションしたものだそうですが、楽器の響き合いが本当に豊かで、また使われている種類もかなり多いので、見ているだけでも楽しい曲でした。

色彩豊かな音色、強弱のハッキリした音調は、まさに大植さんの得意とするところ。
相変わらず指揮台の立ち姿も楽しげで、一曲目からかなりヤラレてしまいました。


そして2曲目。
ソリストとして舞台に立ったのは小曽根真さん

この曲は、ドラマ「のだめカンタービレ」のエンディングでも使われた曲です。
最近は、中間部の叙情的なところが、マンションかなんかのCMにも使われていますね。

もちろんドラマで使用される前から知っていた曲ですし、かなり好きな曲でもあったのですが、映像とは恐ろしいものです、最近はこの曲を耳にするたびに「マングースの着ぐるみ」が頭の中に現われるようになりました・・・_| ̄|〇

さて、私はこの小曽根真さんを、申し訳ないことに存じ上げませんでした。
というか、「何となく名前は見たことある人だけど・・・」というのが正直なところ。

ピアノの前に座った小曽根さんの構えを見て、ド素人の分際で恐れ多くも私は、
「なんか、手の置き方がヘン・・・・?」
なんて思ってしまいました・・・・・。

手首を下げたような、指先だけが鍵盤に引っかかっているように見える構えだったんですね~。
(私は昔、ピアノを習っていた時、そんな手の置き方をして先生に怒られました・・・(´Д`;)ヾ)

クラリネットのトリルが鳴り響き、いよいよ曲の開始です。
一気に高調していくグリッサンドに乗り、華やかにメロディーが展開していきます。

私はこの曲が好きなもので、色んな演奏家のものを聴いているのですが、今日の演奏は私の知っている演奏のどれとも全く違うものでした。
一番違っていたのは、音と音との間の間の取り方。
一瞬「アレ?」と思わされてしまう、実に緊張感のある絶妙な間でした。

そして次に違ったのはカデンツァ(ソリストが技巧などを存分に披露するために自由に演奏する部分。この曲でもカデンツァっていうのかな・・・?)。
カデンツァは、建前上はソリストが自由に弾くこととなっていますが、実際は今までに演奏されたものの中で素晴しかったものを借用するというパターンが多いそうです(まあ、作るのも大変でしょうし・・・)。

が、今日は恐らく小曽根さんのオリジナルだったんじゃないかと思います。
私の記憶なのでまったく保証は出来ませんが(゜▽゜;)、初めて聴くバージョンでした。

それが緩急を見事に使い分けた、いかにも「ジャズ」という即興的な演奏
アクロバティックな運指といい、タテ乗りできてしまうスウィングといい、聴衆の心を鷲掴みにするとても独創的なカデンツァでした!!!

そして只でさえオケと合わせるのもムズカシそうなこの曲、大植さんと大フィルの皆さんとの息もピッタリで、「もっと聴きたい」と思っていたにも拘わらず、あっという間に終わってしまいました。

演奏後は場内騒然で、拍手は鳴り止まず、カーテンコールも七回くらいありました。
ちなみにワタクシ、「ブラボー」してきました(゜▽゜)
(最近多いな・・・(笑))

さて小曽根さんとは何者?と思い、パンフレットを紐解いてみると、そこには案の定「ジャズピアニスト」!

いや~、何から何まで違うと思ってたんですが、やはりジャズ畑の方だったんですねぇ・・・・。
(というか、最初にパンフを見ておけ、私。)

ちなみにウチのダンナは、私と音楽の趣味が全く違い、生意気にもジャズやらワールドやらカフェミュージックやらのお洒落な音楽を聴きやがるのですが、そのダンナは小曽根さんを知っておりました・・・・・
何か悔しかったです。
(小曽根さんの名前を聞いたことがあるような気がしたのは、ダンナのせいかもしれません。)

アンコールは「今日はバレンタインなので『愛の・・・』」とおっしゃっていたのですが、タイトルの後半部分で、隣のオヤジが何か喋ってくれたお陰で、聞き取れませんでした・・・・_| ̄|〇
そこで帰りにロビーに張り出してあった曲名を見てみたのですが、シャルル・アズナブールの曲だということしか分かりませんでした(涙)
(ちなみにガンダムのシャア・アズナブルの名前は、シャルル・アズナブールから取ったそうです。ダンナ談)


三曲目は、これまた私の大好きな曲。
生演奏を聴くのも三度目です。

この曲を聴きに行くと、私の目はほぼティンパニと打楽器に釘付けです(笑)
なんせ打楽器が大活躍のデーハーな曲なんですねぇ・・・・。

曲の解説は以前にしているので、もう割愛しちゃいますが(さりげなく?他の記事も読んでくださいと宣伝してますΣ(゜д゜|||))、大フィル大植版は、全体的にテンポが速めでノリノリの大植節炸裂でした。

大植さんは、今日本人クラシック音楽家の中でもチケットの取り難さでは一、二位を争う方だそうですが、やはりあの指揮を生で見ると納得です。
とにかく毎回楽しいです。
音楽が楽しくて仕方ないんだよね~、という空気を体中から発されてます。


さて、今日のコンサートで、取りだめしていたチケットもなくなってしまいました(笑)
また次を色々と探してみたいと思います。
(アレもコレも行きたくなっちゃうので、ある程度チケットを持っているときは、チラシや宣伝をなるべく見ないようにしているのです(笑)

今行ってみたいな~、と思うのは、絶大な人気を誇る女性指揮者・西本智実さんの演奏。
私はロシアの音楽がとても好きで、西本さんが得意とするのもロシア音楽なので、演目的にもドンピシャなのです。
が、この方のチケットは大植さん以上に取り難いとのウワサ。
ルックスもタカラジェンヌのように凛々しいですしね~。
・・・・この前新聞に公演のお知らせが載っていたような気もするんですが、もう完売かな_| ̄|〇
(まだチケットがあったから、あんまり見ないようにしていたんですよ・・・・トホホ)


ちなみに。
全く関係の無いことですが。
前回ネタにさせていただいた生徒のAさん。

何と合格したそうです・・・・・・・・・・・・・・・えぇッ!?Σ(゜д゜|||)

おめでとう!!

と言うべきところですが。
というか立場上言わなくてはなりませんが。

ここではホンネを言わせていただきます。


そんな大学あっていいのか・・・・・!?

2008/02/15 02:08 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
天然にもほどがある
だんだんとブログの更新間隔が広くなってきました・・・(´Д`;)ヾ
今回は一ヶ月ぶり・・・((((゜Д゜;))))
本領発揮か!?

と、それはさておき、受験シーズン真っ只中に突入してまいりました。

ワタクシも、教育産業のはしっこのはしっこを担うものとして、この時期は気を揉みながら毎年過ごしているわけですが。

まあ、毎年「コイツは・・・・」と思わされる生徒が少なからずいるわけでして。

周囲の人たちにはネタとして話していることなのですが、今年も超ド級の生徒がいるんですね~、コレが。

先週のことでした。
以下再現です。

私:「お、ちゃんと過去問やってるやん」
自習室の机で、真面目に過去問の答えあわせをしているAさん(仮名)を見て、さすがにやる気になったかと声を掛けた私。

私:「どれどれ?」
解答を記したノートをちょっと覗いてみました。

するとそこにはバツで消された「石原裕次郎」の文字・・・・・・。

私はてっきり、「『太陽の季節』の作者は?」という文学史の問題だったのだと思いました。
まあ、石原慎太郎を問う大学もどうかと思いましたが。

私:「作家なのは兄貴の石原慎太郎のほうやで。今の都知事の」
Aさん:「ふぅん・・・」

他の問題も気になった私は、問題の方に目を向けました。

そこには何と。

問題:「『月に吠える』の作者は?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?((((゜Д゜;))))

私:「コレ、萩原朔太郎やろ??」

Aさん:「うん、「太陽にほえろ」と間違えてん

えええええええぇぇぇぇっぇぇッΣ(゜д゜|||)

私は衝撃のあまり、「高校生やのに、よくそんなドラマ知ってたなぁ」などということにすら、思い至りませんでした。

しかも後日、このことをAさんに突っ込んだ先生は、彼女にしれっと「でも普通みんな間違えるやろ?」と返されたそうです・・・・・・_| ̄|○


さて、このAさん。
もちろん他にも色々な逸話を残してくれています。

昨年の某大学の推薦入試での出来事。
驚くべきことに、彼女は学科試験をパスし((((゜Д゜;))))、面接試験に進みました。
しかし残念ながらそこで不合格。
私は、面接がどのようなものだったか聞いてみました。

Aさん:「一通り終わった後に、面接官の人に『最後に言っておきたいことがあればどうぞ』って言われてん」

普通、そこは最後に一言、どれだけその大学で学びたいと思っているかを、再度アピールする場面です。
しかしAさんは。

Aさん:「それで地球温暖化について話してきた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○

自己アピールの機会をなげうってまで、彼女は地球温暖化について語りたかったと・・・・!?
ある意味、尊い自己犠牲のような気もしますが(゜▽゜;)


なぜそこで地球温暖化の話をしたのか問い詰めてみると、「今興味持ってることやったから~」とのこと・・・・

すでに当たり前の常識となっている点で、話題の鮮度としても地球温暖化はかなりいけてないと思うのですが・・・・。

私は、Aさんは大学進学ではなくNSC(吉本の養成所)辺りに進んだ方が将来の展望が拓けていいのではないかと思っているのですが、さすがにハッキリとは言えず・・・・(笑)

上手く合格してくれればよし、そうでなかった場合には、大学以外の選択肢も検討してみるように力いっぱい説得に励んでみるつもりです・・・(´Д`;)ヾ


しかし、学科試験をパスしたにも拘わらず面接で落とされたという生徒は、いるようで実はあまり聞かなかったりして、そういう子は記憶に残ってしまうのですが。

私が印象深かったのはもう何年も前の生徒なのですが、自衛官を目指していた男子生徒でして。
彼は、自衛官を希望する理由を問われ、堂々と

「世界平和のためです」

と答え、見事落とされました・・・・・(゜▽゜;)


もしも受験生の方が、このブログをご覧になることがありましたら、面接のシュミレーションはしっかり行っておくことをお勧めします。

2008/02/04 02:08 | Comments(0) | TrackBack() | 日記・雑記
あなたはどっち?
あけましておめでとうゴザイマス。
七日(いや既に八日ですが)にして、本年初のアップでございます。

皆さんは初詣には行かれましたか?

我が家は、例年あまり初詣には行かないのですが、昨年は広田神社が、そして今年も結構大きな神社が近所にありましたので、せっかくだし・・・と二年連続で元日にお参りに行ってきました。

初詣といえば欠かせないのが、今年一年を占う「おみくじ」ですね。

昨年は確か、ビミョーな小吉、そしてGWに訪れた「モクモクファーム」内のトントン(豚々)神社では何と「凶」を引き当ててしまったという、まったくいいところなしの結果だったのですが。

今年はオハコならぬ「十八番」をひき、見事「大吉」をゲット!!!
「小吉」というネタにもしずらいビミョーな結果のダンナを尻目に
、思わず「おしッ!!」とガッツポーズをかましてしまいました。

が。

どうして私はこう、素直にステキな結末に恵まれないのでしょうか・・・・(涙)

おみくじの中身をよくよく読んでみますと・・・。

旅行・・・ 慎むべし。

病気・・・思いの外難し。

待ち人・・・さわりあり。来たらず。

・・・・・・・・・・・・・・・・・オイッヽ(`Д´)ノ!!!!

これが大吉ですってぇぇぇぇぇ!?

そりゃ、11月にグアムに行きましたから、今年は旅行に行く予定は今のところありませんし、既婚者ですから今更「待ち人」もなにもありませんけどね?

でも、万が一病気になったらどうしてくれんのよッ!?
去年受診した人間ドックによれば、私は「平成31年」まで健康らしいですけどねΣ(゜д゜|||)
(人間ドッグネタにアップしてます。随分前のものですが)

それにしたって、・・・・・・ひどすぎる_| ̄|○


あまりにあまりなので、ちゃんと境内の枝に結んできました。
いい内容だったら持って帰るつもりでしたけど(涙)


さて、新年一発目は、やはり本の話題です。

年末年始、あまり読書に割ける時間はなかったのですが、実家に帰ったついでに以前から再読しようと思っていた本を持ってきました。

SFの傑作のひとつに数えられる作品なので、ご存知の方も多いかと思います。
『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン著 (ハヤカワ文庫)

年がばれるので(゜ー゜;)いつ読んだかは伏せさせていただきますが、15~6年前に読んだきり、例のごとく「面白かった」という、これ以上無いというくらい抽象的な感想のみを残し、内容はきれいサッパリ忘れ去っていた本です。

技術者である「ぼく」(=ダニイ・デイヴィス)は、その飼い猫の「ピート」と睦まじく暮らしていたのですが、「ぼく」はある日突然、婚約者にも自ら創業した会社にも裏切られ、絶望の淵に立たされてしまいます

そんな「ぼく」は、茫然自失状態のなせる業か、最近流行している「冷凍睡眠保険」に惹きつけられ契約してしまいます。
いわゆる「コールドスリープ」、一種のタイムマシンですね
この世界では、冷凍睡眠中の契約者の財産を、保険会社が運用するというビジネスが行われているのです。

しかし、事前検診の際に打たれた注射によって(本当に冷凍睡眠する気があるのか、冷凍睡眠に耐えられる体か、ということを調べ、契約者に冷静に考えさせるために、鎮静剤のような注射を施すのです)「ぼく」は冷凍睡眠をやめることにします。

そして、自分を裏切った婚約者と昔馴染みの友人(この友人は、会社だけではなく、婚約者を奪った人物でもあります)に一矢報いてやろう、と決意も新たに乗り込むのですが・・・・。

この作品の魅力は幾つもありますが、まず一つは愛猫の「ピート」
「ナーオウ」とか「モーア」とか、彼の鳴き声がいちいちカッコで括ってあることや、大好物がジンジャーエールだということも微笑ましいのですが、一番の魅力は、「ぼく」の家にある12の扉の中のどれか一つが、必ず心地のよい「夏」へと繋がっていると信じて、「ぼく」に一つずつ開けさせるというエピソード。
(ちなみにこの物語は真冬の12月に幕を上げます。)

これは、物語冒頭にある挿話で、タイトルももちろんココから来ているわけですが、この挿話によって、「ピート」が聡明でわがままで、いかにも猫らしい猫である反面、人間臭さも持ち合わせている猫であるという、彼の魅力が印象付けられています。

二つ目は、単なるタイムスリップモノでは終わっていないという、展開の巧みさ。
謎解きとしても読むことができますし、後半に進むにつれ、「おぉ、あれはそういうことだったのか!」と納得の連続。
また、畳み掛けるようにスピーディーな後半の展開は、途中で放り出すことも難しく、思わずのめりこんでしまいます

三つ目は、小道具の面白さ。
「ぼく」が技術者であることから、さまざまな発明品が登場するのですが、そのどれもが想像力に溢れていて、細かな設定などでは思わず「クスッ」と笑ってしまうことも。
中には、「お、あの市販されてる商品、この小説が元ネタでは?」と思わされるアイテムもあったりします

読んだのが15~6年前とはいえ、やはり読み始めると「ラストは確かこうだったなぁ・・・」と思い出してしまったのですが、それでも文句なしに楽しめました。
読後感も爽快です
またピートがとにかく愛らしいので、猫好きの方にも是非お勧めしたい作品です。


もう一冊。
『山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー』 山口雅也編 (角川文庫)

山口雅也氏は、死者が生き返るという特異な設定による『生ける屍の死』などのように、個性的でありながら純粋に論理的な世界を構築し、その特異なルールに沿って論理的に謎を解決するという作品を多く書かれている作家さんです。

ミステリ(に限りませんが)は、知的ゲームという側面もありますから、現実世界を写し取っていなくても、作品世界の中に敷かれたルールに則って論理的推理が行われていれば問題ありません。

例えば、私が好きな山口氏の著作に『日本殺人事件』というものがあります。
ここで舞台になっている日本は、現代でありながら人々は髷を結い、花魁も現役、まさに「ゲイシャ・フジヤマ・スシ」という、オリエンタリズムに憧れた西洋人が勝手に想像した「ニッポン」なのです。

この、現実には存在しない「ニッポン」のルール・しきたり・思想に基づいて、主人公の探偵である「トーキョー・サム」は推理を展開していきます。

・・・・こんな一風変わった推理小説をお書きになる山口氏が(いわゆる現実的な設定のものも書かれていますが)、満を持して発表されたのが、このアンソロジーだということです。

非常に博識な方で、取り上げられている作品も古今東西、またジャンルも多岐に渡っているのですが、今日はその中でも、非常に有名な話が収載されていましたので、それをご紹介したいと思います。

その話のタイトルは「女か虎か」
コレを見ただけで「ピン」と来た方もいらっしゃるかと思います。
それくらい有名な話ですので、粗筋というか、ネタばれしてしまいますがご勘弁を_(._.)_

作者は、私も初めて知ったのですが、フランク・R・ストックトンという方で、1884年に発表された小説だということです。

以下粗筋です。

*************************
昔、半未開人の一人の王様がいました。
彼は罪人を裁くのに、非常にユニークな審判を行っていました。
罪人は審判場に引き出され、そこで二つの扉のうちのどちらかを必ず選ばなくてはなりません
扉の向こう側には、罪人に最も相応しいと思われる素晴しい女性が待っているのですが、もう一方の扉の向こう側には、腹を空かせた獰猛な虎が待ち構えています。
女を選べば、罪人は無罪、しかし妻子や恋人がいようと、問答無用でその女性と即座に結婚しなければなりません。
虎を選べば当然有罪、どうなるかはご想像の通りです。
もちろん罪人には、どちらにどちらがいるのかは知らされません。
罪人は、自らの手で有罪・無罪を決められるという、ある意味まったくもって公正な審判なのです。

さて、そんな王様の美しく情熱家でわがままな一人娘である王女様と恋に落ちた若者がいました。
彼は美しく、勇敢で素晴しい若者でした。
王女様もこの恋人に満足していました。
しかし、王女様とは明らかに身分違い。
二人の仲を知った王様は激怒し、一国の王女に手を出すなんて何という重罪だ、ということで若者を裁くことに決めてしまいました。

若者が審判場に引き出された時、王様の隣には王女様が座っていました。
若者は、王女様が、どちらの扉が女で、どちらの扉が虎であるのかを知っていることを確信しました。
しかし実は王女様は、用意された「女」がこの上なく可愛らしく、さらには若者の妻になれるかもしれないという喜びでいっぱいである事も知っていたのです。
さて、若者は王女様に目で問いかけました、「どちらの扉か」と。
王女様は即座に、しかし誰にも分からないように右側を指差しました。

若者はもちろん、右側の扉のかんぬきを外しました。

王女様が指し示したのは、「女」の扉だったのでしょうか
その場合は、愛しい若者に生きて欲しいという思い故のことでしょう。
いやそれとも、自分は一生添い遂げることができないというのに、あんな女のものになるくらいなら殺してしまえという思いから「虎」の扉を指し示したのでしょうか

***************************

答えを期待した方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
この話、もともと議論のネタにと考えられたアイディアが下地になっているということで、当然のことながら解答は存在しません。

「謎」だけが残される、こんな形態の物語を「リドルストーリー」といいます

このアンソロジーには、他にもいくつかのリドルストーリーが収められています。
(もちろん、本格推理も、果てはマンガまで入っています!)

あなたはどっちだと思いますか???

2008/01/08 02:04 | Comments(0) | TrackBack() |

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