今月、私の憩いの場である喫茶店スパニョラで、高本一郎さんのリュートリサイタルが開催されます。
今回もすでに満員御礼とのこと。
(リュートって何?という方は、「リュート奏者 高本一郎」のリンクをたどってみてください。リュートの詳しい説明の他、リュートを題材に描かれたたくさんの美しい絵画も掲載されている、素敵なHPです!)
実は、私も一月ほど前にマスターからお誘い頂いたのですが、丁度その日は運悪く、他のコンサートと重なっていました・・・。
でも、すごく行きたい!間近でリュートの演奏を聴くことが出来るんですから!
そして私が取った行動とは・・・・・
私:「日、変えてもらえません・・・?」
マスター:「出来ません」
・・・・・・・・・・・当たり前です。
リュートの第一人者を向こうに回して、何を言ってる私!?
いえ、ダメもとで言わせて頂いただけですってば・・・(笑)
申し訳ない_(._.)_
マスターの計画では、年に二回くらいの開催を考えてる、とのことですので、次回は是非とも参加させてください!
さて、音楽つながりという事で。今日の新聞を見てビックリ。
フェスティバルホール、建て替えですか!!!
もう築約50年だそうです。
東京のサントリーホールが出来るまでは、日本随一のコンサートホールとして名高く、私も何度も足を運んだホールですが、来年の秋で一時閉館されるとのこと。
新ホールは2013年オープン予定という事ですから、大分先ですねぇ・・・。
中ノ島一帯の朝日関係のビルの建て替えに伴う移転だそうです。
フェスティバルホールも朝日新聞系列ですからねぇ。
中ノ島では最大規模の高層ビル群になる予定だとか。
さて肝心のホールですが、現ホールと同等の音響効果維持のために、専門家チームによる研究も行われるとのことですが、ホールの音響の再現って、本当に難しいらしいです。
「音響家」という、ホール専門の音響設計を行う方がいて、どのような残響音や反射音にするかというコンセプトに基づいて、壁のデザインや椅子の材質・高さ、ホール内の木の材質や空調など、音に関わるありとあらゆることを調整するのだそうです。
また10分の1サイズのホールの模型を作成して、音響効果の実験をしたり、コンピュータでシミュレーションしたりするそうですが、それでも生の音がどう響くかは実際に鳴らしてみるまで分からないのだとか。
(但し「音響家」という呼称は一般的なものではなく、この職業を表わす呼称はまだ確定していないというのが実際のところのようです)
フェスティバルホールは間口が広く、客席全体が音の波に包み込まれるような陶酔感の味わえるホールです(但し、壁や柱の隣の席は除く(笑))
ホールは年数を経て成熟していく面も大きいそうなので、新ホールも行く行くは、現ホール以上の素晴しいホールになって欲しいものですね。(まだ新ホールの計画が発表されただけなので、気が早すぎますが・・・(゜Д゜))
では、本日も音楽ネタということで、締めに一曲歌ってみていただけますか??
課題曲は「蛍の光」です
はい、どうぞ
♪蛍の光 窓の雪
そこまで歌った後、すぐに「仰げば尊し」を歌ってみてください!
♪仰げば尊し わが師の恩
・・・・・・・・・・・・・・「蛍の光」の旋律で歌ったりしてませんかΣ(゜д゜|||)
え!?そんな事ないって?
誰も見てませんから、引っかかった人は素直に敗北を認めてくださいね(笑)
ちなみに私も引っかかりましたとも・・・えぇ(TдT)
今回もすでに満員御礼とのこと。
(リュートって何?という方は、「リュート奏者 高本一郎」のリンクをたどってみてください。リュートの詳しい説明の他、リュートを題材に描かれたたくさんの美しい絵画も掲載されている、素敵なHPです!)
実は、私も一月ほど前にマスターからお誘い頂いたのですが、丁度その日は運悪く、他のコンサートと重なっていました・・・。
でも、すごく行きたい!間近でリュートの演奏を聴くことが出来るんですから!
そして私が取った行動とは・・・・・
私:「日、変えてもらえません・・・?」
マスター:「出来ません」
・・・・・・・・・・・当たり前です。
リュートの第一人者を向こうに回して、何を言ってる私!?
いえ、ダメもとで言わせて頂いただけですってば・・・(笑)
申し訳ない_(._.)_
マスターの計画では、年に二回くらいの開催を考えてる、とのことですので、次回は是非とも参加させてください!
さて、音楽つながりという事で。今日の新聞を見てビックリ。
フェスティバルホール、建て替えですか!!!
もう築約50年だそうです。
東京のサントリーホールが出来るまでは、日本随一のコンサートホールとして名高く、私も何度も足を運んだホールですが、来年の秋で一時閉館されるとのこと。
新ホールは2013年オープン予定という事ですから、大分先ですねぇ・・・。
中ノ島一帯の朝日関係のビルの建て替えに伴う移転だそうです。
フェスティバルホールも朝日新聞系列ですからねぇ。
中ノ島では最大規模の高層ビル群になる予定だとか。
さて肝心のホールですが、現ホールと同等の音響効果維持のために、専門家チームによる研究も行われるとのことですが、ホールの音響の再現って、本当に難しいらしいです。
「音響家」という、ホール専門の音響設計を行う方がいて、どのような残響音や反射音にするかというコンセプトに基づいて、壁のデザインや椅子の材質・高さ、ホール内の木の材質や空調など、音に関わるありとあらゆることを調整するのだそうです。
また10分の1サイズのホールの模型を作成して、音響効果の実験をしたり、コンピュータでシミュレーションしたりするそうですが、それでも生の音がどう響くかは実際に鳴らしてみるまで分からないのだとか。
(但し「音響家」という呼称は一般的なものではなく、この職業を表わす呼称はまだ確定していないというのが実際のところのようです)
フェスティバルホールは間口が広く、客席全体が音の波に包み込まれるような陶酔感の味わえるホールです(但し、壁や柱の隣の席は除く(笑))
ホールは年数を経て成熟していく面も大きいそうなので、新ホールも行く行くは、現ホール以上の素晴しいホールになって欲しいものですね。(まだ新ホールの計画が発表されただけなので、気が早すぎますが・・・(゜Д゜))
では、本日も音楽ネタということで、締めに一曲歌ってみていただけますか??
課題曲は「蛍の光」です
はい、どうぞ
♪蛍の光 窓の雪
そこまで歌った後、すぐに「仰げば尊し」を歌ってみてください!
♪仰げば尊し わが師の恩
・・・・・・・・・・・・・・「蛍の光」の旋律で歌ったりしてませんかΣ(゜д゜|||)
え!?そんな事ないって?
誰も見てませんから、引っかかった人は素直に敗北を認めてくださいね(笑)
ちなみに私も引っかかりましたとも・・・えぇ(TдT)
PR
連休初日の土曜日、友人の結婚式に行ってきました。
奥さんは9歳年下ですが、見るからにしっかりモノで、「新郎が主導権を握ると思われる方は拍手してください」という質問には、見事なまでの沈黙(笑)
司会者の方も「ここまで静まり返るのは珍しいです」と苦笑気味でした。
そういや式の指輪交換の時点で、すでに「バシッ」と新婦から突っ込み入ってましたからね~
挨拶も、カンペ見て話してたのに噛みまくりだったし(笑)
でもコレくらいがちょうどいいんじゃないですか?(笑)
今頃ローマ・パリの新婚旅行を満喫されてる事でしょう!
末永くお幸せに♪
で、最近は出かけると次の日には使い物にならなくなるほど寝込みます・・・
昨日は見かねたダンナ様が夕ご飯を作ってくれました。・・・生の小松菜サラダにはびっくりしたけど(笑)
かなりの虚弱体質かも知れません。
人間ドックでは、一応異常無しだったんだけどなあ。
やっぱり生活リズムが狂ってる事に一因があるような・・・。
一週間ほど入院して、体内時計を正常に戻す治療もあるそうです・・・((((゜Д゜;))))
ちょっと考えてみようかな・・・・。←そしていつも考えるだけのワタシ
ちなみにドリ○ル、効いたのかどうか良く分かりませんでした_| ̄|○
単に疲れ果てて眠れたような気もします(笑)
そうそう、ちょっと役立つマメ知識を。
今日の記事にも出てきた「挨拶」っていう漢字、書こうと思うと「アレ?どうだったかなあ??」と、躊躇してしまう事ありませんか?
そんなアナタに朗報です(笑)
コレはたしか野坂昭如さんがおっしゃってたことだと思うのですが、漢字のつくり(右側ですね)を上から順に「ムヤクタ」と覚えれば、もう迷う事はありません!
私もコレで書けるようになりました!
(国語教えてても、漢字書き取りは苦手です(゜▽゜))
あとお知らせです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、アンケート機能が使えるようになったので、さっそく導入してみました。
左下に「結果」スイッチがあるんですが、どうもバグってて背景に溶け込んでしまっているようです。左下辺りにカーソルを合わせていただければ、赤字で「結果」という字が見えると思います。
このお題に特に意味はありません。
別にアヤシイところへすっ飛んでいったりなんかしませんので、ポチッと投票してみてください_(._.)_
「その他」を選ばれた方は、差し支えなければタイトルなんかをコメントに残してくださると嬉しいのです。
「北斗の拳」が入っているのは、私の趣味です(笑)
早速一票入ってて嬉しいのです!
では今日はこの辺で~
奥さんは9歳年下ですが、見るからにしっかりモノで、「新郎が主導権を握ると思われる方は拍手してください」という質問には、見事なまでの沈黙(笑)
司会者の方も「ここまで静まり返るのは珍しいです」と苦笑気味でした。
そういや式の指輪交換の時点で、すでに「バシッ」と新婦から突っ込み入ってましたからね~
挨拶も、カンペ見て話してたのに噛みまくりだったし(笑)
でもコレくらいがちょうどいいんじゃないですか?(笑)
今頃ローマ・パリの新婚旅行を満喫されてる事でしょう!
末永くお幸せに♪
で、最近は出かけると次の日には使い物にならなくなるほど寝込みます・・・
昨日は見かねたダンナ様が夕ご飯を作ってくれました。・・・生の小松菜サラダにはびっくりしたけど(笑)
かなりの虚弱体質かも知れません。
人間ドックでは、一応異常無しだったんだけどなあ。
やっぱり生活リズムが狂ってる事に一因があるような・・・。
一週間ほど入院して、体内時計を正常に戻す治療もあるそうです・・・((((゜Д゜;))))
ちょっと考えてみようかな・・・・。←そしていつも考えるだけのワタシ
ちなみにドリ○ル、効いたのかどうか良く分かりませんでした_| ̄|○
単に疲れ果てて眠れたような気もします(笑)
そうそう、ちょっと役立つマメ知識を。
今日の記事にも出てきた「挨拶」っていう漢字、書こうと思うと「アレ?どうだったかなあ??」と、躊躇してしまう事ありませんか?
そんなアナタに朗報です(笑)
コレはたしか野坂昭如さんがおっしゃってたことだと思うのですが、漢字のつくり(右側ですね)を上から順に「ムヤクタ」と覚えれば、もう迷う事はありません!
私もコレで書けるようになりました!
(国語教えてても、漢字書き取りは苦手です(゜▽゜))
あとお知らせです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、アンケート機能が使えるようになったので、さっそく導入してみました。
左下に「結果」スイッチがあるんですが、どうもバグってて背景に溶け込んでしまっているようです。左下辺りにカーソルを合わせていただければ、赤字で「結果」という字が見えると思います。
このお題に特に意味はありません。
別にアヤシイところへすっ飛んでいったりなんかしませんので、ポチッと投票してみてください_(._.)_
「その他」を選ばれた方は、差し支えなければタイトルなんかをコメントに残してくださると嬉しいのです。
「北斗の拳」が入っているのは、私の趣味です(笑)
早速一票入ってて嬉しいのです!
では今日はこの辺で~
とうとうプロ野球セ・リーグが開幕しました。
しかし、案の定というか・・・・負けました_| ̄|○
まあ、カープファンの視点からは「勝った」訳ですが・・・オメデトウ(涙)
こう言っちゃ何ですが、正直、下柳と黒田じゃ、まあこうなる事は目に見えてたというか。
別に下柳をけなしてるわけではないんですが。
開幕投手に選ばれた経過が、
下柳=消去法の結果
黒田=文句ナシ
ってカンジじゃないですか。
下柳さん、次回は勝ってください。
しかし、選抜高校野球と重なってますから、阪神は甲子園での開幕ってありえないんですよね~。
高校野球も好きなので、別にいいんですけど。
ただ最近は、「開幕ドームかあ」と、ふと思うことが多かったりして。
幸せなことです(笑)
つい数年前までは、万年Bクラス(というか最下位)だったから、「開幕試合を甲子園で出来ない」なんてこと、全く関係なかったですもんね(涙)
全く話題変わりますが・・・
最近、というか引っ越してから、睡眠のリズムがうまくいかなくて、とうとう今日は睡眠改善薬を買ってしまいましたΣ(゜д゜|||)
ドリ○ルです(笑)
睡眠導入薬は、処方箋がないと買えないそうで・・・・_| ̄|○
家が職場からかなり近くなったんですが、それが逆にリズムを狂わしているようで。
(以前は、行き帰りの一時間ずつ、まるまる電車で眠れたので(笑)、それなりに規則正しい睡眠時間をとれてたみたいです・・・)
今週は特に辛かった・・・・・。仕事に差しさわりが出るくらいでした;
布団に入っても寝られないので、夜中にまたムックリ起き出したりもして・・・。
で、当然昼は眠たいと・・・(涙)
しかし今週は、「プチついてない週間」だったのか、この他にも細かい事が色々ありました。
火曜日:お昼に食べた讃岐うどんが茹で過ぎで、まるで伊勢うどんのようにコシがなかった。(何回も行ってる店なのに・・・_| ̄|○)
水曜日:家に帰ったら、履いていたパンツ(下着の方じゃありませんよ、念のため)の股の部分が5センチほど裂けていた
木曜日:ボーっとしていてゴミ出しを忘れた←自業自得?
金曜日:一万円を新券に両替しに行ったら、機械で出来るといわれその通りにしたのに、出てきたのは入れたのよりも使い古されたお札だった
来週はいいことがあるさツ!
しかし、案の定というか・・・・負けました_| ̄|○
まあ、カープファンの視点からは「勝った」訳ですが・・・オメデトウ(涙)
こう言っちゃ何ですが、正直、下柳と黒田じゃ、まあこうなる事は目に見えてたというか。
別に下柳をけなしてるわけではないんですが。
開幕投手に選ばれた経過が、
下柳=消去法の結果
黒田=文句ナシ
ってカンジじゃないですか。
下柳さん、次回は勝ってください。
しかし、選抜高校野球と重なってますから、阪神は甲子園での開幕ってありえないんですよね~。
高校野球も好きなので、別にいいんですけど。
ただ最近は、「開幕ドームかあ」と、ふと思うことが多かったりして。
幸せなことです(笑)
つい数年前までは、万年Bクラス(というか最下位)だったから、「開幕試合を甲子園で出来ない」なんてこと、全く関係なかったですもんね(涙)
全く話題変わりますが・・・
最近、というか引っ越してから、睡眠のリズムがうまくいかなくて、とうとう今日は睡眠改善薬を買ってしまいましたΣ(゜д゜|||)
ドリ○ルです(笑)
睡眠導入薬は、処方箋がないと買えないそうで・・・・_| ̄|○
家が職場からかなり近くなったんですが、それが逆にリズムを狂わしているようで。
(以前は、行き帰りの一時間ずつ、まるまる電車で眠れたので(笑)、それなりに規則正しい睡眠時間をとれてたみたいです・・・)
今週は特に辛かった・・・・・。仕事に差しさわりが出るくらいでした;
布団に入っても寝られないので、夜中にまたムックリ起き出したりもして・・・。
で、当然昼は眠たいと・・・(涙)
しかし今週は、「プチついてない週間」だったのか、この他にも細かい事が色々ありました。
火曜日:お昼に食べた讃岐うどんが茹で過ぎで、まるで伊勢うどんのようにコシがなかった。(何回も行ってる店なのに・・・_| ̄|○)
水曜日:家に帰ったら、履いていたパンツ(下着の方じゃありませんよ、念のため)の股の部分が5センチほど裂けていた
木曜日:ボーっとしていてゴミ出しを忘れた←自業自得?
金曜日:一万円を新券に両替しに行ったら、機械で出来るといわれその通りにしたのに、出てきたのは入れたのよりも使い古されたお札だった
来週はいいことがあるさツ!
【その1・訂正です】
昨日の記事に、誤りがありました・・・(⊃д⊂)
石様、ご指摘ありがとうございます_(._.)_
「ワーグナーもまたヒトラーを崇拝」と書いていましたが、
リヒャルト・ワーグナー 1813~1883
アドルフ・ヒトラー 1889~1945
そうです。ヒトラーが生まれたときには、すでにワーグナーは死んでますΣ(゜д゜|||)
・・・・・・失礼しました_| ̄|○
正しくは、当時「女帝」としてドイツ音楽界に君臨していた、ワーグナーの息子の妻「ヴィニフレット・ワーグナー」が、ヒトラーの信奉者でした。
現在も続く、毎年7~8月にかけてドイツで行われる「バイロイト音楽祭」における実権を、当時握っていたのが、ヴィニフレットでした。
この音楽祭は、ワーグナーが自分の音楽・楽劇を演奏するために、自分自身で作った(しかも劇場まで作ってます!!)もので、ワーグナーの死後、息子のジークフリートが跡を継いだのですが、夭折したため、その妻のヴィニフレットが全権を相続したという経緯があります。
ヴィニフレットはヒトラーの信奉者、ヒトラーはワーグナーの音楽が大好き、ということで、この両者は深く結びつき、バイロイト音楽祭は「親ナチの砦」とまで言われるようになってしまいます。
【その2・追加のお知らせ】
「神童2」の記事の最後に、私が聴いた渡辺茂夫さんのCDのジャケット写真を追加しました。
半ズボンをはいた小学生の茂夫少年の凛々しさと可愛さに、思わず頬が緩んでしまう写真です。
拡大すると、アマゾンに飛んでしまいますが(汗)、ブラウザの「戻る」で、是非ともまた、このページに戻ってきてください(笑)
それから、同記事に「ショパンのノクターンをヴァイオリンにアレンジして演奏」、という旨の記述がありますが、正しい曲名をきちんと挙げておきます^^;
ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」 作曲:ショパン
です。
昨日の記事に、誤りがありました・・・(⊃д⊂)
石様、ご指摘ありがとうございます_(._.)_
「ワーグナーもまたヒトラーを崇拝」と書いていましたが、
リヒャルト・ワーグナー 1813~1883
アドルフ・ヒトラー 1889~1945
そうです。ヒトラーが生まれたときには、すでにワーグナーは死んでますΣ(゜д゜|||)
・・・・・・失礼しました_| ̄|○
正しくは、当時「女帝」としてドイツ音楽界に君臨していた、ワーグナーの息子の妻「ヴィニフレット・ワーグナー」が、ヒトラーの信奉者でした。
現在も続く、毎年7~8月にかけてドイツで行われる「バイロイト音楽祭」における実権を、当時握っていたのが、ヴィニフレットでした。
この音楽祭は、ワーグナーが自分の音楽・楽劇を演奏するために、自分自身で作った(しかも劇場まで作ってます!!)もので、ワーグナーの死後、息子のジークフリートが跡を継いだのですが、夭折したため、その妻のヴィニフレットが全権を相続したという経緯があります。
ヴィニフレットはヒトラーの信奉者、ヒトラーはワーグナーの音楽が大好き、ということで、この両者は深く結びつき、バイロイト音楽祭は「親ナチの砦」とまで言われるようになってしまいます。
【その2・追加のお知らせ】
「神童2」の記事の最後に、私が聴いた渡辺茂夫さんのCDのジャケット写真を追加しました。
半ズボンをはいた小学生の茂夫少年の凛々しさと可愛さに、思わず頬が緩んでしまう写真です。
拡大すると、アマゾンに飛んでしまいますが(汗)、ブラウザの「戻る」で、是非ともまた、このページに戻ってきてください(笑)
それから、同記事に「ショパンのノクターンをヴァイオリンにアレンジして演奏」、という旨の記述がありますが、正しい曲名をきちんと挙げておきます^^;
ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」 作曲:ショパン
です。
ヘルベルト・フォン・カラヤン、この名前は、クラシックを聴かない方でもご存知だと思います。
1908年オーストリア生まれ。第4代ベルリンフィル終身音楽監督として同フィルの黄金時代を築き上げる。レコードに並々ならぬ情熱を傾けた事でも知られる。俗に「帝王」とも。
一方のフルトヴェングラーは、クラシックファンでなければ知らない名前かもしれません。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、1886年ベルリン生まれ。第3代ベルリンフィル音楽監督。終生作曲にも力を注いでいたが、作曲家としての評価は、指揮者としてのそれとは比べようもない(ほど低い)。「好悪に関係なく、一番偉大だと思う指揮者は誰か?」というアンケートをとった場合、恐らく一位に選ばれるだろうと言われる人物。
この二人は、世界三大オケの一つ、ベルリンフィルの音楽監督であったことのほか、実はもう一つの共通点があります。(ちなみに音楽監督とは、首席指揮者としての待遇に加え、楽団員の人事などにも権限を持つ、指揮者としての最高の地位をいいます。なお、もう一つの有名なオケ、ウィーンフィルは伝統的に音楽監督を置いていませんので、実質上、このベルリンフィル音楽監督が、指揮者としての文字通り最高の地位になります)
第二次大戦中のナチス支配下のドイツにとどまり音楽活動を続け、戦後「非ナチ化審理」を受けていた事です。
とまあ、私も以上の点までは知っていたのですが、それ以上の詳しい内容は知りませんでした。
クラシック関係の本を読んでいると、たまに「フルトヴェングラーの戦争責任」のような表現を見かけることがあるので、具体的にどういうことなのか気になってはいたのですが。
今回、『カラヤンとフルトヴェングラー』(中川右介著・幻冬社新書)を読んで、その辺りの知りたかったことがかなりスッキリしました!
まずこの本の概要を説明しますと、
カラヤンがベルリンフィル音楽監督に就任するまでの20年間の記録。ということになるでしょうか。
で、この20年というのがまさにナチスドイツとピッタリ重なってしまう20年なのです。
ナチス総裁であったヒトラーが、クラシック音楽の熱狂的な愛好者だった事は広く知られています。厳密には「ドイツ音楽」、なかでも「ニーベルングの指輪」などの楽劇で知られる、リヒャルト・ワーグナーが大のお気に入りでした。
ワーグナーワーグナーの息子の妻であったヴィニフレットもまた、ヒトラーを崇拝していたので、ナチスの活動には積極的でした。(当時のワーグナー一族の中で力を持っていたのが、ヴィニフレットでした)。こんな理由があって、イスラエルでは現在もワーグナーの作品は上演されません。
さて、フルトヴェングラーはナチ党員でこそなかったものの、実質的にはナチの広告塔としての役割を果たしていました。
すでに当時、フルトヴェングラーは押しも押されもせぬ名指揮者でしたので、ナチスにとって国家の威容を示す手段であった音楽のために、彼を欠かすことは出来なかったのです。
フルトヴェングラーは、大筋においてはナチスに反感を持っていましたし、個人としてもユダヤ系の音楽家の救済に精力を傾けていた面などがありました。
しかし、ドイツを代表するベルリンフィルの音楽監督であったため、ナチスとの関係は密接にならざるを得ませんでした。(が、これについても、ナチとの関係が嫌だったのなら亡命という手段があったのに、亡命しなかったじゃないか、という糾弾があり、以下の「非ナチ化審理」で余計不利に働いてしまいました。)
戦後、フルトヴェングラーは、ナチスに協力していた疑いのため、「非ナチ化審理」の尋問を受け、ナチに仕えていたことを初め、4つの罪で裁かれる事になりました。「無罪」の判決が出るまで、終戦後2年間、彼は一切の音楽活動を禁じられましたが、このことがフルトヴェングラーの栄光の汚点になっている事は間違いありません。
なお、「非ナチ化」とあるので分かりにくいのですが、この審理は「ナチではなかった」ということを判定するためのものです。
一方のカラヤンは、フルトヴェングラーがベルリンフィルの音楽監督という最高の地位に就いていた時代に、失業者としてベルリンにたどり着きます。
カラヤンはあっという間にスターダムにのし上がったような印象を受けますが、若い頃はかなりの苦労を強いられています。
カラヤンのキャリアアップの足跡を追っていくと、とんでもない分量になってしまいますので流石に省略(汗)
カラヤンは、「出世したかったから」という、単純明快で、ある意味、不純な動機でナチに入党しています。ナチス下のドイツで音楽をするためには、ナチス党員であることが大きくモノをいったためです。
この点で、カラヤンも「非ナチ化審理」で尋問され、戦後しばらく音楽活動が出来なくなってしまうのですが、ナチとしての具体的な活動はしていなかった事に加え、二番目の妻に四分の一ユダヤの血が入っていたことなども幸いし、無罪の判断が下りました。
このカラヤンとフルトヴェングラーの、ドロドロギタギタで権謀術数渦巻く関係が、この本の面白いところなのですが、興味のある方はご一読下さい。
そもそもこの二人は20歳も年が離れているので、普通ならもう少し穏やかな関係が築けそうな感じですが、そうならなかった発端は、フルトヴェングラーの人並み外れた猜疑心の強さに負うところが大きかったようです。
まあ、指揮者って、死ぬまで現役みたいなところがありますから、20年の差はあってないようなものだったのかもしれませんが・・・・・?
この『カラヤンとフルトヴェングラー』は、多くの資料を踏まえた上で、出来事を中心に述べられているので、大変読みやすかったです。(断定できない部分は、その都度きちんと断りが入っています。)
筆者の姿がヘンに現われて来ない所も良し。
(こういうドキュメンタリー系の読み物で、自分の見解をコレでもかッ!と入れまくるタイプ、私はキライです)
両者のどちらかに肩入れしている、ということもないので、カラヤンファンもフルトヴェングラーファンも楽しめます。(ちなみにチェリビダッケファンも、もちろん楽しめます。日本に何人いらっしゃるのか分かりませんが・・・^^;)
また歴史背景がしっかり説明されているので、クラシックを知らない人でも、「分からない」ということはないと思います。と言うか、はっきり言って、この本を読むのに音楽の知識は全く必要ありませんッ!!
でもやっぱり、クラシックに興味のない人が読んでも、面白くないだろうな・・・というのが正直なところです。
せいぜい
「大指揮者ってやっぱりワガママなのね~」とか、
「甘いわね~。音楽バカだから、世の中の事何にも分かってなかったんじゃない?」とか、
「指揮者って変人で子供っぽいと思ってたけど、その通りだったわぁ。あんなこと、普通はいい年したオトナはしないわね」
なんて感想を持たれるくらいかと・・・・・Σ(゜д゜|||)
(もちろん良識のある指揮者だってたくさんいますよ~!!)
あと素朴な疑問なんですが、『のだめカンタービレ』に出てくる巨匠シュトレーゼマン(別名:ミルヒー)って、やっぱりカラヤンが(外見上の)モデルなんですかね???
*原作のコミックに対する疑問であり、ドラマの竹中直人版ミルヒーとは全く関係ありません(笑)
1908年オーストリア生まれ。第4代ベルリンフィル終身音楽監督として同フィルの黄金時代を築き上げる。レコードに並々ならぬ情熱を傾けた事でも知られる。俗に「帝王」とも。
一方のフルトヴェングラーは、クラシックファンでなければ知らない名前かもしれません。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、1886年ベルリン生まれ。第3代ベルリンフィル音楽監督。終生作曲にも力を注いでいたが、作曲家としての評価は、指揮者としてのそれとは比べようもない(ほど低い)。「好悪に関係なく、一番偉大だと思う指揮者は誰か?」というアンケートをとった場合、恐らく一位に選ばれるだろうと言われる人物。
この二人は、世界三大オケの一つ、ベルリンフィルの音楽監督であったことのほか、実はもう一つの共通点があります。(ちなみに音楽監督とは、首席指揮者としての待遇に加え、楽団員の人事などにも権限を持つ、指揮者としての最高の地位をいいます。なお、もう一つの有名なオケ、ウィーンフィルは伝統的に音楽監督を置いていませんので、実質上、このベルリンフィル音楽監督が、指揮者としての文字通り最高の地位になります)
第二次大戦中のナチス支配下のドイツにとどまり音楽活動を続け、戦後「非ナチ化審理」を受けていた事です。
とまあ、私も以上の点までは知っていたのですが、それ以上の詳しい内容は知りませんでした。
クラシック関係の本を読んでいると、たまに「フルトヴェングラーの戦争責任」のような表現を見かけることがあるので、具体的にどういうことなのか気になってはいたのですが。
今回、『カラヤンとフルトヴェングラー』(中川右介著・幻冬社新書)を読んで、その辺りの知りたかったことがかなりスッキリしました!
まずこの本の概要を説明しますと、
カラヤンがベルリンフィル音楽監督に就任するまでの20年間の記録。ということになるでしょうか。
で、この20年というのがまさにナチスドイツとピッタリ重なってしまう20年なのです。
ナチス総裁であったヒトラーが、クラシック音楽の熱狂的な愛好者だった事は広く知られています。厳密には「ドイツ音楽」、なかでも「ニーベルングの指輪」などの楽劇で知られる、リヒャルト・ワーグナーが大のお気に入りでした。
さて、フルトヴェングラーはナチ党員でこそなかったものの、実質的にはナチの広告塔としての役割を果たしていました。
すでに当時、フルトヴェングラーは押しも押されもせぬ名指揮者でしたので、ナチスにとって国家の威容を示す手段であった音楽のために、彼を欠かすことは出来なかったのです。
フルトヴェングラーは、大筋においてはナチスに反感を持っていましたし、個人としてもユダヤ系の音楽家の救済に精力を傾けていた面などがありました。
しかし、ドイツを代表するベルリンフィルの音楽監督であったため、ナチスとの関係は密接にならざるを得ませんでした。(が、これについても、ナチとの関係が嫌だったのなら亡命という手段があったのに、亡命しなかったじゃないか、という糾弾があり、以下の「非ナチ化審理」で余計不利に働いてしまいました。)
戦後、フルトヴェングラーは、ナチスに協力していた疑いのため、「非ナチ化審理」の尋問を受け、ナチに仕えていたことを初め、4つの罪で裁かれる事になりました。「無罪」の判決が出るまで、終戦後2年間、彼は一切の音楽活動を禁じられましたが、このことがフルトヴェングラーの栄光の汚点になっている事は間違いありません。
なお、「非ナチ化」とあるので分かりにくいのですが、この審理は「ナチではなかった」ということを判定するためのものです。
一方のカラヤンは、フルトヴェングラーがベルリンフィルの音楽監督という最高の地位に就いていた時代に、失業者としてベルリンにたどり着きます。
カラヤンはあっという間にスターダムにのし上がったような印象を受けますが、若い頃はかなりの苦労を強いられています。
カラヤンのキャリアアップの足跡を追っていくと、とんでもない分量になってしまいますので流石に省略(汗)
カラヤンは、「出世したかったから」という、単純明快で、ある意味、不純な動機でナチに入党しています。ナチス下のドイツで音楽をするためには、ナチス党員であることが大きくモノをいったためです。
この点で、カラヤンも「非ナチ化審理」で尋問され、戦後しばらく音楽活動が出来なくなってしまうのですが、ナチとしての具体的な活動はしていなかった事に加え、二番目の妻に四分の一ユダヤの血が入っていたことなども幸いし、無罪の判断が下りました。
このカラヤンとフルトヴェングラーの、ドロドロギタギタで権謀術数渦巻く関係が、この本の面白いところなのですが、興味のある方はご一読下さい。
そもそもこの二人は20歳も年が離れているので、普通ならもう少し穏やかな関係が築けそうな感じですが、そうならなかった発端は、フルトヴェングラーの人並み外れた猜疑心の強さに負うところが大きかったようです。
まあ、指揮者って、死ぬまで現役みたいなところがありますから、20年の差はあってないようなものだったのかもしれませんが・・・・・?
この『カラヤンとフルトヴェングラー』は、多くの資料を踏まえた上で、出来事を中心に述べられているので、大変読みやすかったです。(断定できない部分は、その都度きちんと断りが入っています。)
筆者の姿がヘンに現われて来ない所も良し。
(こういうドキュメンタリー系の読み物で、自分の見解をコレでもかッ!と入れまくるタイプ、私はキライです)
両者のどちらかに肩入れしている、ということもないので、カラヤンファンもフルトヴェングラーファンも楽しめます。(ちなみにチェリビダッケファンも、もちろん楽しめます。日本に何人いらっしゃるのか分かりませんが・・・^^;)
また歴史背景がしっかり説明されているので、クラシックを知らない人でも、「分からない」ということはないと思います。と言うか、はっきり言って、この本を読むのに音楽の知識は全く必要ありませんッ!!
でもやっぱり、クラシックに興味のない人が読んでも、面白くないだろうな・・・というのが正直なところです。
せいぜい
「大指揮者ってやっぱりワガママなのね~」とか、
「甘いわね~。音楽バカだから、世の中の事何にも分かってなかったんじゃない?」とか、
「指揮者って変人で子供っぽいと思ってたけど、その通りだったわぁ。あんなこと、普通はいい年したオトナはしないわね」
なんて感想を持たれるくらいかと・・・・・Σ(゜д゜|||)
(もちろん良識のある指揮者だってたくさんいますよ~!!)
あと素朴な疑問なんですが、『のだめカンタービレ』に出てくる巨匠シュトレーゼマン(別名:ミルヒー)って、やっぱりカラヤンが(外見上の)モデルなんですかね???
*原作のコミックに対する疑問であり、ドラマの竹中直人版ミルヒーとは全く関係ありません(笑)