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2025/07/22 06:18 |
モノづくし
今日はt突然ですが、最近の気になるもの・気に入っているものについてちょこっと書いてみたいと思います。

まずは何といってもコレ!!



何だか分かります????
これはですね~、バンダイから9月下旬発売予定「∞(無限)プチプチ」なるオモチャですッΣ(゜д゜|||)

いつでもどこでもプチプチできる、という凡そ非建設的なグッズなんですねぇ(笑)
だから何?ってな、ある意味身も蓋もないグッズなんですが。
しかも百回に一回の割合で、おならの音とかが鳴るらしいです。
電車で何気なくやってて、いきなり「ブッ」とかかまされるのもどうかと思いますが・・・・。
実は私、コレ欲しいんです(笑)
多分、発売時には買ってると思います・・・_| ̄|○
ちなみに税込み819円らしいですよ~!!!

皆さんも、私と一緒にプチプチしましょう~ッ!!


次(汗)。
夏の風物詩といえば「日本の夏」ってなわけで、外せないのが蚊取り線香
我が家では、先週末に買ってしまいました(;゜д゜)
ダンナ曰く「家の中には蚊はいない」と、全く根拠がないにも拘らず、なぜか強気の発言で蚊取り線香購入を渋られたのですが、その直後見事なまでに噛まれていたので、ザマアミロΨ(`∇´)Ψということで、有無を言わさず即購入(笑)
(でも、今となっては、なぜそこまでして欲しかったのか、自分でも分かりません。)

ところで、最近の蚊取り線香にはこんなオプションが売られているってご存知でしたか?

F1000025.JPG
携帯用吊り下げ式ケースですッ((((゜Д゜;))))

残念ながら捨ててしまったのですが、このケースのパッケージには、釣りをしている人がベルトにぶら下げているイラストなんかが描いてありまして、まさに「携帯」することを念頭に置いたグッズのようです。

何で横に置いておくのではダメなんだろう・・・と考え込みましたが(;゜ロ゜)



で、我が家では特に携帯する予定はないのですが、線香に付属のスタンドだけだと、灰の受け皿が必要になるので、そんなに都合のよい皿なぞないわいッ!ってなもんで、ついでに購入したわけです。
当然吊り下げるわけでもなく、そのままテーブルやら棚の上にやらに置いて使っているわけですが。

で、ですね、このケースって、ベルトに吊るしたりできるわけなんですよね、一応。
し・か・し。
アナタ、これ十分熱いんじゃございません!?
何時間も(蚊取り線香は一巻で約八時間もちます)ぶら下げてたら、低温火傷っていいますか、十分立派な火傷になるんじゃないかと思うのですが・・・・((((゜Д゜;))))
もしも蚊取り線香を携帯される際には、十分お気をつけ下さい。

ところで、私は蚊取り線香を久しぶりに買ったのですが。
蚊取り線香って、こうやって入ってるんですよね(下の写真)
F1000023.JPG
二巻が一セットになって、巴状になっているわけです。

が、私は何の疑問もなく、この状態で火を点けました。
「二箇所も火を点けるんだっけなあ???」

「点火部分が隣と密着してて、火ィ点けにくいんだけど??」






でも蚊取り線香の正しい形って

F1000024.JPG
コレですよね・・・・_| ̄|○

またしてもダンナに「何やってんの?」と冷たい目で見られてしまいました。

あまりに久しぶりだったから、忘れてたんだよ~ッヽ(`Д´)ノ
(え!?フツーは間違わないって・・・・??)





まあ、何はともあれ、懐かしい田舎のニオイって感じで、癒されてます。
蚊取り線香で、まだ蚊は一匹も取れてません。
もっぱらお香代わりです(笑)


もう一つ、気になっているモノ。
いわずと知れた任天堂の「Wii」ですッ!

購入した人の声を聞くと、皆さん口をそろえて「おもしろいよ~(゜▽゜)」と仰います。
実は、ゲーマーを自認するワタクシですが、「Wii」も「PS3」も持っておりません(;´д⊂)
(本音を言うと、PS3の「ガンダム無双」にはちょっと心を動かされているのですが)特にコレといったゲームがないからなんですね。

ですが。
最近CMをやっている「ドラゴンクエスト・ソード」、興味津々です(笑)
以前、まさに子供だましの、プラスチックの剣を振り回して遊ぶドラクエのゲームがあったのですが(これはPSとかファミコンとかのハードとは全く関係なく、固有の装置をテレビと接続するドラクエ専用のおもちゃです。ちなみにさすがに私もやってません)、今回のはゲーム自体の出来も、なかなか良さそうな感じがします。
ドラクエ9は、DSで出るようですが、こちらのWii版もやってみたいッ!!

この話をしたところ、ダンナも少し興味を持った様子。
「Wii買ってもいいかなぁ・・・」とまで言い始めましたッ(゜▽゜)
そこで畳み掛けるように尻馬に乗る私
「そうそう、何かボーリングとかのスポーツのゲームも面白いらしいよ?それに、結構本体小さいし、置き場所にも困らないし。みんな面白いって言ってるし~」
(しかし私の欲しい理由もこの程度。・・・貧困です(笑))

しかし調子に乗って畳み掛けたのが災いしたのか、
「でもさ、家に帰ってきてちいすけが『エイッ』とか言って、家の中でコントローラー振り回してたら、疲労が倍増するかも・・・」
・・・・全く失礼なッヽ(`Д´)ノ

Wiiって振り回してナンボのものじゃありません??
そりゃ達人になれば、どうも手首の細かい動きだけで操作できるようですが・・・。

でも、二台目のパソコン購入計画が完全に無視されてしまったので、Wiiは何とかめげずに手に入れようと思います。
でも、その前にDSの新しいゲームが欲しいなぁ・・・。
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2007/07/09 23:38 | Comments(1) | TrackBack() | 日記・雑記
リュート奮闘記
今日は何と、リュートを習いに行ってしまいましたッ!!
この腰の重い、ぐうたら人間の私が、休みの午前中から何と活動的に過ごしてしまったというのでしょうッ!!
(威張るほどのことじゃないかもしれませんが、私には画期的なことなのです・・・)

私はクラシックを好んで聴きますが、専ら聴くのみで、演奏なんてずぶの素人以下(というレベルがあるのかは分かりませんが)という人間です。
楽器歴は、小学五年生までオルガン・ピアノを習っていただけ。
約6年です。
(まあ、才能のある人なら、6年もやっていればかなりの腕前になるでしょうから、到達レベルがチェルニーの中盤程度だった私は、そもそもピアノの才能には恵まれていなかったかと思われます・・・_| ̄|○

その私が楽器を習うって言うのですから、驚かれた方もいらっしゃるかと・・・(特に親が(笑))

では何故リュートだったのかと言いますと、当ブログをお読み頂いていらっしゃる方には、もうおなじみかと思いますが、色々とお世話になっているリュート奏者の高本一郎さんが、大阪音大で、リュートの一般向けの講座を担当なさっているからなんですね。

チェロをやれば?と勧めてくださる方もいらっしゃったのですが、チェロを習うとなると、やはり楽器の購入は避けられないわけで・・・。
(チェロは音といい、演奏する姿勢といい、すごく好きなんですが。)
その点、このリュート講座は、楽器を大学から貸していただけるんですね~♪

しかも、三ヶ月間に都合5回の開講。
無理のないスケジュールであることも魅力でした。
(最初から毎週となると、私は間違いなくへばります・・・・(;´д⊂)

さて、(私にしては)早起きをし、張り切って大阪音大に向かいました。
かなり方向音痴なので、初めての場所に向かう際には、かなり余裕をもって出発します。
何せ、ゲームのマップでも迷いまくります。
(実はオンラインゲームもやっていたのですが、いつも仲間に『また迷子?(;´д⊂)』と呆れられていました・・・。)

大学は阪急の庄内駅から徒歩5分強です。
朝ご飯をテキトーにしか口にしなかったので(目的地にたどり着ける程度のエネルギー補給しかしてませんでした(笑))、講義中に腹の虫が鳴っても困ると思い、近所で何か小腹を満たすところはないかと散策。
学生街くらいあるだろうと思っていたのですが、松屋以外にめぼしい飲食店はありませんでした・・・。
あっても土曜の午前中ですから、開いてなかったり。

それでも頑張って周辺を歩いていると、郵便局発見。
が・・・・。
「こんなに狭い範囲に二つも郵便局いらんよなぁ・・・」
駅を降りて大学に向かう際、目印として郵便局を覚えていたのです。
へぇ、二つもあるんだぁ・・・と暢気なことを思っていると、まぁお分かりかと思いますが、行きに見たのと同じ郵便局でした・・・_| ̄|○
飲食店を探して、結局もとの場所に戻ってきてしまったんですね(涙)。

仕方ないので、コンビニで菓子パンを買い、大学内にベンチくらいあるだろうということで、何年かぶりに学生気分を味わってみることにしました。

校門を入って右奥に、目指すベンチを発見。
座ってパンをかじっていると、妙に人馴れしたスズメが二羽飛来。
最初は無視していたのですが、目の前の灰皿の上に止まってみたり、足元に寄って来たり、分かってやっているのか、視界から外れない程度にウロチョロしやがります(笑)
おまけに、首をかしげて可愛らしいポーズまで。

さすがにこれで何もやらなかったら鬼かも・・・と思い、パンくずを投げてみました。
すると待ってましたとばかりに、でかい方がパンくずに猛突進。
小さい方の近くに落としたつもりだったのですが、小さい方は完全に力負けです。
仕方ないので、大きい方の目の前にパンくずをかざし、そのままやや遠くへ放り投げ、その隙に小さい方にも投げてやる、ということを繰り返してました(笑)
スズメ相手に、妙な気を遣ってしまったわけですが(笑)、おかげでいい時間潰しになりました。

しかし、誰でしょうね、スズメに餌をやっているのは(;゜д゜)
相当馴らされてますぜ、アイツら。


さてスズメも満腹になったのか飛び去っていき(現金なスズメだわヽ(`Д´)ノ)、時間も丁度11時過ぎになったので、教室へと向かいます。
(講座は11時15分から90分間でした。)
今回の生徒数は丁度10名。
そのうち2名はお休みだったので、今日は8名のクラスになりました。
私のように、全くの初心者は3名。
残りの方は皆さん、以前からの継続受講者でした。

継続受講の方は、高本さんが来られるまでの短い時間の中でも、「ポロロン」とちょっとしたフレーズを奏でていたりして、全く弾き方の分からない私は、「こんなに弾ける人たちと一緒にするのか・・・Σ(゜д゜|||)」と内心ビビリまくってました(笑)

15分になり、授業開始です!
まずは、構え方から。
リュートは日本の琵琶とかなり似た形の楽器です。
胴の後ろが丸く大きく膨らんでいるので、構えるのも結構大変です。
胴の大きさも、一抱えできるくらいありますしね。

左が上になるように足を組み、その上にリュートを乗せ、右ひじで胴のカーブの部分を押さえます。
さらに、表面板(正面の平らな板です)に右の小指を添えますので、この三点で楽器を支えることになります。
左手は、指板を押さえて音程を作りますので、自由に動かせるようにしておかなくてはならないため、左手をダランと下ろした姿勢で、楽器が安定していることが大前提です。
(イメージとしては、ギターの構えと同じです。)

今まで一度も取ったことのない姿勢ですから、妙なところに力が入ってしまいます。
緊張のせいか、サンダルの隙間から見える素足は土気色(笑)
でも、どうにかこうにか構えられるようになりましたので、次は音出しです。

ギターは弦を強く弾くように音を出しますが、リュートはギターほど弦の張力が強くありません。
つまり、形は似ていても、音の出し方が全く異なる楽器なのです。

リュートは原則として、親指・人差し指・中指の三本の指で演奏します。
そのうち人差し指・中指で演奏する場合は、まず弦を表面版の方向に、つまり自分の体の方に垂直に押さえつけます。
そしてそのまま滑らせたり、引っ掛けたりしないように、手のひらに向かってリリースします。
この際、弦に当たるのは、指の第一関節の左側上方部のみです。
手のひらを自分に向けたときの左側、つまり演奏するときに下側になる方ですね。

しかし。
頭では分かっていても、うまくリリースできません(涙)
「なぜこんなややこしいことを、皆さんはうまくやっているのでしょう~(;゜ロ゜)」
と内心焦りまくりです。

それでも懸命に格闘していると、一人一人にアドバイスされていた高本さんが、私の前にいらっしゃいました。
そして一言。
「ちいすけさん、それは指の右側ですね」

・・・・・・・・・・・・_| ̄|○

弦を鳴らしているときは手の甲が上になりますから、手のひらを自分の方に向けているときと、左右が逆になるわけです。
それに全く気付かずに、ひたすら指の腹の右側で弦を躍起になって弾いていた私・・・
そりゃー、素人が考えても弾きにくかろうってなもんで・・・((((゜Д゜;))))

いきなり初っ端からかましてしまったワタクシですが、気を取り直して今度は親指での練習です。
親指は、弦に乗せ、そのまま下に手首から真っ直ぐ落とすようにして音を出します。
いかにも「ジャラーン」とかき鳴らせそうなイメージですね。
「おぉ、親指はさっきより楽かも~♪」
ちょっと満足げな私。

が、やはり。
今までの私の人生を振り返ってみても、事がスンナリ運ぶとは、そうは問屋が卸しません。
「ちいすけさんは、パワー入れすぎですね(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○


でも音も出たし、何より楽しかったからいいのです!
(いえ、自分で言うことじゃないかもしれませんけど(;´д⊂))

最後の三十分は、リュートの歴史に沿って、中世のリュート→ルネッサンスリュート(今回私が教えてもらっているリュートはこれです)→バロックリュート、それぞれの演奏CDを聴き、音色の違いなんかも教えていただきました。
時代が新しくなるにつれて、楽器の性能も進化しているのがよく分かります。
低音が特に発達しているとのことで、新しいものほど、音に厚みが増してきます。
古いものは、低音が弱い代わりに、非常に可憐な音色なので、新旧のどちらが優れているかは一概には言えませんが。

そんなこんなであっという間の90分
高本さんは、終始普段と全く変わらない、穏やかな雰囲気で、一人一人丁寧に見てくださいました♪
しかも「一度くらいは演奏もお聴きいただこうかと思っています」なんておっしゃっていましたので、それで一回3000円の受講料って、かなりお得だと思いますッ!

それにしても第一回目にして、出来ない生徒の空気を振りまきまくってしまいました(涙)
ダンナは「予想通りだな」と、相変わらずの冷たい言葉でしたが・・・(涙)
まぁ、お荷物はお荷物なりに、次回もしっかり頑張ろうと思いますッ!
いつか大化けするかもしれないし!?Σ(゜д゜|||)

次回は左手の勉強です。
頑張るぞッ!

2007/07/07 21:43 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽
ミス・ミナコ・サイトウとは別人です

さて、ここのところ読書ネタが続いておりますが、今日もやっぱり読書ネタです。
音楽ネタやゲームネタを期待してくださる皆様、申し訳ありません。
しかし何といっても「FF12 RW」をクリアして以来、新しいゲームには手を出していませんし、音楽ネタといっても、「今日のBGMはこの曲でした」くらいしか、今現在特にネタが見つからない状態でして・・・・。
ただ、音楽ネタは週末に新しく一本アップする予定です~(私をよく知る方には、ちょっとびっくりするかもしれないネタでございます(笑))

で、今日の話題は、とうとう書いてしまいます、私の今現在お気に入りのモノ書きさんの一人、先日も名前だけちょこっと出しました、斎藤美奈子氏の著作についてです!
もちろん『超一流主義』だかなんだかのトンデモ本で一世を風靡(!?)した、タイトルのミス・ミ
ナコ・サイトウこと、斎藤澪奈子さん(若くして亡くなられましたね)とは全くの別人ですよ!


それにしても、自分の文章を読み直してみると、書き口というか、雰囲気が斎藤氏に多分な影響を受けていることがよく分かります(笑)
もちろん、巧さも面白さもそして過激さもΣ(゜д゜|||)足元にも及ばないわけですが・・・。


まずこの方の代表作といえばコレ。
『妊娠小説』 (ちくま文庫)


「え!?妊娠小説って何??聞いたこともないけど??」
と思われた方、その通りでございます。
確か小川洋子氏に『妊娠小説』というタイトルの小説があったように記憶していますが(しかも読んだはずですが、例のごとく中身はサッパリ・・・・_| ̄|○)、それについての書評とか、そういったものでは全くありません。
「妊娠小説」とは、この本の中において、「恋愛小説」とか「青春小説」とかと同様、小説の一ジャンルとして、筆者が一群の小説に対して命名したジャンル名です。


筆者の定義によれば、妊娠小説とは「望まない妊娠を登載した小説のことである」とのこと。
さらに、その定義に基づいて、多くのサンプルを、時代や内容、書き手の性別など、様々な角度から分類し、詳細な分析を加えているのが本書です。


さて、近代妊娠小説の始め(つまり、本書で最初に槍玉に上げられた作品ということですが(笑))は、誰もが読んだことのある、森鴎外の『舞姫』
妊娠小説には「受胎告知」がつき物だそうですが(そりゃそうですよね、「私妊娠したの・・・」というセリフは、間違いなくクライマックスを飾る場面の一つです(笑))、この『舞姫』においては、直接的な「私妊娠したの・・・」に相当するセリフはありません。
「白き木綿、白きレエス」という白い布を強調し、それが「むつき(「おむつ」のこと。原文では漢字です)」であることを豊太郎(主人公です)に気付かせることで、エリスの妊娠を読者に告知しているわけです。


さて豊太郎は、自らの保身・出世の為にエリスを捨てるのですが、エリスは発狂し、「むつき一つを身に付け」た姿にまでなってしまいます。
筆者に拠れば、これは自分が着る筈だったウェディングドレスの白に、白き木綿の「白」が重ねあわされているのであろうとのこと。
そして、この『舞姫』が妊娠小説である所以も、この「むつき」とエリスの発狂にあるというのです。


なぜなら、エリスが妊娠さえしなければ、仮に豊太郎が帰国しても、発狂などということにはならなかっただろうし、豊太郎も帰国の途、手記を書くほどの苦い悔恨にさいなまれることもなかっただろうと考えられるからです。
それどころか、「オレは向こうですごかったんだぜ」くらいの武勇伝にすらなっていたかもしれない、と(笑)。


いやー、『舞姫』の中心プロットが妊娠にあるとはΣ(゜д゜|||)
「妊娠小説」なんて視点に目からウロコ、この人はなんて慧眼なんだ!と思わずにはいられませんでした、ホントに(笑)


他にも、男性の書き手による妊娠小説には、ヒロイン殺しの系統があるとか。
これは、50年代の、妊娠とは(堕胎も含め)肉体的苦痛を伴うものであり、だからろくでもない女はそういう苦痛という罰を受けるのだ、という教育的意味を内包している小説をいう、らしいです。
ここで槍玉に上げられているのは、石原慎太郎『太陽の季節』(笑)。
(私は以前、石原慎太郎大嫌いと書きましたが、斎藤美奈子氏も石原氏をお嫌いなようで、『早く引退してくれればいいのに』ってな旨の発言をしておられました(;゜ロ゜))


70年代になると、女性自身が妊娠を取り入れた小説を書くようになったとか。
これは、若い女性が妊娠という女の秘密を自ら語るところに、世間的には価値があったらしいです。


あるいは、「出会い→初性交→妊娠→中絶→別れ」という、妊娠小説の五大要素が、小説の展開において、それぞれどのあたりに位置しているかを、野球のイニングになぞらえて説明してみるなんて趣向もあったりしますΣ(゜д゜|||)


ちなみに『舞姫』では、三回の表で「出会い」、四回の表で「初性交」(但し間接的描写)、八回の裏で「受胎告知」、九回の表で「エリスの発狂」、九回の裏で「別れ」という展開になっているそうです(笑)


この本、なんせ中身が濃いので、とてもご紹介しきれるものではありません。
ただ切れのいい文体、独特の視点、適度な毒に、緻密な分析と、斎藤氏の著作の特徴がよく現われている一冊ですので、斎藤氏に興味のある方で本のお好きな方は、まずこの一冊から読み始めてみるのもいいかもしれません。



では、本、というかいわゆる文学は特に興味ないし・・・という方にオススメのものはないのか?
というと、うってつけの一冊、いや二冊がございます(笑)


『あほらし屋の鐘が鳴る』 
『麗しき男性誌』 


以上どちらも文春文庫からの刊行です。
(斎藤美奈子氏の著作の文庫版は、恐らく文春文庫とちくま文庫に集中していると思います。)


前者は今はなき「PINK」および「UNO!」という雑誌に、後者は朝日新聞社発刊の「アエラ」に連載されていたコラムを、それぞれまとめたもの。
前者のうち、後半に収録されている「UNO!」掲載分が、後者と対を成していまして、それぞれ女性雑誌と男性雑誌を面白おかしく分析した内容になっています。


一例を挙げると、「anan」は「センスも頭もいい長女」タイプ、「nonno」は「素直で大人しい次女」タイプ、「JJ」は「出来のいい二人の姉に抑圧されて屈折している三女タイプ」だとか。
雑誌に人格を見るのも面白いですが、それを各雑誌の編集方針や、紙面のレイアウトなどの情報から説得力をもって分析してしまっているのですから、非常に興味深いのです。
しかも、これが斎藤節なのですが、先の「妊娠小説」以上にかなり毒吐きまくってます(笑)
例えば「JJ」についての一節。


「ご存知『読者モデル』。あれってようするに女の子のカタログ化でしょう?で、ここに並んでる子たちがまた、デパートのバーゲンセールで売ってそうな子たちなんだな。一応百貨店だから、もともとの品質や仕入先はそう悪くないはずである。しかし、やっぱり漂うおチープ感


「たとえば『キャンパス有名人』として登場するKO大学法学部四年のY子さん。司法試験を目指して勉強中という彼女いわく。〈結婚した後でも家で働けて一生できる仕事ですから〉〈でも今は就職活動を控えてて、アナウンサーやマスコミ系にも目がいっちゃう〉〈一番の理想は弁護士になった後に、テレビでコメンテーターをすること。すごくかっこ良さそうで憧れちゃいます〉。ま、人生、どう生きようと勝手だけどよ。どういう理由で『キャンパス有名人』といわれてるのか、考えてみた方がいいぞ


てな具合で、笑いの(毒の?)ツボ満載です!


一方男性誌についても鋭い(笑える?)分析がてんこ盛り。
「週刊ポスト」を、「一冊の中に同居する知的パパとエロオヤジ」、さらには「援交の場で『ねえ君、親御さんが心配するよ』と女子高生を叱る説教オヤジ」みたいなもんだと言ってみたり、「日経おとなのOFF」の好む表現「愛する人」とは不倫相手のことですよね~、それほど待遇のよくなかった宿については「夫婦向け」というコメントをしているんだから、と突っ込んでみたり、これまた抱腹絶倒のコラム集です。

(「日経おとなのOFF」という雑誌、このコラムが書かれた当時は、斎藤氏に「失楽園系不倫情報専門誌」と言われてしまうほど、不倫色の強い雑誌だったらしいです(笑)。今はそこまで露骨な内容ではないらしく、ちょっと残念(゜▽゜))


これら雑誌の記事についても、先の『妊娠小説』同様、斎藤氏は単なる印象で語ったりせず、何月号にはこんな特集が載っていたとか、このような表現が使われていたとか、あくまでもその雑誌から読み取れることのみを根拠として書いているので、読者としても不快にならず、純粋に楽しめるわけなのです。
感覚だけで書いていたら、ただのイチャモンですもんね。


斎藤美奈子氏は文芸評論家ですので、書評なども多くお書きになっているのですが、やはり斎藤節が随所に見え隠れしていて、そこら辺に転がっている「太鼓持ち」記事とは一線を画しています。
よっぽどの本好きか暇人でなければ、正直、斎藤美奈子氏の著作を手に取られる機会もなかなかないとは思いますが、どこかで「斎藤美奈子」という署名記事を見かけたら、是非とも一読なさってみてください。
大当たりなら「目からウロコ」、そこまで行かなくとも「面白いこと書いてるなあ」くらいの感想を抱かれるんじゃないかなぁ(もちろん好みもありますから誰もがというわけにはいきませんが)と思います。


ということで、今日は珍しく同一人物の著作三作という、斎藤美奈子特集でした(笑)


2007/07/03 22:41 | Comments(0) | TrackBack() |
教科書が教えてくれない歴史
今日はまずご報告。
一部の方が「アレの中身はどうなっているんだ!?」と興味津々だった(かもしれない)「缶詰ラーメン」
とうとう食べましたッ!!

F1000021.JPG
まず、開けた感じはこんなんです。
ま、予想通りというか。
食欲を全くそそられないルックスですね~

既にこの時点で、丼の底に残った食べ残しってな雰囲気を醸し出しています。






F1000020.JPG
で、麺の感じ。
右下に垂れてるのは、具のメンマ。








この写真を撮った後、口に入れてみました。

「まっずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーッ((((゜Д゜;))))」


ある程度予想はしていたことですが、こんなにまずいものを食べたのは久しぶりでしたよ・・・・
麺が延びないように、コンニャクを使用しているらしいのですが、コンニャクのプリプリ感すら感じられませんでした
単なる延びてコシのない麺。
いや、延びてすらいないハズです。
だって延びないようにコンニャクなんだもん。

スープに至っては、「腐ってる!?」と思わずにはいられないビミョーな酸味。
そりゃ、冷やし中華にはアクセントとして酢を入れたりすることもありますけど、まさかソレを狙ったって訳じゃないですよね?アータ、ってなもんで。
このスープを飲み干すのは、罰ゲーム級の苦行でしょう。

F1000019.JPG
ハイ、でしばらく食べてると出て来た「具その2」。
何か分かります?

ダンゴ虫じゃありませんよー
エビです、エビ。

スープが染込んで、マッ茶ッ茶。
エビの味はかけらもしませんでした。



そして、驚くべき事に、この直径1センチにも満たない干しエビは、一匹しか入っていなかったのでした・・・・Σ(゜д゜|||)
具はメンマ数本と極小サイズの干しエビ一匹。

結論から申しますに、私のようにブログのネタにでもしない限り、決して食べる価値のないラーメンなのでした。
いやー、この味で商品化を決めたことがすごいわ。
話題性で売れるうちに売りまくって、下火になる前に引き上げるってな算段なのでしょうか・・・。
この商品が日本橋から消えてなくなるのも時間の問題だと思いますので、気になる方は今のうちにゲットしてください(笑)


さて、今日も読書の話題です。
先日、久間防衛相が「長崎の原爆は戦争終結のためにはしょうがなかったんですよね」なんて問題発言をしておりましたが・・・。
その時に読んでいた本が、まさにタイムリーだったのでご紹介。

『日本の古都はなぜ空襲を免れたか』 吉田守男著 (朝日文庫)

これ、親本は95年に角川書店から出版された『京都に原爆を投下せよ』という、なかなか過激なタイトルでして、2002年に文庫化されるに当たり、上記のような穏やかなものに変更されました。
(ただ、文庫化に当たり、内容の変更は誤字脱字の修正を除き、一切行われていないということです。)

さて、この本はあらゆる意味で興味深かったのですが、皆さんは「ウォーナー伝説」なる逸話をご存知ですか?
「ウォーナー伝説」を知らなくとも、京都に爆撃がなかったのは、アメリカが日本の文化財を保護しようと考えていたからだ、なんて話を聞いたことのある方は多いのでは?

私も、この本を読むまでは、それが真実なのだと思っていました。
が、もちろん歴史の真実とは、そんな甘っちょろい話ではありません。

「ウォーナー」というのは人名でして、日本では「ウォーナー博士」と一般に呼ばれています。
アメリカの名門の出で、自身もハーヴァード大で教鞭をとり、夫人はセオドア・ルーズベルトの姪に当たる方だったとか。
専門は東洋美術で、若い頃に日本に留学し、岡倉天心の下で学んだそうです。

このウォーナー博士が、アメリカ軍部・政府に働きかけ、京都・奈良を戦火から救ったというのが、ウォーナー伝説の概要です。
その伝説を事実とする根拠として、「ウォーナーリスト」の存在が挙げられます。
その名の通り、日本の主要・重要文化財をリストアップした書類です。
これを元に、京都・奈良への爆撃がアメリカの国策として回避されたのだ、だからこのリストを作成した博士こそ、日本の文化財を救った恩人だ、というのがウォーナー伝説を真実だとする立場の人々の言い分なのです。

ですが、筆者は真っ向からこれに異を唱えます。
「ウォーナーリスト」の存在は事実だが、そもそもその作成目的からして、認識を間違っている。
リストの作成目的は、日本の文化財の保護にあったのではなく、戦争終結後の文化財の「返還」にあったのだ、ということなのだそうです。

ここでいう「返還」とは、日本が占領した地域から強奪した文化財を、強奪した時点の状態で返還できない時に(要は破損・紛失している時に)、その賠償用の代替品として「返還」するためのリストだったということですΣ(゜д゜|||)

これらの経緯については、アメリカに残る大小さまざまな資料を分析した上での客観的な結論なので、資料の捏造などということでもない限り、真実だと思われます。
(資料の捏造があるかも、と言っている訳ではありません。まず間違いなくそんなことはないと思います。)

また実際、リストに上がっている文化財が爆撃を受けている例も少なくありませんので、その点からも、「ウォーナーリスト」が保護を訴えかけるためのものでなかったことは明らかです。

ではなぜ京都は爆撃から逃れられたのか?

答え:京都は常に原爆投下の第一候補だったから

・・・・・・・・・・・・・Σ(゜д゜|||)!!

ええええええ!?と思わずにはいられませんね。
が、どうも事実だったようなのです。
京都に爆撃が行われなかったのは、原爆の威力を正確に測定するため、「出来る限り元のままの状態で市街地を残しておく」ことが最優先事項とされていたから。
破壊された市街地に原爆を落としても、それが原爆によるものだったのか、通常の空襲によるものだったのかの区別がつかないから、ということだったらしいです。

京都は、地形的にも山地に囲まれているため、爆風の威力が最大限に発揮されると予想されたこと、市街地に直径3マイルの円を描くだけの規模を有すること、人口が百万人以上いること、また宗教的意義の大きい土地だけに、原爆投下によって日本人に与える精神的ダメージが甚大になること、といった、まさに「理想的」な条件を備えた投下候補地だったそうです。

ところが、現実には原爆の一発目は広島に、そして二発目は長崎に落とされました。
(実際に候補地に上がっていたのは、京都・広島で、それぞれの予備地に小倉・新潟が予定されていたそうです。)

広島に一発目が落とされたのは、アメリカ軍部内に京都投下に反対する意見があったためです。
しかし、これも「京都が文化のある町だから」という甘い理由では、もちろんありませんでした。
戦後の国際情勢をかんがみて、京都への投下がアメリカに対する憎悪を引き起こし、日本がソ連側につくのはまずい、という政治的判断の故だったということです。

そして、京都が候補地から外されたかわりに、突如長崎が候補地としてリストアップされてしまいました。
長崎は京都の身代わりに原爆を落とされたのです。

しかし、アメリカは三発目以降の原爆投下も具体的に計画しており、三発目以降のターゲットとして、京都は引き続き候補に挙げられていたとのことです。
(結局京都は、一度は候補地から外されたものの、すぐに復活してしまいました。)

久間防衛相は「長崎の原爆は戦争終結の為にはしょうがなかった」なんてほざいていましたが、アメリカには二発の原爆で日本が降伏しようがしまいが、ハッキリ言って全く関係なかったわけです。
降伏しないなら、ここぞとばかりに原爆を落としまくっていたはず、とのことなのですから。
(二発の原爆投下の後、8月13日までは、アメリカは日本の様子を伺っていたようなのですが、翌日14日には、三発目の投下のためのリハーサルを行っていたらしいということです。奇しくもその翌15日に、日本は降伏したわけですが。)

「ウォーナー伝説」が、まさしく「伝説」に過ぎなかったことを、この本は鮮やかに証明しています。
京都が破壊されなかった理由とは、まさに戦時中ならではの「ドライ」な事情によるものであったということを。

ちなみに、奈良や鎌倉が空襲を受けなかったのは、単に爆撃の優先順位が低く、爆撃される前に戦争が終結した、という時期的なものに過ぎなかったようです。

他にもこの本には、興味深い内容が書かれていますので、是非一度、堅い本ではありますがお手にとってみてください。
ただ、書店の棚に並んでいないことが多いようで、取り寄せないと手に入らないかもしれません。
(私も取り寄せて読みました。)

私が今回、この本にちょっと熱くなったのは、「私達日本人っていい人過ぎるよな、やっぱり」という感想を抱いてしまったからなのです。
「いい人」であることが決して悪いことだとは思いません。
そしてもちろん「ウォーナー伝説」が、本当に真実なら、それに越したことはありません。

でも、戦時下にあって、そんな甘いこと考えられるはずもないわけで。
圧倒的な国力を誇っていたとはいえ、アメリカだって勝とうと必死だった訳ですし。
現実はもっとドライにシビアに動いているんだっていうことを認識するべきだな、ということを、この本から学んだわけです。

ちなみに「ウォーナー伝説」がここまで広く流布したのは、戦後GHQが、日本でまことしやかに囁かれていたこの話を、日本統治をしやすくするためにあたかも事実であるかのように利用し(「その通り」と太鼓判を押したわけです。日本人からの反感を和らげるために)、それを朝日新聞が報道して一気に広まった、というのが、筆者によれば真相だったようです。

この本に書かれていること全てを鵜呑みにするわけにはいきませんが(それはどの本の場合でも同じですね)、ただ第二次大戦のことを、このような視点から論じている本も他にはないと思います。
この本が、取り寄せなければ手に入らないという現状は、そういった意味でも望ましいことではないと思われます。
ので、きっかけは久間大臣の発言だったわけですが、ちょっと政治的な記事を書かせていただきました。

2007/07/03 00:06 | Comments(0) | TrackBack() |
酔っ払ってます
今日は知り合いの社長さんにお誘いいただき、またまたご飯を食べさせていただきました!!(喜)
・・・モデルみたいな彼女さんとデートということだったのに((((゜Д゜;))))、図々しくお邪魔しました(笑)
でも、私の他にもあと3名合流したので、総勢6名で楽しく食事をしてきました。
(お邪魔したのは私だけではありません、と露骨にアピール・・・にゃはは)

毎度のことながら、お店の店長・料理長を始めとする、5名のスタッフの方々とも馬鹿話を楽しみ、あっという間の3時間でした。

さて、今日は前回にも増して、超豪華料理を頂いてしまいました・・・・。
私の人生にあるまじきラインナップだったのでΣ(゜д゜|||)、自慢がてら(スミマセン・・・_(._.)_)酔っている勢いで書いてみたいと思います。

まず何といっても、初・スッポンの印象が強烈でしたッ!!
同席していたTさんが、風邪気味で咳をなさっていたのを、社長が耳聡く聞きつけられて、
「おい、カメしたり!」
と一言。

(奥さまに羨ましがられるから内緒にして置いてくださいと言われましたが、酔った勢いで暴露しますぅ~。Tさんというのは、このブログでも何回も登場していただいている、リュート奏者の高本一郎さんですΨ(`∇´)Ψ)

スッポンの生血は強壮剤になるので、体調の悪いときに飲むと、効果覿面なのだそうです。

すぐに調理場から生きたスッポンが出てまいりましたッΣ(゜д゜|||)
どうやって捌くんだろうと興味津々、怖さ半分でみていると、スッポンの首はスポーンと(・・・オヤジギャグです。ごめんなさい_(._.)_)一瞬で落とされ、そのまま首の(付いていた)付け根に包丁が入れられました。
まさに一瞬の早業でした。
(そりゃ、一瞬でやらないと、スッポンも気の毒ですよね・・・・)

落とされた首は、それでもしばらく棒に噛み付いてました・・・
恐るべき生命力((((゜Д゜;))))

さて、目の前に出されたのは、日本酒で割られたスッポンの生血です。
(いや、焼酎かも・・・。ビール以外の酒の味が分からない不届き物です・・・)
「生まれ変わってもスッポンにはなりたくない・・・・((((゜Д゜;))))」
と半分放心状態だった彼女(Hちゃん)も、私が「飲みますッ!」と勢いよく返事したのにつられたのか、生血を飲む事に。
(でも、スッポンに生まれ変わりたくないって、すごい発想・・・Σ(゜д゜|||))

ところが、新鮮な血は全く臭みもドロドロ感もなく、非常に飲みやすかったのでした。
臭くはないといっても、多少は匂うだろうと思っていたので、かなり驚きでした。

その後、解体されたスッポンの生肝臓(これが本当に美味しかった・・・(*´Д`*)牛の生レバーなど比べ物にならないくらいでした・・・)や心臓、肩の肉の刺身に、タレで香ばしい(どこかの肉の)焼き物、そしてメスだったので卵なんかも頂きました(卵はパチンコ玉大の黄色い粒で、鶏卵よりクリーミーな舌触り、口の中でプチプチはじけさせながら楽しんで味わわせて頂きました)。
見た目は凶悪そうなスッポンですが、お味は淡白で、適度な歯ごたえもあり、高級食材になるのは当然だわ・・・・と思わず納得したワタクシなのでした。

それにしてもスッポンを味わえたのは、一郎さんがちょっぴり風邪っぴきだったお陰でございます。
風邪を引いてくれていてありがとうございましたッ(笑)

その他にも、伊勢海老とウニとでっかいトリガイの刺身、マツタケの土瓶蒸しなどを頂き、締めはスッポンのスープΣ(゜д゜|||)

F1000018.JPGこれはお刺身があまりに豪勢だったので、思わず撮らせて頂きました・・・。
これで二人前です・・・((((゜Д゜;))))

「うひゃーッ!!」と歓声を上げて写真を撮る私に、
「そんなびっくりして、グルメとかに興味ないの?」
と社長は仰いましたが・・・・(笑)
興味があっても、庶民のワタクシには手の届かない代物でございますぅぅ(涙)

いやむしろ、フツー一日のうちに、スッポンと伊勢海老とウニとマツタケは食べないと思うのですが・・・。

それにしてもあるまじき豪勢さ!
これからも誘っていただけると、庶民の私はとても嬉しいです。
(社長がこのブログを読まれることはないとわかっているので、密かに図々しく書いてみましたΣ(゜д゜|||))

他に私が興奮してしまったのはコレ。
F1000017.JPG
何とキュウリが私の愛するカエルちゃんだったんですーーーーーーッ!!!

「私カエル大好きなんですよッ!!」
と、Hちゃんや一郎さんを巻き込んで興奮していると、みんなから一斉に
「カエル好きなんて、やっぱり変わってるね」
と言われてしまいました・・・・_| ̄|○

カエル好きにも市民権を与えてください(涙)

というか、やっぱりってどういう意味・・・!?
(そっちの方が突っ込みどころだったかもしれないと、今思いました・・・。)

最後は「ジャンボおはぎ」
「ジャンボ???」
と、イマイチ事態の飲み込めなかった私ですが、見てビックリ。
思わず立ち上がってしまいました。

F1000016.JPG
横にあるのは、食卓塩のビンです。
・・・・デカイ。



しかしさすがに全員でも食べきれないので、ダンナの土産にと、半分私が頂いてしまいました(*´Д`*)
ご飯の塩加減が絶妙で、見た目を裏切る繊細な味のおはぎでした。

さらに「嫁ばっかりいいもの食べて、ダンナが羨ましがるやろう」
という社長のご配慮で、トマトの焼酎なるものを一瓶デデーンと頂いてしまいました。

何から何までお世話になりっぱなしで、もちろん全て社長のおごりでした。
ま、「払って」といわれても、私の手持ちの現金では一人前にすら届かなかったと思いますが・・・_| ̄|○
毎度ありがたい事でございます(*´Д`*)

しかし、先日の焼肉といい、今日のご馳走といい、最近食べすぎで、心なしか肉が付いてきました。
しかも足に合わない靴を強引に履き続けていたせいで、リンパのめぐりが悪くなったのか、足はむくみまくってますし・・・(涙)

我が妹もやっているというビリーのDVD、私も始めようかと・・・
しかし、いつもボビーと間違えるんですよね。
今も「ビリー」が30秒くらい思い出せませんでした・・・_| ̄|○

2007/06/27 03:07 | Comments(0) | TrackBack() | グルメ・レジャー

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