今日は起きたら外が暗かったです。
またしても一日無駄にしてしまいました(⊃д⊂)
ダンナが友達の結婚式の二次会に行ってるので、のんびりしよ~、なんて思っていたら、のんびりしすぎました・・・(TдT)
まあ、それというのも、「明日は休みだしコレ読もう」と選んだ本に原因があるのですが。(いや、布団に入る時間自体も朝方だったけど・・・)
タイトルは『ツ、イ、ラ、ク』。
角川文庫から出版されている姫野カオルコさんの小説です。
昔から姫野カオルコさんは好きで、14~5年は読み続けてます。
多分文庫本に落ちてる著作はすべて読んでいると思います。
で、どれも姫野ワールド全開で「ヒメノ式」なんて言葉も生まれてるくらいなのですが、名前を見て、「どうせ少女趣味のベタベタ恋愛小説なんじゃないの?」「世界の中心で・・・的なトレンディー路線でしょ?」なんて思ったあなた、大間違いです。というか、そう思った方にこそ、姫野作品をお勧めします(笑)
確かにこの小説のコピーって
「忘れられなかった。どんなに忘れようとしても、ずっと」とか、
「すべての人の記憶に眠る、官能の目覚め。狂おしいまでの恋の痛み、恋の歓び」とか、
「今年度最高の恋愛文学」とか
「一生に一度の、真実の恋」とか、さらには
「苦しかった。切なかった。ほんとうに、ほんとうに、愛していた」とか、
すごい文句のオンパレードなんですが(笑)
これは姫野小説のパロディーとしか思えません。
確かに、中身的には外れてるコピーじゃないんですけど。
私自身が、トレンディードラマとか、泣ける恋愛小説とか、そういうのキライなんです(笑)
だから、たまに普通の人間ぶろうとして(普通のオシャレでカッコイイ女に憧れはあるんです・・・あぅ)ファッション誌とか、オシャレ系の雑誌とか読んでみるんですけど、やっぱり合わない・・・_| ̄|○
そういうところのブックレビューとかCD紹介で取り上げられてるものももちろん、合わない・・・
服も化粧品も大好きなんで、外見に気を遣ってないわけでは無いんですけど・・・
姫野さんの描く世界は、かなり変わっています。
というか、普通の世界なんだけど、私たちが目を背けたり、忘れてしまっている、あるいは忘れてしまいたい部分に敢えて焦点を当ててる、そんな世界。
この『ツ、イ、ラ、ク』は、都会からは忘れ去られたような、静かな西日本の一地方都市(架空の市です)が舞台です。
物語はとある小学校から始まります。
大人になってしまうと、自分たちが子供だった頃の事を忘れ去ってしまったかのように、「あの頃はよかった」とただ懐かしんでみたり、子供は天使だなんて神聖視してみたりしがちです。
でも、子供には子供の社会があり、序列があり、幼い子もいれば大人の世界を知っている子もいる。男子生徒に媚を売る子もいるし、どうすれば大人に好かれるかを分かっている計算高い子もいる。
そんな複雑な子供の世界を、作者は綿密に描いていきます。
幼かったのは、その心情を表現する言葉を知らなかったからであって、感じていることは大人と変わらない。
読んでいると、自分の子供時代の事が思い出されて赤面します。
でもその後で、その頃の自分を客観視できるようになって、そして初めて物語を笑うことが出来る。
この、「引き込まれる→客観視して笑う」というループが、姫野作品の一つの魅力でもあります。
子供を描いているからといって、描かれているのは記号化された子供ではない、けれどそれは間違いなくリアリティーを持った子供であるというところに、姫野カオルコさんのすごさ、巧さがあります。
物語は中学校入学を向かえ、大きな展開を見せます。
小学校時代では群像劇が描かれていたのですが、中学校時代になると、その中から一人のヒロインが浮かび上がってきます。(まあ、最初からこの子が主人公だろうな、というのは分かるんですが・・・)
まあ、ここでどのような恋愛が展開されていくのかは、ネタばれになってしまうので控えます(笑)
勘のいい人なら、恋愛相手は○○だろうな、と分かってしまったかもしれませんがΣ(゜д゜|||)
最後は、登場人物たちの二十年後が語られます。
最後はこれしかないだろうっていうような、ヒメノ式にまんまとやられる見事なオチです。
見事にはめられて涙を流してる自分に笑えます。(←物語中もそうなんですが、切なくて泣けるシーンとかしっかりあるんですよ)
普通の恋愛小説が好きじゃないって方、ぜひ姫野作品をお勧めします。
でも、トレンディードラマのような、オシャレで格好いい話が好きな方は、やめておいたほうがいいかもしれないです・・・。
で、この本は途中でやめられなかったもんで、三時間読み続けて無事読了し、その後暗くなるまで爆睡していたという次第です・・・_| ̄|○
【今日の一発新解さん:例文編】←適当に開いた見開き一ページの中からお送りします(笑)
半ドア:自動車のドアが完全にしまらない状態。「-で走る。」
いっそこんな例文、なくていいんじゃ!?と思わずにはいられません。
夢判断と言えば、日本でも古来から行われていて(夢解きとか夢合わせ、夢占なんていいます)、夢の意味や吉凶を判断する専門家がちゃんと存在していました。
『源氏物語』でも、夢は光源氏の将来を予言するものとして重要な位置を占めています。
現代でも「歯の抜ける夢=死ぬ」(スミマセンッ!こんなえげつないのしか覚えてないんです(⊃д⊂))なんていうように、いわゆる「夢占い」として、夢の内容ごとに対応する事柄がまことしやかに語られていたりします。
また学術的には、心理学の分野でユングが夢の重要性に着目し、夢は無意識が発信するメッセージであるという観点から、夢分析(←占いとは全く別物です)が行われています。
この辺りは、日本のユング心理学の第一人者である河合隼雄さんの著作に詳しいです。
(河合隼雄さんについては、またいつか改めて取り上げたいと思ってます)
で、いい夢を見た時ってやっぱり寝覚めもいいものですよね。
夢はすぐに忘れてしまいますが、起き抜けすぐに一度思い出しておくと、結構きちんと記憶できたりします。
ちなみに私は、毎朝ぎりぎりまで惰眠をむさぼり、毎度飛び起きているので、最近思い起こす時間がありません( ̄ー ̄)
が、悪夢は同じようなのを何度も見たりするので、結構覚えてたりします。
大概、そういうときの寝覚めも悪いですしね・・・・。
みぞおちの辺りが重いと言うか・・・・。
そこで私の悪夢ベスト3(いや、ワーストか!?)
ベストテン方式で、下位から発表ですーッ!
3位 あごが外れてはめられない夢
これ、肉体的にきっついんですよねー(TдT) 本当にアゴ痛いですから!!
顎関節症のひどいときによく見ました。多分、寝ている間に本当にアゴがズレてたんだと思います・・・_| ̄|○
2位 宙を飛ぶ夢
「空飛ぶ夢なんて気持ちいいじゃん、なんで悪夢?」とお思いでしょう。
飛ぶのは空ではありません。「宙」です!!
だいたいコレを見るときは、誰かに追いかけられてるシチュエーションなんですよね。
で、必死に逃げる私。
ところが!逃げる私は、地上1m((((゜Д゜;))))をスーパーマンのような姿勢で、必死こいてもがいているのです!!
しかもスピードも遅い。
「いやーーーーーッ!!地に足つけて走った方が絶対速いのに!何で下に立てないのよぉぉおお(TдT)」
無様なクロールまがいの事をしながら、何者かから死に物狂いで逃げてるんです・・・_| ̄|○
で、足を掴まれたところで目が覚めるヽ(;´Д`)ノ
この夢を見て起きたときは、本当に脂汗かいてます;
しかも、10回くらい見てると思うんですが、未だに私を追うものの正体は謎です(笑)
1位 お葬式の夢
これは一回しか見たことのない夢なんです。
でも、これ以上の悪夢は見ることないでしょうし、本当に見たくありません((((゜Д゜;))))
これだけは、しっかり(といっても、所詮夢なんで支離滅裂ですが)ストーリー仕立てになってます。
場面1 どこかの会議室。閑散とした中に、私と大学時代の友人A(といっても、実際にはさして仲がよかったわけではなく、どっちかというと知り合いに近い人)の二人が向かい合って座っている。
友人A:「実は、すごい恐ろしい秘密があるの」
私:「なに・・?」
友人:「私、重婚してるんだ・・・・」
いきなり重婚です(笑)
この夢の世界では、重婚は超重罪で(今でもまあ、重罪ですが)、ニュアンスとしては凶悪犯罪に分類されるようなものなんですね。
場面2 場所は不明。記者になっている友人B(←これが実際に私の回りにいた人だったかは記憶にありません)と私が話し合っている。
私:「Aちゃんが重婚してるって・・・・!!どうしよう?なんとかできないかな?!」
友人B:「そんなこといっても・・・。隠し切れないだろう、そんな重大事」
私:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
私としては、友人に真剣に相談してるつもりだったのですが、相手は記者です(笑)特種をリークしてるようなものですね・・・・・(;゜д゜)
そして、事態は当然のように世間の知るところとなり、友人Aは取材攻勢に遭い、自宅上空には取材ヘリまで飛ぶ始末・・・。
追い詰められた友人Aはなんと、自殺してしまうのです!!!!!!
場面3 友人Aのお葬式
私は、自分のせいでAが自殺したという罪の意識にさいなまれています。
正面にはAの遺影。
参列者が焼香を行っています。
が、なんと遺影はモニターになっていて、死んでるはずのAが、自分のお葬式の焼香者一人一人に、「生前はお世話になりました」なんて、いちいち挨拶しているのです・・・(笑)
とうとう私の順番になりました。
私:「どうしよう・・・。こんなことになるなんて・・・」
胸が締め付けられるような思いで、遺影の前に立ちます。
すると、
それまでにこやかに挨拶していたAが、私の顔を見るなり目を吊り上げ、トチ狂ったように叫びだしたのですッ!!!!
「ギャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」
その瞬間目が覚めました。
しばらく体が重くて、丁度心臓の辺りがベッドに縫い付けられているような感じでした・・・・_| ̄|○
本ッ当に怖かったです(TдT)
私、ミステリは大好きですが、オカルト大ッ嫌いなんですぅ・・・・・・・
この夢見たとき、本当に夢分析してほしかったです・・・。
今日は、ちょこっと真面目に音楽について。
タイトルの秋川雅史さん、この方の名前は多くの方がお聞きになったことがおありだと思います。
今爆発的にヒット中の「千の風になって」を歌っていらっしゃる、日本が誇るテノール歌手です。
・・・なんて偉そうに書いてますが、私がこの方を知ったのは、今年の年明けの朝日新聞「ひと」欄でのことでした(遅)
NHKスペシャルでじわじわと話題になり、昨年の紅白歌合戦で、一気にブレイクしたそうですが、お恥ずかしい事に、私、クラシックファンを名乗っているくせに全く知りませんでした・・・(;゜д゜)
年明けに、「大晦日は秋川が観られて満足だ」なんてメールをもらったときも、
(秋山の間違い!?)
なんて、しっかりK-1ファイターと間違っていたくらいです・・・_| ̄|○
で、先日この秋川雅史さんのCD「威風堂々」をありがたくも頂戴いたしまして、早速聴いてみました。
タイトルの「威風堂々」は、イギリスの国民的作曲家であるエルガーの「威風堂々 第一番」のことですね。タイトル曲は、この曲の一部に歌詞を乗せて、声楽曲としてアレンジしてあるものです。
で、このアルバム本当にいい曲ばかりなのですが、もちろん「千の風になって」も収録されています。
いやー、千の風になって、ちょっと目頭が熱くなりました。
もともとこの詩(←最初は曲につけるという意図ではなかったようなので、こっちの字にしてます)はアメリカ人の女性作らしいとの話もありますが、一応公には作詞者不詳ということになっていますね。
「新井満さん作曲/日本語詞・秋川雅史さん歌」のバージョンが有名になる前から、この詩自体は、欧米諸国では広く知られていたようです。
歌詞の引用は、著作権所有者の新井満さんの意向に反してしまいますので控えます(*)が、秋川さんの深みのある声が、何の飾りもない、シンプルに響いてくるメロディーと相俟って、素直にいい曲だなぁとしんみり聴き入ってしまいました。
でも、この歌詞を自分自身の境遇と照らし合わせて聴かなければならないとしたら、本当に辛い事だと思います・・・。
*歌詞の引用は、非営利目的の場合には、写真詩集「千の風になって」「千の風になって ちひろの空」(講談社)を読んだ上でお願いします、とのことでした。
私は、クラシックの中でも、好んで聴くのはほとんどが器楽曲で、人間の声(というかオペラ)はほとんど聴きません。
なぜなら、オペラ独特のあの高音域に頭がやられてしまい、電車で聴いていると倒れそうになるからです・・・((((゜Д゜;))))
合唱は結構好きなんですけどね。
が、テノールの声域は包み込まれるようで、(まあこのアルバムに入っている曲がオペラのアリアではなかったということも理由にはあるかと思いますが)、とても心地よく聴く事が出来ました。
これを機会に、ちょこっとずつ声楽も聴いてみようかなと思います。
多分、女性のソプラノは当分無理だと思いますが・・・・・(⊃д⊂)
秋川雅史さんの「威風堂々」は、厳密にはクラシカル・クロスオーバーといわれるジャンルで、平たく言えば、クラシック畑の演奏家が、クラシック以外の楽曲を演奏したり、クラシック以外の共演者(ジャズが多いかな)と作っている音楽です。(適当な説明ですみません)
代表的なところでは、サントリーのウィスキーのCMで有名になったヨー・ヨー・マ「リベルタンゴ」(作曲・ピアソラ)や、イギリスのセクシー美女4人組のBOND(ボンド)、日本ではヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん辺りでしょうか。(BOND以外のお二人は、普通のクラシックのCDも出してます)
今巷ではクラシックブームですし、気になる方はクラシカル・クロスオーバーから聴いてみるのもいいのではないでしょうか。
といっても、私もあんまりそっち方面のCDは聴いていないので、普通のクラシックの中から、聴きやすくてお勧めの曲などを、独断と偏見で紹介します。(聴いた結果、聴き易くなくてもご勘弁・・・)
・オルフ「カルミナブラーナ」【オケ+合唱】
この曲の冒頭部分、K-1ファイター(すみません、この単語が二回も出てくるとは(笑))のジェロム・レ・バンナ選手(・・・だったと思います;)の入場曲にも使われてます。
壮大でドラマチックなメロディーで、K-1を見ない方でも耳にされた事はあるんじゃないかと思います。
・ベルリオーズ「幻想交響曲」【オケ】
第二楽章(舞踏会のシーン)などは、聞き覚えのある方も多いかもしれません。
「ある芸術家が、思いの届かない相手を殺害し、そのために死後に裁きを受ける」という、すごいコンセプトを音楽化した曲です。
追記:上記の説明は、主に第4楽章の説明です。より正確には「失恋した芸術家は悲観してアヘンを飲むが、致死量に足りず奇怪な夢を見る。その夢の中で恋人を殺し、死刑を宣告され断頭台へ引かれていく」というものです。この曲は五つの楽章からなり、初版では全編を夢の中のこととしていますが、改訂版では楽章ごとにコンセプトが記載されているので、全楽章を通しての説明をつけるのは諦めました・・・(⊃д⊂)
ちなみに首が落ちるシーンは「ドンッ!コロン・・・・」って感じで・・・((((゜Д゜;))))
・ガーシュウイン「ラプソディ・イン・ブルー」【オケ+ピアノ】
ドラマ「のだめカンタービレ」の劇中やエンディングでも流れていたので、ご存知の方も多いのでは?
よく「ジャズとクラシックの融合」と形容されています。中間部のゆったりとしたメロディーはロマンチックで、ガラリと雰囲気が変わり、「一曲で二度美味しい」お得感も味わえます(!?)
今日はお笑い要素が少なかったので、その辺りを当てにして来られた方、申し訳ございません_(._.)_
変わりにこれをば・・・
【今日の一発新解さん:例文編】
すする:「生血を-・白魚の踊り食いを-・鼻水を-〔=垂れた鼻汁を、息と一緒に吸う〕・鼻を-〔=鼻水を啜る〕」
生血も「・・・」って感じですが、鼻水と鼻を厳密に区別しているところに、新解さんのこだわりが感じられます。
その後、夏石鈴子さん(編集者の方で、赤瀬川さんにこの『新解さん』ネタを提供した方です)による『新解さんの読み方』(角川文庫)という本も出版されました。
「新解さん」というのは、三省堂から出版されている『新明解国語辞典』の愛称です。(命名:夏石女史)
なぜブームになったのか。
国語辞典という、表記に客観性が求められる種類の書籍にも拘らず、思いっきり主観に走った説明が、これでもかッというくらいに成されているからです。
あるいは、痒いところだけではなく、痒くないところにも手が届く説明がされている。
または、「国語辞典で初のかぞえ方欄を新設」と得意げに謳っている。
それとも、なぜこれを?と誰もが首をひねるような例文が掲載されている。
・・・・・いずれも、新解さんに特徴的な要素です。
私は、自慢じゃありませんが、この「新解さん本」が出版される前から、「何かこの辞書、普通なのかなぁ??」という疑惑は、薄々抱いていました。
(ちなみに私が所有しているのは93年1月発行の『新明解国語辞典 第四版』の第10刷です。)
たまたま行った本屋さんで「小型版」というサイズで売られていたのが、新解さんだけだったというのが購入のきっかけでした(笑)
ある日、「一昨日」を「おとつい」と言ったところ、周りの人に「おとといだろー?」と突っ込まれ、「おとついって言うって!!」と反論するために、この新解さんを開いたのが、疑惑への第一歩でした。
おとつい:「おととい」の老人語。
「老人語!?」
そんな言葉はあるのかと、続けて「老人語」を引きます。
老人語:すでに青少年の常用語彙の中には無いが、中年・高年の人ならば日常普通のものとして用いており、まだ死語・古語の扱いは出来ない語。
・・・私の言葉は老人語だったのか。まだ若いのに(涙)
とショックを受けましたが、なんとなく腑に落ちず、しつこく今度は広辞苑を引きました。
すると、老人語なんて項目、
広辞苑には存在しないのです!!!
そうです。「老人語」という項目自体に、新解さんの主義主張が表れていたわけです(;゜д゜)
「まだ現役じゃあ~」と、ヨボヨボしながらも存在をアピールしている言葉たちに、新解さんが差し伸べた愛の手だったのです!!!(多分・・・)
まあ、広辞苑では「おとつい」を引くと「⇒おととい(『おととい』を引けってことですね)」と書いてあるだけなので、わざわざ老人扱いをしている新解さんの方が、余計なお世話って感じもしますが・・・
で、新解さんですが・・・
テレビなんかでも「逃げる」の例文が
「刑務所から-」
になってるなんて、最近も取り上げられてましたのでちょこっと話題になってましたね。
私に再びマイブームが起こったのは、先日仕事中に(仕事柄辞書はかなり引くのですが)「端的」を調べたことがきっかけでした。
「端的」自体は普通の説明なのですが、視界の隅にちょこっと入ってきた「短刀」の項に釘付けになりました。
短刀:人を刺すのに使う、短い刀。
短刀って、人を刺す事に用途限定だったんですかーーーーーーーーーーーーーーッ!?
(いえ、広辞苑にはそんなこと書いてません)
ということで、久々に熟読した新解さん(笑)
「あ」の項だけですが、突っ込みどころ満載です。列挙してみますんで、小ネタにでもお使い下さい(笑)
【説明が逝っちゃってます編】
愛飲:日ごろから好んで(牛乳などを)飲むこと。
(健康のため、新解さんは牛乳を推奨しています)
アイシャドー:まぶたに塗る、青・灰色などの化粧品。
(すみませんが、灰色のアイシャドーってそんなに市民権得てないと思います・・・。広辞苑の色は「青と茶」でした)
あおみどろ:緑藻類の水草。トロロコンブを溶かしたような状態で緑色。水田・池・沼など淡水に生じる。
(およそ衛生的とはいえない項目に、あえて食べ物をもって説明するこの斬新なセンスがたまりません)
秋田:「秋田犬」の略。
(・・・・・・・・・・・秋田の項、これしか説明ありませんけど、本当ですか?????)
ちなみに、土佐犬も柴犬も略は「土佐」「柴」とは書いてありませんでした。
悪妻:第三者から「わるい つま」と目される女性。〔被害者たる当の夫は案外気にしないことが多い〕
(悪妻持ちの男性にインタビューでもしたんでしょうか・・・?結構言い切っちゃってますけど)
悪筆:いくら丁寧に書いても、へたとしか言いようの無い字。
(確かにそうでしょうけど、辞書にこんなこと書かれては身もフタもありません)
跡目:〔ばくち打ち・政党の総裁・芸道の家元などの〕次代の後継者。
(なぜ、最初に『ばくち打ち』!?)
暗君:ばかな・国王(殿様)。
(「ばか」・・・・説明に用いるのには勇気のいる表現だと思います)
安全かみそり:横に使わない限り皮膚を傷つけないように工夫した西洋かみそり。
(使い方まで指南してくださいます)
【自信満々かぞえ方編】
愛染明王 一体
(説明は愛染明王それ自体の説明なのに、数え方は突然
「像」になってます)
青筋 一本
あおのり 小売の単位は一瓶・一袋
(何でも数えられる形にしないと気が済まないみたいです)
赤い羽根 一本 (私は数えたことありません)
赤味噌 小売の単位は一袋・一パック・一樽
(新解さんは『小売の単位』が大好きです)
空き家 一軒
アクセサリー 商品は一点・一本 (まあ・・・確かに・・・・・)
悪魔 一匹 (サタンやルシファーも一匹なのでしょうか・・・)
雨 一滴・一粒 (「二滴」以上って使ったことないんですけど)
アンモニア 小売の単位は一袋
【衝撃の例文編】
愛称 例、山本・さん(君)→山さん・山ちゃん・山・ヤーサン
あう ②(偶然に)好ましくない事態を経験する。
「夕立・(交通事故・こわい目・火災・伏兵・袋だた
き・反対・抵抗)に-」
辺り 「山本君-〔=なんか〕が適当だ」
あっ 「-と驚く(為五郎)」
アンチ 「-巨人」
コレでも数を絞って載せてます^^;
赤瀬川さん、夏石さん御両名が著作の中でも言及されているように、辞書なのに人格を持っている、それが新解さんです。
私も、新解さんワールドを引き続き探索したいと思います。
皆さんも面白い発見があったら教えてください(笑)
(私がヒホヒホいってるヒーホー君も、この中に出てきます)
シナリオ進みません。
なぜなら、ミニゲームの麻雀をついついしてしまうからなのです・・・(;゜д゜)
私のするゲームはRPG以外には、ほぼ麻雀のみ(⊃д⊂)
RPGの中に麻雀が入っているなんて、まさに私のために作られたようなモノッ!
が、この麻雀イカサマ麻雀です(笑)
今日は一時間のうちに2回も国士無双やられました・・・
でも今までで一番ぶちきれたのは、国士無双・天和(*)です。ありえねぇ・・・・・・・・・・・
ちなみに今日ぶちきれたのは、国士無双ではなく(←国士無双はもう慣れました(笑))、
私のダブルリーチ(*)を九種九牌で流された(*)事です・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○
どうしてこんなときだけ国士狙わないのよ----ッ!!ヽ(`Д´)ノ
さて今日のタイトルは、ヒーホー君(ジャックフロスト)が勝ったときのキメ台詞です。
ヒーホー君は国士で上がる事はないのですが、イカサマですからリーチ一発ツモの嵐です・・・当然ドラものります;
いつも可愛がってあげてるのに、麻雀では飼い犬に手を噛まれたような気分になります(TдT)
*天和(テンホウ)とは、親が配牌(最初に配られた14枚ですねー)の時点で上がってる事を言います。これだけでも役満です。もちろん国士無双も役満なので、ダブル役満ですね・・・
*ダブルリーチは一巡目でリーチをかけること。これ自体は大して高い役ではありませんが、イカサマ配牌で他にもちゃんと役が付いてたのにッ(涙)
*九種九牌は最初に牌を取った時点で、東南西北白發中の字牌や、一・九牌が九種類以上あることをいいます。プレイヤーはゲームを続けるか、そこで流すかを決められます。この字牌や一・九牌を全種類(十三枚)+どれか一種類のみもう一枚揃えたものが、国士無双です。
私の密かな夢は雀荘に行くことです。
うちのヒーホー君。その2
すみませんッ!実はフィギュア持ってますぅぅぅぅぅぅぅ((((゜Д゜;))))